異国を身近にしたGoogleのストリートビューが15周年!

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ストリートビュー、15周年!

「Google」のサービスの1つである「ストリートビュー」が、2022年5月24日に、15周年を迎えたコトが発表されました。

元々は、Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏が発案したモノ。

2007年に提供がスタートされ、日本では翌2008年に公開され、現在では100を越える国や地域をカバーしているとのコト。

率直に言って、スゴいな…と。
だって、そもそも「ストリートビュー」の公道版は、9つのカメラとLiDARセンサーを搭載した車で街中を実際に走らせて撮影しているモノ。
さらに車が入れない場所には人力のトレッカーなどで撮影していて、別に衛星などから自動で撮影されている訳ではないですからね。

まぁ、プライバシーについては、議論の余地があるのは事実でしょうが、それでも自宅に居ながら、別の場所・街・国を見れちゃう訳ですから。

しかも、「無料」で。

こんなサービス、思いつかないよ…と、改めて思う。

この1年で人気だった国・地域は…?

で、15周年に合わせて、過去1年間で、最も人気だった国・都市が発表になりました。

具体的に見てみると、こんな感じ。

順位国別都市別
1位インドネシアジャカルタ(インドネシア)
2位アメリカ東京(日本)
3位日本メキシコシティ(メキシコ)
4位メキシコサンパウロ(ブラジル)
5位ブラジルブエノスアイレス(アルゼンチン)
6位スペインニューヨーク(アメリカ)
7位イタリアイスタンブール(トルコ)
8位台湾台北(台湾)
9位フランスパリ(フランス)
10位イギリス大阪(日本)

日本は国別だと3位。

都市別だと2位に東京・10位に大阪が入る結果になり、都市別のトップ10では唯一2都市がランクインする国と言うコトに。

これがどう言う結果なのかは分からない。
地元の人が利用しているのか、それともコロナ禍と言うコトで、なかなか海外に出掛けられないから、気になる街を異国の人が調べたのか…

基本的には大都市ばかりがランクインしているので、都市別だと、その国の人がメインで見ているのだとは思うけれど。

どちらにせよ、まぁ、日本の街は見られていると言うコト。

大阪なんて市内中心部は碁盤の目だから、ストリートビューがなくても、分かりやすい気はするんですけれどもね(そう言う意味では、5位に入っているブエノスアイレスなんかも市内は分かりやすいと思うけれど)。

旅を変えて来たGoogle

「Google」が放つサービスは、旅の仕方を変えて来たモノが多いように思う。

「Google Map」なんて、ホント、便利だし、15周年を迎えた「ストリートビュー」もまた便利さがある。

だけれども、旅の面白さを少し削った感じがするのも事実。
いや、“面白さ”じゃないな。

新鮮さとでも言えばいいのかな。

そりゃ、下調べ~♪として「ストリートビュー」を見ていたら、もう行った気にすらなりますからね。

街もそうだし、観光スポットもそうだし、美術館とかも見れちゃったりする訳ですから。
寧ろ、自宅で「ストリートビュー」を見ていた方が、ゆっくりと楽しめるし、スリとかの被害にも合わないですしね。

ただ幾ら便利になったと言っても、実際に旅をした時の匂い・気温・湿度…
そう言ったモノは、もちろん、自宅やスマホでは味わえない。

要するに便利になった機能やシステムを、どう活用するのか…と言うコト。

そう言うコト。

これからの旅は、ますます技術の発展をどう自分の旅に活かして行くのか…と言うのが、問われて行くのかもな…と、ふと思ったり。

個人によって、それがどんどんカスタマイズできるようにもなるだろうし、サービスは国境をどんどん超えて行くだろうし。

ボクとしては、行く前より行った後の方が、「ストリートビュー」は面白い…と思う(逆に、行く前は基本的には見ないです)。

“この道、歩いたなぁ…”とか“ここの商店で買い物したなぁ…”だとか、訪れた数年後に見ると、一気にその時の記憶を呼び覚ますコトができるので。

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