タイ・エアアジア、日本初就航へ!
タイのドンムアンを拠点にしているLCCの「タイ・エアアジア」が、2022年10月12日から福岡~バンコク(ドンムアン)線を開設するコトを発表しました。
10月29日までの夏ダイヤ中は、週3往復。
10月30日以降の冬ダイヤ中は、週4往復での運航予定。
スケジュールは、以下の通り。
FD737 福岡09:50→バンコク13:15|水・金・日曜運航
FD736 バンコク01:20→福岡08:50|水・金・日曜運航
*10月30日以降は、月・火・木・日曜運航で福岡10:00→バンコク14:00 / バンコク1:35→福岡08:55
使用機材は、1クラス236席のエアバスA321neo。
当初は、2020年にも就航予定だった路線で、2020年7月に国交省から外国人国際航空運送事業の経営許可を取得していたので、ようやくの就航と言うコトになります。
また今までエアアジアグループの日本路線の多くは、エアアジアXグループが運航して来ましたが、エアアジア・フィリピンに続く“Xグループ”ではないグループ会社の就航と言うコトになります。
ベトジェットとエアアジア、どちらを選ぶ?
福岡~バンコク線。
2022年7月にタイ・ベトジェットエアが路線を開設しているので、2社目の運航と言うコトになります。
エアアジアグループとしては、コロナ禍で経営が厳しくなっている間に、先を越された…と言う感じでしょうかね。
運航スケジュールとしては、どちらも福岡午前発→バンコク正午前後着。
バンコク発深夜帯→福岡着朝方。
「タイ・ベトジェット」の方が、やや早めと言う感じですね(福岡発が07:55・バンコク発が23:40)。
まぁ…
往路でも、到着日からバンコクを楽しめますし、帰路の最終日もギリギリまで遊べると言う運航スケジュールです。
ただ「タイ・ベトジェット」なら、福岡着が07:05。
一方の「タイ・エアアジア」の福岡着は08:50。
福岡空港は、市街地までの距離が日本でも有数の近さ。
7:05着ならば、そのまま会社へ出社と言うコトもワンチャン、できそうですが、「タイ・エアアジア」の8:50着だと半休は必要になりそうですね。
まぁ…
LCCなので、遅延リスクはありますし、片道単位での販売なので、往復で利用する航空会社を変えるのはアリですけれどもね。
エアアジアグループの現在は?
エアアジアグループ自体が、コロナ禍で経営的にやや厳しくなった感じがあるので、「タイ・エアアジア」の日本就航が実現するとは…と言う感じもする。
特に「エアアジアX」グループは、元々、財務的に余裕はなかったのだろうけれど、コロナ禍で壊滅的な形になったし(運航自体は継続しているけれども)。
ってか、エアアジアグループ、「エアアジア・ジャパン」も撤退したのは、まだ記憶に新しい話ですし、なかなかパッとしない状態になったなぁ…と。
もちろん、東南アジア域内では、依然としてガリバーLCCなのは確かですけれど。
そうした中で、福岡線の開設。
燃油費用が高止まりしているので、中距離路線はなかなかLCCでは収益が出しにくいかも知れないけれど、息の長い路線になるとイイですね。
こうして国際線が就航するコトで、「久々に海外へ~」と言う雰囲気も出て来るでしょうから。
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