JAL、WEBサイトでLCCのスケジュール照会実施へ!
「JAL」が、JALのWebサイト上で、傘下のLCCである「スプリング・ジャパン」と「ジェットスター・ジャパン」のスケジュール照会ができるようになるコトを、2023年7月下旬からスタートさせると発表しました。
具体的な対象は、Webサイト・アプリで、新規に予約を行う際の空席照会時。
JALのWebサイトでは運航スケジュールの案内をJAL便と共に表示し、空席・運賃の案内や予約・購入自体は、それぞれのWebサイト上で行うと言うモノ(つまり、JALのWebサイト上では単に運航スケジュールを示すだけ)。
既にANAも同様のコトをピーチで行っているので、その追随と言う感じになりますね。
ANA、コードシェアは休止して、サイト上にピーチ便表示へ!
JALの場合は、LCCのスプリング・ジャパンとジェットスター・ジャパン便を非表示にする機能も実装されるとのコトなので、それぞれの旅のスタイルに合わせた表示が可能になると言えそうですね。
ただどこまで意味があるんだろう…と言う気もしなくはないですが。
100%子会社じゃないのに、なぜ?
ANAとピーチは、そもそもコロナ禍でANAの成田発着の国内線が激減したと言うコトが、背景もあったと思う。
その代わりにANAは、ピーチとコードシェアを行って成田発着の国内線を補っていましたが、そのコードシェアを廃止する代わりに、ANAのWeb上にピーチ便を表示すると言うスタイルに落ち着いたと言う流れだった。
JALは別にスプリング・ジャパンともジェットスター・ジャパンともコードシェアを行っている訳ではナイので、なぜ?と言う感じもありますが、傘下のLCCとグループ力を高めて行こうと言う流れなのかな?と。
ただピーチはANAの完全子会社。
スプリング・ジャパンはJALの傘下に入ったと言えども、まだ中国の春秋航空も33%の株式を持っているし、ジェットスター・ジャパンは、JALの株式比率は50%に過ぎない。
つまりは本来ならばJALに乗ってくれるかも知れないと言う顧客を、少なからず外部に流すと言うコトにも繋がるとも言えそうなので、なぜ?と言う気がしなくもないですかね。
しかも、スプリング・ジャパンは、成田~佐賀線から撤退したので、新千歳・広島線しか国内線はないので、そこまで協業と言う感じもしないですし。
まぁ、国内線での話なので、ジェットスター・ジャパンがメインになるのかな?と言う感じでしょうか。
マイル付与のキャンペーンも実施!
個人的には、JAL傘下のLCCの拠点は、成田なので、やはり国内線での協業はそんなに魅力を感じないですが、国際線ならばアリなのかなぁ…と。
JAL・ZIPAIR・スプリングジャパン。
ただスプリング・ジャパンとJALだと路線が被らないですし、今後も恐らく被って行くような展開にはならない気がするので、JALとZIPIARなら。
できれば運航スケジュールを見せるだけでなく、最低運賃ぐらいは表示してくれれば、それはそれで参考にしやすい様に思うんですが、そうなるとさすがにJALの顧客が減ってしまうだけになるので、今後も、そこまで踏み込んだ話にはならないのかな…と。
今回の連携開始を記念して、スプリング・ジャパンとジェットスター・ジャパンの国内線に搭乗し、マイルの積算対象になると、1回の搭乗あたり100マイルを付与するキャンペーンも、2023年9月1日~30日に掛けて実施するコトも発表になりました(マイルの積算は2023年10月末予定)。
スプリング・ジャパンの方は、参加登録が必要。
ジェットスター・ジャパンの方は、対象運賃で搭乗の際に、フライト特典でJMBマイルを選択する必要がアリ(フライトマイルの事後登録は対象外)。
1搭乗に付き100マイル。
ただ期間は1ヶ月なので、その期間に搭乗予定がある方は、ぜひ!
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