デルタ、関空~シアトル線再開!
アメリカの大手航空会社のデルタ航空が、2019年より関空~シアトル線に就航するコトを明らかにしました。
デルタ航空によるシアトル線は、1日1往復で運航している成田線に続く2路線目。
関空発着のデルタ路線も、今はホノルル線しかないので、それに続く2路線目と言うコトになり、同時に関空発着のデルタ運航便で唯一のアメリカ本土路線と言うコトになります。
因みに、“就航”とは書きましたが、正確にはこの路線、過去に運航されていたコトがあるので、再開の方が正しいのかも知れませんけれど。
スケジュールや運航開始時期は未発表(下段に追記しています)ですが、フルフラットベッド型のビジネスクラスである「デルタ・ワン」が25席、足元の広い「デルタ・コンフォート」が29席、エコノミークラスに相当する「メインキャビン」が171席の合計225席を備えたボーイングB767-300ER型機を使用するコトは発表になっています。
この機材だと、全席に電源があるスタイルになりますね。
最近、デルタ航空はシアトルのハブ成長に力を入れており、2018年夏スケジュールのピークでは、54都市174便を運航している中で、関空線が追加される形になります。
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久しぶりに日本路線デルタの明るいニュース
2018年に入ってからのデルタ航空の日本関連は…
1月8日:成田~グアム線運休
5月6日:成田~サイパン線運休
5月6日:成田~パラオ線運休
7月:成田~上海(浦東)線撤退予定
と、運休が相次いでいたので、久しぶりに明るいニュース。
そして、気が付けば、ホノルル線のみになってしまっていたんですね、関空のデルタは。
過去には、今回再開されるシアトルの他にもニューヨーク・グアム・成田線(成田~関空の国内線利用不可)があった訳ですし、前身のノースウエスト時代には、ロサンゼルス・ミネアポリス・デトロイトのアメリカ路線に加えて、台北(桃園)・高雄・マニラ・クアラルンプールのアジア路線と、かなりの路線があったのに…
まぁ、そもそもかなりの本数のアジア路線を、他国の航空会社が運航していたと言うコト自体が、異常だったとは言えますけれど。
関空発着の北米本土路線は4路線目
因みに、関空発着の北米本土路線を見てみると…
・ロサンゼルス:JAL
・サンフランシスコ:ユナイテッド航空
・バンクーバー:エアカナダ(ルージュ)[季節運航]
の3都市のみ。
これにシアトルが加わって4都市になりますが、相変わらず、東海岸への路線は皆無と言う状態が続くコトになりますが、長距離路線が弱い関空にとっては、やっぱり嬉しいニュースなのは間違いでしょう。
季節運航のエアカナダ(ルージュ)を除くと、ワンワールド・スターアライアンス・スカイチームが、揃って1日1往復、関空~北米本土路線に就航すると言うコトにもなります。
シアトル~香港は運休で、大韓航空との提携強化
なお、デルタ航空関連では、シアトル~香港線(直行便)の運航を2018年10月4日の運航を以って運休するコトも明らかになっています。
現在、1日1往復の直行便運航ですが、今後は、大韓航空のソウル・仁川~香港線のコードシェア便で運航するコトに。
そしてこの運休で、デルタ航空が運航している香港発着便がなくなると言うコトにもなります。
これからも大韓航空とのJV(ジョイントベンチャー)を活用する流れは、デルタ航空としては止まらない形でしょうかね。
今回の関空~シアトル線もこの一環に組み込まれているみたいで、仁川~関空の大韓航空便もスケジュール調整などを行い、シアトル~関空~仁川と言う組み合わせが出来る様にするみたいです。
[追記]2019年4月、関空~シアトル線就航!
2019年4月2日に、デルタ航空運航の関空~シアトル線が、再開されました。
これでデルタ航空の関空路線は、ホノルル線に続く2路線目。
シアトル~日本を結ぶデルタ航空線も、東京(成田)線に続く2路線目と言うコトになります。
運航スケジュールは、以下の通り。
DL182 関空 16:00→シアトル 09:55
DL183 シアトル 11:55→関空 15:25(翌日着)
往復共に、無難な時間帯で、利用はしやすいかと。
特に往路はシアトル着が午前中なので、そのまま市内に出て観光にも出られますし、アメリカ国内線に乗り継ぎもしやすい時間帯なので、北米大陸路線が少ない関空発着便としては、利用価値が高そうな感じですね。
長距離路線がまだまだ多くはない関空ですから、これからこの路線がしっかりと根付いていくと、より便利になりますね。
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