移行レートは3:1!
「楽天ポイント」。
通販や金融サービス・街中のお店など、楽天グループ内外を問わず、提携先があるポイントプログラムですが、このたび、世界的なホテルチェーンのマリオットが提供している「Marriott Bonvoy」との提携をスタートさせたコトが発表になりました!
「Marriott Bonvoy」も世界中の航空会社との提携があり、お得なクレジットカードもあり、ポイントが貯めやすいと言われているプログラムですが、その両社が提携。
気になるポイント移行比率は…と言うと…
「3,000 Marriott Bonvoy」→「1,000 楽天ポイント」
今回、発表になったのはあくまでも「Marriott Bonvoy」を「楽天ポイント」へと交換すると言う流れだけ。
ただ逆の流れも今後、準備を進めて行くとのコト。
寧ろ、そちらのレートの方も気になりますけれどね。
「Marriott Bonvoy」は先日、デルタ・ユナイテッド・アビアンカへのマイル交換におけるボーナスポイントの付与がなくなるコトが発表になっていますが、JAL/ANAともに60,000ポイントを移行するともれなく5,000ポイントが付与されるボーナスが残っているので、お得なプログラム。
また逆のルートが開通すれば、「楽天ポイント」→「Marriott Bonvoy」→世界の多くの航空会社のマイル…と言うルートができるコトにもなりますね(まぁ、移行レートは期待せずに首を長くして待ちたい所です)。
既に両社としての連携は、楽天トラベルから「Marriott Bonvoy」に入会すると、マリオットグループでの宿泊の際に「楽天ポイント」が付与されるほか、「Marriott Bonvoy」の特典も受けられると言う連携が行われてきましたが(あくまでも楽天経由での新規入会限定です)、より踏み込んだ形の提携と言う感じですね。
ライトユーザーには嬉しい提携?
楽天とマリオットの提携。
まさかそんな感じになるとは…と思うけれど、「Marriott Bonvoy」と国内主要のポイントとの提携は初ですね。
何気に「Marriott Bonvoy」、モッピーとの提携もあるプログラム。
「モッピー」に「楽天」。
ただ…
レートが…
3:1。
いや、「Marriott Bonvoy」での基本レートではありますけれど、このレートだとさすがに交換する人がどれだけいるんだろう…と言う気はしてしまう。
まぁ…
ちょっと海外でたまたま泊まる機会があって、この先、当面は宿泊予定がナイと言う人も少なからずいるでしょうし(いや、そう言う人の方が多い?)、そう言った時に、マイルよりも普段使いで使いやすい「楽天ポイント」との提携があれば、確かに便利なのは事実ですけれどもね。
3,000 Marriott Bonvoyから交換できるので、ハードル自体は高くないですしね。
そもそも日本国内でもマリオットグループのホテルは、かなり増殖していますしね。
楽天ポイントがどんどん万能化している
それにしても「楽天ポイント」。
ANAだけでなくJALとの提携もスタートしているし、ユナイテッド航空のマイレージプラスとの提携もある。
さらに、JR東日本のSuicaとの連携もある。
そして今回、「Marriott Bonvoy」。
正直、ポイントを“貯める”と言うのは、どの共通ポイントも似た感じになって来ていると思う。
どのポイントも、同じようなお店で貯められるようになっているし、それぞれに決済手段との紐付けもあるし。
“貯める”で特色を出そうとすると、かなり難しい。
逆に、こうした外部のポイントと提携が広がると言うのは、これから1つの鍵にはなるのかなぁ…と言う感じがしなくもないけれど、「楽天ポイント」は、他のポイントプログラムと比べて、この部分が抜き出ている感じがしますね。
陸・空・宿。
それぞれで強い組み合わせがある訳ですから。
ただ…
正直、そこまでお得感のあるレートにはなっていないのが、ちょっと残念ですけれどもね。
でも日本のプログラムだけでなく、海外がメインのプログラムとの提携も、この先、広がって行くとより面白くはなりますね。
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