Go To トラベル、全国規模で、一時停止をそのまま延長か?

正月だった訳で、何か2021年の観光業界の展望と言う感じの記事を書きたいなぁ…なんて思っていたんですよね、1月3日に。

が、あまりにも明るい話題が見つからないなぁ…で書きそびれていたら、日にちが過ぎてしまい、さらに緊急事態宣言の再発例が首都圏ではありそうな感じで、またまた明るいニュースがなく…と思っていたら、やっぱり「Go To トラベル」事業の一時停止が正式に決まりそうな感じの報道が。

Go To トラベル、一時停止延長?

まだ正式な発表はありませんが、恐らく決定事項なのだと思う(正式な発表後に追記します)。

菅総理も1月4日の会見で、緊急事態宣言を再発令した場合、再開はなかなか難しいとの認識を示していますしね。

官房長官時代から未決定・未発表事項については多くを語らない菅総理が、そう言う認識を示しているコト自体、もう流れができていると言うコトでしょう。

正式発表は、緊急事態宣言以降に…と言う感じなのでしょうが、基本的には、1月12日まで現在、一時停止中の「Go To トラベル」ですが、首都圏を中心にまだまだ新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中で、一時停止が継続されるコトが決まりそうな感じ。

対象は首都圏だけでなく、全国規模での措置となりそうな流れです。

予約済みの旅行については、キャンセル料は無料を継続し、解約の場合は、政府補償と言う報道。

一時停止措置は1カ月程度が考えられているとの報道で、そうなると自然と「Go To トラベル」の延長が図られるコトになるのかと思います。

既に2021年1月末までの予約分で終了予定だった訳ですが、2020年12月8日の追加経済対策に延長分の1兆311億円を計上しており、2021年6月末までの延長が既定路線。

ただ内容はこれまでとは変わるとの見込みもありますので、こちらも感染状況と合わせて注視していきたいところではありますが。

旅の様式をアップデートできるか

元々、「Go To トラベル」事業は、1月31日までの宿泊分までが対象であり、そもそも1月後半からは例年、日本人の旅行は下火になるようなシーズンではあるけれども、その中で下支えになっていた側面はあるかと思いますが、そもそも仮に全国レベルで一時中止が延長になっても、年末年始ほどの影響はないのかな…と言う気はしますが、それでも、やはり観光産業にとっては新年早々、痛手になるコトには変わりがないでしょう。

特に、ウィンタースポーツを売りにしている事業者としては、大きな痛手でしょうね。

近年の1~2月は、中華圏の旧正月もありインバウンド需要が旺盛になっていた月だと思うのですが、それも今年は全く見込めない状態ですしね。

問題はいつ「Go To トラベル」を復活できるのか。

またそう言う世論になるのか。

そう言う部分だと言う気もする。

社会全体が我慢をする。
社会全体で、感染症に立ち向かう。

そう言う風潮の中で動き出すのは、観光需要を中期的に減退させるだけだとも思う。

またコロナ禍での旅のスタイルを創造できないのであれば、意味がない。

平日への旅行の分散化や、少人数旅行への誘客。

個人的にはコレがなされないのであれば、もうそのまま復活しなくても…と言う気はしますけれどね。

ましてやゴールデンウィークなんかを期間に入れる必要性は皆無だと思うし。

こう書くと、“平日なんかには休めない”と言う意見も出て来るかと思いますが、それをしやすくするのが、“働き方改革”だった訳ですし。

新年早々、やっぱり残念なニュースにはなりそうですが、やっぱり旅の基本は、“健康”であるコト。

まずは感染症対策をしっかりする。
出歩かない。

それを肝に銘じて、このコロナ禍の再拡大をやり過ごそうかな…と。

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