ノービザでの滞在は、30日間に!
タイ政府は、2023年4月1日00:00から、タイにビザなしで入国できる滞在期間を、従来通りの30日間に戻したコトが明らかになりました(リンク先は在タイ日本大使館の案内)。
コロナ禍以後の2022年10月から、観光産業支援も兼ねて、ノービザ入国で45日間の滞在が許可されていましたが、日本を含む全てのビザ免除国・地域からタイに入国する渡航者の滞在可能期間が、45日から30日間に変更されたと言うコト。
既に渡航済みの方に関しては、入国時にパスポートに押印される滞在可能期間のスタンプを確認する必要があり、そのスタンプで押印された滞在可能期間が有効になります。
まぁ、単に元に戻したと言うコトですね。
コロナ禍の特別制度が終わったと言うだけ。
元々、45日間になった時も時限措置だったと言うのは分かっていた話なので、そこまでの驚きはナイと言うのが、正直なところ。
因みに、タイの場合、入国時に新型コロナウイルスのワクチン接種証明書または陰性証明書などの提示も、現時点では引き続き不要。
ホントに滞在可能期間だけが元に戻り、これでほぼコロナ禍以前同様になったと言う感じですね。
戻すのも早かったタイ
世界中から観光客を集めるタイ。
観光産業のウェイトが高い国の1つなので、コロナ禍で厳しくなった観光産業を支援する意味でも、45日間有効にすると言うのは、アリだったと思うし、財政負担が不要な支援策として、有効だったと思う。
もちろん、30~45日間も旅行ができる人は限られていて、バックパッカーであったり、欧州のバカンスシーズンぐらいか、もしくはリタイア勢ぐらいだとは思うけれど。
バックパッカーなんて、1日あたりそこまでの支出がある訳じゃないけれど、それでも15日間、滞在期間が延びれば、そこそこの金額にはなりますからね。
逆に、戻すタイミングが早かったなぁ…と言うのが、正直な印象。
これから夏に向けて、欧州はバカンスシーズンになり、長く休みが取れる人が増える訳で、そこまで待っても良かったのでは?とすら。
2022年10月からこの45日間滞在OKと言う措置が取られていましたから、1年間と言う意味でも2023年9月末日まで対応しても良かったのでは…?と。
まぁ、出入国・滞在日数の規定は、旅行産業だけに関わる話じゃないので、そこまで長々と時限措置を行なっていられないと言うコトなのでしょうが。
30日じゃ、全然足りない…
ってか、元々、30日間と言うのが、残念な気もするタイ。
もちろん、現地で滞在延長を申請するコトも可能だったりはしますが、見どころの多い国なので、がっつり旅しようとすると、全然30日間じゃ足りなくて、もう少し滞在可能期間が欲しいなぁ…と言うのが、正直なところ。
ビーチ方面・山方面に遺跡…
そして、街。
もう行きたくなるような場所が多い国ですからね。
過去にビザランなどで延長を繰り返した旅行者が多かったが故に、30日間の規定を変えるコトは当面、ナイんだとは思うけれど、逆に観光ビザの取得を容易にすると言うのもアリなんだと思ったりはするんですけれどね。
観光ビザでの入国ならば、ビザ代金も入る訳ですし。
まぁ…
あまり長い旅をする人が多くはない日本人だと、そこまで必要性を感じる人は多くないのかも知れないけれど。
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