エア・ドゥ、中間決算は19億円の赤字で回復途上!

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たびかず
たびかず

ども。
たびかず(@tabikazu40)です。
長旅に出たり、フラッと旅したり、そんな旅ヲタなアラフォーです。

今日から12月。
もう今年も終わりなんですよねーって、毎年思うけれど、特に何か急いでやるってコトもないんですけれどね。
たださっさと年始に向けて準備だけはしたいと思うけれど。

エア・ドゥ、中間決算は19億円の赤字!

北海道をベースに本州各地を結んでいる「AIRDO」の2022年3月期中間決算が発表になりました。

営業収入は、115億9,100万円で、前年同期比では+48.4%と大きく持ち直しましたが、以前として純損失は、19億7,800万円の赤字計上となり、最悪の状態は乗り越えた感はありますが、まだまだ厳しい情勢が続く内容になった感じ。

ひとまず、具体的に数値を見てみると、こんな感じ。

 今期前期増減率2020年度中間期
営業収入115億9,100万円78億1,300万円48.4%253億3,700万円
営業費用146億5,800万円148億8,500万円▲1.5%216億6,700万円
営業利益▲30億6,700万円▲70億7,200万円36億6,900万円
純利益▲19億7,800万円▲67億6,500万円23億6,600万円

運航便数としては、コロナ禍前の中間決算では10,883便でしたが、それが前期は6,852便。
そして、今期の結果は29.1%増の8,848便。
提供座席で見ると、45.5%増と大きく伸ばして111万5,000席。
平均座席利用率は39.7%(前年度比10.9%増)と言う結果に。

ANAへの座席販売分がこの他にありますが、旅客数的には、44万3,780人と22万2,009人に留まった前年同期と比べるとほぼ倍増した形ですが、運航便数の増加が如実に旅客数の回復に表れている感じがしますね。

自社便比率の高そうな羽田~新千歳線なんかも座席使用率は42.1%と40%台を回復している形なのは、ちょっと明るい話題なのかも知れませんね。

ただそれでも、損益分岐点は越してないのが実情ですが、ひとまずは最悪な状態からは抜け出たと言う感じの中間決算と言えるのかも。

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優先株発行で財務基盤は、強化

気になる所としては、営業費用の削減が1.5%減に留まったと言う所でしょうか。

もちろん、運休していた便の再開などで必要となる費用も増える中ですし、安全運航の為にはなかなか一律で減らせる部分ではないのでしょうが、前期中にB767-300ER型機を2機、退役させた割には、固定費の削減がなされなかったのかな?と言う印象。

まぁ、今の運航路線の数を考えると、これ以上の削減は厳しいと言う話なのでしょうね。

2021年7月に優先株式を発行したコトで、財務基盤は強化されており、自己資本比率は前年同期の5.3%から15.9%に回復している状態。

ただ赤字幅を考えると、そこまで潤沢な資金と言う感じはしないですかね。

「AIR DO」は国内線しか運航していないので、立ち直りは早めかも知れませんが、まだまだ完全に回復するには時間も掛かるでしょうから、それまでは赤字との戦いになる感じ。
まぁ、当面はやり過ごせるのかも知れないけれど、もう1回ぐらい、財務基盤の強化が必要になるのかも知れませんね。

あとは時間との闘いと言う感じも…

2022年10月に「ソラシドエア」と共同持株会社を設立する予定なので、そこまでは両社共同でのキャンペーンなんかが随時、行われて行く状態の「AIRDO」。

まぁ、財政状態の悪い中で安全運航を続けていると言うのは、頭が下がる思いですが、札幌市を含めた北海道は、官公庁が主体となっている割引政策も充実している状態ですし、「Go To トラベル」の再開もチラホラと話が出て来ていますから、それらを利用して冬の北海道旅行がどこまで盛り上がるか…と言うのが、1つの鍵にはなりそうですね。

その為には次の感染拡大がナイと言うのが、1つの命題にはなる訳ですが、仮にまた夏のように感染拡大がこの冬にあると、経営基盤の弱い航空会社の中では、抜本的に路線網の整理をせざるを得なくなる可能性もあるでしょうね…

羽田の発着枠は死守するでしょうが、結局のところ、様々な要因との掛け合わせとタイミングと言う感じになりそうですね、今後は。

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