ジェットスター・パシフィック、カンタス撤退で社名変更!

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カンタス撤退でパシフィック航空に!

ベトナムのLCC、「ジェットスター・パシフィック」は、カンタス航空が同事業から撤退するコトが決まり、社名もジェットスターブランドになる以前の「パシフィック航空」に戻すコトを発表しました。

現時点で「ジェットスター・パシフィック」は、カンタス航空が30%の出資で、69%をベトナム航空が出資しているのですが、今回、カンタス航空は、この保有全株式をベトナム航空に無償譲渡する方向。

これが実現すると、出資から13年で「ジェットスター・パシフィック」から、カンタスは撤退するコトになります。

シェア低迷にコロナが追い打ち?

そもそもベトナムの国内線のシェアは2019年12月時点で、首位が「ベトジェット」で42.2%。

2位が「ベトナム航空」で33.3%。

「ジェットスター・パシフィック」は、上位2社との差は歴然で、ずっと3位に甘んじていた訳ですが、「バンブーエアウェイズ」が2019年1月に就航して以来、シェアを落とし、12月時点での国内線シェアは10.5%。
3位からも陥落し、シェアでは4位に。

代わりにバンブーエアウェイズが、12.3%のシェアを獲得して3位に浮上していました。

つまりは就航して1年も経っていない航空会社に、シェアで抜かれたと言うコトになります。

バンブーエアウェイズは、不動産会社のFLCグループが全額出資している航空会社ですが、低額な運賃を切り札に路線網の拡大も強気で、完全に、「ジェットスター・パシフィック」は埋没してしまった感じ。

首位の「ベトジェット」も国内線のシェアは落としていますが、代わりに日本・韓国・中国と言った東側諸国への国際線を拡大しており、国際線のシェアを27%にまで伸ばしてカバーしていたのですが、「ジェットスター・パシフィック」は、こうした展開も遅れていた感じでした。

シェアは落としていると言え、そもそもベトナム航空業界自体が、右肩上がりな状態であれば、問題はなかったのかも知れませんが、そこにコロナウイルスによる航空業界全体で、需要が急落したコトが、カンタス航空撤退のとどめを刺したのでしょうね。

 

2ブランドは維持

今後、「ジェットスター・パシフィック」は、旧社名の「パシフィック航空」へと変更し、ブランドカラーもベトナム航空と同一のモノに統一。

予約システムも、現状のNavitaireから、ベトナム航空が利用しているSabreに変更し共通化して、コスト削減と業務の効率化を図っていく形に。

ただ今後も、フルサービスキャリアとLCCと言う2ブランドを維持していくコトも明らかにしているので、今後は、LCC分野でもシェアの拡大を目指して行くコトになるのかと。

ただ国内線では、既にベトナム航空の運賃も限りなく安い状態。

どうやって新生「パシフィック航空」と差別化して行くのだろう…と言う気はします。

まぁ、それは2ブランドを維持していて、対抗馬に強いLCCがある航空会社全てに言える話ですけれどもね。

ジェットスター、最近、元気ない?

個人的に気になるのは、「ジェットスターグループ」自体。

もう既に、完全にエアアジアの後塵を拝しているし、グループ全体で見ても、最近はパッとしない状態の様に思える。

「ジェットスター・ジャパン」はLCCの国内線分野の中では、シェアトップだったけれど、それもバニラを吸収したピーチに抜かれる形になりそうだし、国際線への展開は後手に回っているのが実情。

シンガポールを拠点にする「ジェットスター・アジア」が、もう少し拡大路線を進めて行かないと、なんだか完全に埋没する感じがするんですけれどもね。

まぁ、その前に特に貨物分野を持たない小~中型を主流とするLCCは、経営が存続できるかの危機でしょうし、その中でも「ジェットスター・アジア」は、シンガポール拠点なので、国内線すらないので、かなり厳しいでしょうね。

何と言っても、同じシンガポールを拠点にしているシンガポール航空ですら創立以来、初めての赤字を出すぐらいなんだから。

でもLCCがあるから、航空運賃も下がったし、フルサービスとの競争も生まれる訳で、何とか踏み止まって欲しい感じではありますが。

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