モッピーとマリオットが提携!
ポイントサイトの「モッピー」が、世界的なホテルチェーンの「マリオット」のポイントへの交換が、2020年12月16日から開始するコトがアナウンスされました。
日本のポイントサイトと、海外資本のホテルチェーンのポイントとの提携。
恐らく、他のホテルチェーンを含めても初めての組み合わせのようにも思えますね。
日本のホテルチェーンのポイントだって、ポイントサイトとの提携だと、プリンスポイントぐらいですからね、目立つところでは。
なんかいきなりの提携発表って感じでびっくりしましたが、ひとまず内容を見てみます。
期間|2020年12月16日~
交換レート|モッピー1ポイント=マリオット1ポイント
交換可能ポイント|1,000/3,000/5,000/10,000/30,000/50,000
等価交換でした。
1,000ポイント以上、モッピーでポイントを貯めている場合で、あと少しマリオットのポイントが足りないと言う時などには、重宝しそうなところですが、まずは、果たしてお得なのかどうか…を考えてみます。
モッピーからの交換にはデメリットも!
まずはデメリット面から。
「マリオット」と言えば、時々、ポイントのセールを行うコトでも知られているホテルチェーンです。
ちょうど今、12月22日までで50%のボーナスセールを行っている最中ですが、この際に、「POINT WALLET VISA PREPAID」を利用して、モッピーのポイントをチャージすると、モッピー9,000ポイントでマリオット10,000ポイントを購入するコトが可能です。
モッピーからだと、等価交換なので、その時点でやや損をすると言うコトになりますね。
ただセール自体はタイミング次第ですし、そもそも年間で購入できる上限もありますからね。
そう言う意味では、いつでも交換が可能な今回の提携はメリット面も高いです。
因みに、「マリオット」でセールが行われていない場合は、1,000ポイントで12.5US$での購入が可能です。
為替次第ですが、よほどのレートにならない限り、等価交換のモッピーの方がお得感が高いですね。で
マリオットのポイントは、ホテルで利用するのが価値が高い訳ですが、JAL/ANAなど主要な航空会社のマイルへも交換が可能なコトでも知られています。
「マリオット」のポイントは、60,000ポイントで25,000マイル。
「マリオット」と「モッピー」は等価交換なので、交換率は45%以下になり、半減以下と言うレベル。
逆に「モッピー」のポイントは、JAL/ANAへも色々なルートで交換が可能ですが、ANAだと最大で75%の交換率。
JALの場合は、直接交換で50%。
日系の航空会社への交換は、幾つかルートがあるのでそれ次第ではありますが、それにしても45%以下という水準にはなりにくく、「モッピー・マリオット」経由でマイル化するのは、デメリットになりますね。
それでも提携は大きなメリット
メリットとしては、まず「マリオット」からマイルに移行できるのは、別に、JAL/ANAと言った日系に限らないと言うところ。
世界40社以上の航空会社との提携があります。
交換レートはJAL/ANAと同じですが、これらの航空会社のマイルへも「モッピー」からの道が開いたと言うところですね。
特に日系の航空会社と提携がナイようなプログラムであったり、一定期間内に保有マイル数に変動がナイ場合、マイルの有効期限が生まれるようなプログラムの場合は、有効期限の延長にも役立ちますね。
「マリオット」のポイントは宿泊で使うのが一番、ポイント価値が高くなりますが、ボク的には、マイルへの移行で利用するのを考えていたので、今回の提携は大きなプラスですかね。
ひとまず、エティハドゲスト・イベリアプラス・キャセイのアジアマイル。
この辺りへの移行を考えたくなる提携です。
さらに年間の移行上限がないと言うコト。
1度の交換で最大移行ポイント数は50,000ポイントですが、交換後、24時間が過ぎると再度、交換が可能になり、事実上、ポイント以降の上限がないと言うのは、やっぱり大きなメリットです。
「マリオット」の場合は、現状、通常、15万ポイントの購入が最大になっているので(この他にセール時のボーナスポイント加算が可能)、やっぱりお得感がありますね。
決して、めちゃめちゃお得感のある提携じゃないかもしれない。
ただ元々、ポイントが貯めやすい「モッピー」と、使い道が世界に広がっている「マリオット」との組み合わせ。
これはやっぱり嬉しい提携と言えますし、ひとまず、便利になるのだけは間違いなさそうです。
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