ニューカレドニアの独立投票は、否決で仏領残留!

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ニューカレドニアは独立否決!仏領残留!

南太平洋のフランス特別自治体であるニューカレドニアで行われていた、独立の是非を問う住民投票が、4日の即日開票の結果、独立反対が56.4%を占め、否決されたコトが明らかになった。

賛成は43.6%で投票率は約80.6%だったとのコト。

当初は、独立反対が70%にまで達すると言う事前の世論調査もあったが、それから比べると、独立賛成派が盛り返した形になる。

因みに、ニューカレドニアの位置はこんな所。

オーストラリアの東側。
ニュージーランドの北側と言うコトで、もちろん、南半球に位置しています。

広範囲な自治権を有するニューカレドニア

そもそもニューカレドニア。

ヨーロッパ人として最初に発見したのは、イギリス人のクックで、1774年のコトとされている。

このニューカレドニアの名前自体も、イギリス北部のスコットランド地方の風景に似ているとクックが感じたコトから名づけられた名前(スコットランドのローマ時代の旧名がカレドニア)。

次に訪れたのがフランス人で、その後、カトリック宣教師たちがニューカレドニアに入り、1853年にフランス領と宣言。

1946年に、植民地的な地位から、フランスの海外領土として認められ、フランス共和国の一部でありながら、同時に防衛を除く治安維持・医療・経済などでは幅広い自治権を保有しており、最終的には、外交・国防・司法・通貨発行など以外は、ニューカレドニアに権限移譲されるコトが1998年に定められている。

民族構成としては、先住民系のカナックが40%を占め、次いで30%弱でヨーロッパ人と言う割合になっているが、日系ニューカレドニア人も約8,000人がいたりする。

独立を問う住民投票は、3度実施

さて今回の独立を問う住民投票。

貧富の格差に不満を持つ先住民のカナックでは独立志向が強いとされているが、経済界としては無用な混乱を避けたいが故に、現状維持を望んでいるとされる。

過去には大規模な独立運動へと発展するコトもあったが、1988年に独立支持政党・残留支持派と3度の住民投票の実施で合意。

今回は、その1回目と言うコトだった。

3度の住民投票の実施が合意されているコトから、今後も2020年と2022年にそれぞれ住民投票が行われると言うから、何とも平和的な話である。

まぁ、フランス本土からしてみれば、17,000キロも離れた場所。

そんな場所に今や海外領土を持っている意義は、そう高くはない訳で、友好的に独立に向けたかったのかな…なんて、勘繰ったりしたくなりますが、結局の所、独立をした場合の社会保障の増加や経済力の低下などが嫌われた形なのかな…と。

ただニューカレドニアの場合、ニッケルと言う資源を持っているし、観光業も盛ん。

何と言っても、海もキレイですしね。

他の独立を目指している地域よりも恵まれているとは思うのですが、それでも大国・フランスの一員であると言うメリットは強かったと言うコトなのでしょうね。

島国ですから何かしら輸入に頼る経済になると言うのも独立を阻む要素でしょうし。

でも、独立の是非を問うと言う一大投票なのに、投票率は80%程度なんですね。

それの方が驚きだったりします。
仮に独立賛成が過半数を制していたら、大きな出来事だったのに、投票をしないと言うのは、どう言うコトなのだろう…と。

まぁ、投票率が著しく低い日本に住む人間が言う話でもないのでしょうが。

平和に独立是非を問う流れにはならないのか

今回の独立の是非を問う住民投票。

これをもっと世界に拡大するコトは出来ないのか。

ふと、そう思ったりする。

“国連加盟国家は、過半数の国民からの独立の是非を問われた場合は、住民投票を行わなければならない”

そんな感じで。

しかも、複数回に渡って投票が行われると言うのも、良いと思う。

国から独立すると言う時は、大体、その後の国づくりを考えずに行われるケースが多いけれども、じっくり考えるだけの時間があると言うのは、大きな話。

出来れば、3回の投票を行って、2回制した方の意見を採用する…みたいなのがベストではあるけれど。

 

まぁ…

無理だよね。

そもそも国内に独立運動を抱えている国と言うのは、日本にいると想像も出来ないぐらい、実は多かったりするから、国連でそんな話が出ても、完全にシカトされるだけだろうし、今回の住民投票だって、過去に独立運動が激化したコトから実施された話で、平和に見えるけれども、平和一辺倒でもない訳だし。

それにしても…

これだけ本国から離れた場所なのに、フランス領。

つまりはユーロ圏だし、EUってコトなんですよね。

それはそれで何だか違和感があるのは、ボクだけなんでしょうかね。
まぁ、それを言えば、仏領ギアナとかも同じ話にはなりますけれど。

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