Go To トラベル、全国で一時停止!
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、それに伴って、「Go To トラベル」事業の見直しが発表になりました。
既に、札幌・大阪市については一時停止がなされており、東京都についても65歳以上の自粛を要請していますが、コレに加えて…の話になります。
*12月16日に新たに先行して停止するエリアに広島市が加わりました(以下の表は17日に追記済み)
新規予約 | 既存予約 |
2020年12月14日20:00~27日24:00までに出発する旅行 | |
札幌市・大阪市・名古屋市|一時停止 | |
2020年12月16日~27日24:00までに出発する旅行 | |
広島市|一時停止 | |
2020年12月18日0:00~27日24:00までに出発する旅行 | |
東京都|一時停止 | |
2020年12月22日0:00~27日24:00までに出発する旅行 | |
札幌市・大阪市・名古屋市・東京都 |一時停止 | |
2020年12月24日0:00~27日24:00までに出発する旅行 | |
広島市|一時停止 | |
2020年12月28日0:00~2021年1月11日24:00までに出発する旅行 | |
新規・既存問わず、全国で一時停止 |
つまりは、年末年始は全国的に適用除外と言うコトになります。
既存予約のキャンセルについては、こんな感じ。
2020年12月24日24:00までの間、無料キャンセルが可能
札幌市・大阪市・名古屋市への旅行|
2020年12月14日20:00~27日24:00まで出発分
東京都への旅行|
2020年12月18日0:00~27日24:00まで出発分
上記4都市居住者の旅行も同様
(14日24:00時点で予約している旅程分)
2020年12月26日24:00までの間、無料キャンセルが可能
広島市への旅行
(16日24:00時点で予約している旅程分)
全国発|
2020年12月28日0:00~2021年1月11日24:00出発分
ひとまず24日24:00までならば、無料キャンセルが有効と言うコトになります。
感染抑制へ、方針転換?
紆余曲折の中で、菅内閣も、感染抑制に舵を切ったと言うコトなのでしょうかね。
ただ逆に言えば、27日までの旅程分であれば、札幌・大阪・名古屋市と東京都を目的地としなければ、まだ「Go To トラベル」の対象内であり、新規の予約を入れられると言うのも、何だか変な気がしてしまいますけれどもね。
やっぱり即座に新規の旅程を止めると混乱が生じると言う判断なのでしょうが、別に、新規の予約ならば即座の停止でも良かった気はしますが、それでも人の動く年末年始にストップを掛けると言うのは、英断だったかと。
元々、数日前に出演したネット番組では、「トラベルの停止は考えていない」と答えていた訳ですが、そこからの急変。
ただ菅首相は、官房長官時代から決定・発表事項以外の事項に対しては、言質を取らせないタイプだったように思えるので、そう言う話なのでしょうが、結果的に決め手になったのは、内閣支持率が下落していると言うコトなのでしょうね。
「Go To トラベル」が感染の主原因であると言うエビデンスは存在しないと言う立場自体は、崩していないですし。
旅のイメージだけが悪くなった…
個人的には、主原因ではナイとは思う。
けれども、現状では、原因の1つにはなり得る話。
だって旅行に出て、人に会う訳ですから。
ただ残念なのは、「Go To トラベル」が悪いと言うイメージだけを植え付けたと言う点。
これでは仮に来年に入って、「Go To トラベル」が再開したとしても、イメージが悪いままで、“旅行に出る=悪い”と言う雰囲気にすらなりかねないと言う点。
この部分では明らかに内閣の失態だったように思う。
まぁ、そもそも人の動きやすい年末年始が対象になっていたコト自体、おかしな話だったとは思いますけれどもね。
密を避けて~なんて言っているのに、補助は真逆ですから。
事業の延長なども考えられてはいますが、ゴールデンウィークなんかは対象外にして、少人数限定などにして、コロナ禍での旅行促進の対策をした上で、再開して貰いたいなぁ…とも。
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