エア・プレミア、成田~仁川線開設で日本初就航へ!

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明日で12月。
それなのに、今日はかなり暖かくて最高気温が首都圏でも20度予想。
なんか今年はまだ暖かい感じがするけれど、ここから一気に冬が到来するのかな…?

週4往復での就航へ!

コロナ禍で航空業界も大きな影響を受けたけれど、一番、影響が大きかったのは、まさに初就航を計画していた新興航空会社だと思う。
日本で言えば、「ZIPAIR Tokyo」がそれに当たると思うのだけれど、元々、経営基盤がない上にいきなり航空需要が消滅した訳ですからね(ZIPAIRの場合は、まだJALグループと言う基盤がありましたが)。

韓国の「エア・プレミア」もそうした航空会社の1つだと思うのですが、2022年12月23日から成田~仁川線を新規で開設するコトが発表になりました。

「エア・プレミア」。

仁川を拠点にしている新興航空会社で、プレミアムエコノミーなどを搭載し、座席間のシートピッチも広め…と、LCCではなくハイブリッド航空会社。

ひとまず、具体的な詳細は、こんな感じ。

  • 就航日|2022年12月23日
  • 就航路線|成田~仁川(ソウル)
  • 使用ターミナル|第2ターミナル
  • 運航スケジュール|週4往復

使用機材は、プレミアムエコノミー56席とエコノミーの2クラスで合計309もしくは338席を擁するボーイングB787-9型機。

運航スケジュールは、下記の通り。

YP732 成田11:50(12:40)→仁川14:20(14:50)|月・水・金・日曜運航
YP731 仁川08:00(08:30)→成田10:40(11:30)|月・水・金・日曜運航
()内の時刻は月・日曜日の運航スケジュール

成田発は無理のない運航スケジュールと言えそうですが、仁川発は朝なのがネックと言えそうですね。
ひとまず週4往復での運航開始ですが、今後、デイリー運航も視野に入れて来るとは思います。

路線網が広がる「エア・プレミア」

昨日の記事で書いた「バティックエアー・マレーシア」の成田線開設に続く新規の航空会社による成田線開設。

こうして新しい航空会社による路線開設と言うのは、やっぱりそれだけ選択肢が増えるので嬉しい感じはありますが…

何社目なんだろう、成田~仁川って。

ふと、そんな気にもなります。
コロナ禍以前は確かに日韓線はドル箱と言われていましたが、それでもレッドオーシャンじゃないのか…とすら。
仮に入るスキがあるのであれば、日系ももっと参入するべきでしょう…とも。

同じ感じで対応する航空会社はLCCではなく、「ZIPAIR」になるかとは思うのですが、「エア・プレミア」とは逆の運航スケジュールになるので(つまり成田発が朝で仁川発が昼下がり)、そこまで競合にはならないのかな?とも。

「エア・プレミア」としては、現在、シンガポール・ホーチミン・ロサンゼルスの3路線を運航中。
成田線は、それに続く4路線目と言うコトになり、コロナ禍で出鼻は挫かれましたが、順調に路線を増やしている感じがしますね。

「ZIPAIR」は12月に開設予定のサンノゼ線を入れて、シンガポール・バンコク・仁川・ロサンゼルス・ホノルルの6路線。
あと時期は未定ですが、開設予定なのが、台北(桃園)線。
「エア・プレミア」とは、イイ感じでこの先、競合して行くかも知れないですね。

どのぐらいの運賃で仁川まで行ける?

正直、この先、「エア・プレミア」が成田線に本腰を入れて来るとは思えない。
それは「ZIPAIR」と同様で、スペックを活かせる路線でもナイから。

なので、他の韓国のLCCとは異なり、日本の地方空港へ…と言う感じでもないでしょう。

あり得るとしたら、もう少し中距離の路線網が増えて、乗り継ぎでも利用が可能になった際、日本からの旅客を拾うようになる…と言うぐらいで。

もちろん、短距離が故に、間合いで路線を構築する可能性はありますが。

12月26日で見てみると、エコノミーで片道27,500円。プレエコだと33,500円ぐらい(就航初日は14,000円ですが)。
同じ26日の「ZIPAIR」で見ると、エコノミーで片道33,600円。フルフラットだと43,660円。

この価格差を、どう見るか…と言う感じもありますが、そもそも「ZIPAIR」の運賃が安くない感じがしますね。

まぁ、個人的には乗り継いでその先の路線までスルーで行けないならば、ひとまずLCCで仁川かな?と言う感じですかね。

 

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