5月中旬から上海線、運航再開!
ANA系LCCの「ピーチ」が、コロナ禍以後、運休して来た関空・羽田~上海(浦東)線の運航再開を発表しました。
関空~上海線は、2023年5月11日から(上海発は翌12日~運航再開)、羽田~上海線は、2023年5月12日から、どちらも1日1往復での運航再開になります。
ピーチによる上海線の運航は約3年ぶり。
これによってピーチ運航の関空・羽田発着の国際線は、全てが運航再開の目途が立ったと言うコトになります(関空~高雄線は8月1日に運航再開予定)。
再開される上海線の運航スケジュールは、以下の通り。
- 関空~上海線|1日1往復
MM79 関空22:10→上海00:05(翌日着)
MM80 上海06:15→関空09:30 - 羽田~上海|1日1往復
MM899 羽田02:45→上海05:00
MM898 上海01:05→羽田05:00
関空発着のピーチ運航国際線は、既に、ソウル(仁川)・台北(桃園)・香港の3路線については運航再開済み。
関空~バンコク線はコロナ禍以後に新規で開設した路線ですが、それに続く5路線目の国際線運航となり、運休している高雄線が8月1日に再開になれば、完全に戻って来る形に。
羽田発着のピーチ運航国際線は、既にソウル(仁川)・台北(桃園)線の運航が再開になっているので、上海線が再開されれば、全路線で運航再開と言うコトになりま。
まだお手軽な運賃とは言い難いけれど…
ようやく「ピーチ」が、国際線でも全ての路線で運航再開の目途が立ったと言う感じ。
コロナ禍も長かったですが、こんな日がまた戻って来るとは、やっぱり2年ぐらい前には想像出来なかったなぁ…と言うのが、正直なところでしょうか。
ただ国際線の利用者は増えていると言えども、燃油高もあり、まだまだLCCと言えども運賃は高止まりしている状況。
本来ならば、LCCならではの価格で一気に海外旅行熱を高めて欲しい感じがするのですが、そう言う状態にもならず…と言う感じがしなくもないですね。
燃油高以外にも、コロナ禍で経営的には大きな打撃を受けた訳なので、それを取り戻さないといけないので、そこまで安易な価格を付ける訳にも行かないでしょうし。
ただそれでもシンプルピーチで購入時の受託手荷物の1つ目が6,800円とかは高すぎるように思うけれど(上海線の場合)。
ってか、関空~バンコク線の方が距離があるのに、上海線の方が高いって、どう言うコトなんだろう。
ただ羽田線は往復共に上海線は深夜運航便。
つまりは仕事終わりで羽田に向かい搭乗。
上海を楽しんでその日の未明に、上海発便で帰国し、そのまま出社する…と言った弾丸旅行も可能なスケジュールなだけに、今後、気軽に海外に行きやすくなるのは、事実ですね。
しかも中国路線は、まだまだ運航再開の途上なので、運航便が増えるのは、嬉しい限り(但し、上述の通り、運賃は高止まりしているので、弾丸旅行だと余計に高い感じになってしまいますが)。
ピーチの国際線網は、この先、どうなる?
JAL/ANA共に国際線は復便傾向。
そこに「ピーチ」が加わるコトで、フルサービスとLCCと、海外旅行でも価格と旅のスタイルに合わせて、利用する航空会社が選べるようになるのは、やっぱりメリットでしかない。
コロナ禍以後も、海外のLCCによる日本路線開設は、ちょこちょこと事例として出ているので、日系LCCも負けじと国際線に注力して欲しい感じがしますが、ひとまず国際線の運航状況を元に戻した「ピーチ」。
今後は、どう言った展開を見せて来るんでしょうね。
特に「ピーチ」の場合は、ANAグループとしての動き方も必要になって来ます。
ANA・ピーチに続く第3ブランドの開設も控えている中で、次の国際線の展開は、気になるところ。
個人的には首都以外の第2・第3の都市への路線展開も進めて欲しいなぁ…と言う感じがするのですが、高雄線の運航再開が8月になっているコトを考えると、やはりまずは首都だったりそれに準じる都市への路線展開が先になるんでしょうね。
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