羽田、2タミのサテライト、本館接続工事スタートへ!

2タミのサテライトと本館を直結へ!

日本の空の玄関である羽田空港の第1・2旅客ターミナルビルを建設・管理・運営している「日本空港ビルデング」が、ANAなどが使用している羽田空港第2ターミナルで、本館と北側サテライトを接続する整備工事に着手したコトを発表しました(『羽田空港第2ターミナル北側サテライトー本館接続建設工事着手のお知らせ』)。

これは将来の航空需要拡大への対応・旅客利便性の向上を見据えた動きで、2025年春頃の供用開始を予定しているとのコト。

日本空港ビルデング ニュースリリースより

 

 

現在、専用バスでのアクセスのみに頼る北側のサテライトと、本館を1つの建物として繋げる工事で、完成すれば、バスに乗車するコトなく、直接、行き来ができるようになる。

さらに増築される部分には、搭乗口を3カ所新設する計画。

なお、現在、第2ターミナルのサテライトには、搭乗口が3ヶ所だけある状態(搭乗口46~48)。

本館と接続する上に、搭乗口が増えると言うコトで、旅客の移動がスムーズになるのに加え、混雑緩和にも一役買いそうな感じです。

歩く距離は、どのぐらいに…?

サテライトと本館が繋がるのは、朗報と言える話だと思う。

ただ…

正直、第2ターミナルは動線が宜しくない。

保安検査場の位置が宜しくないと言えば良いのか、とにかく歩く距離が結構、長いと言うイメージのターミナルになりつつある。

これが第1ターミナルならば、保安検査場から端まで行っても、そこまで遠いと感じるモノではナイのですが、第2ターミナルは現状でも端のスポットだと、なかなか距離がある感じ。

今のサテライトは、そこまで飛行機の発着があるスポットではないと思うけれど、これが本館と繋がるとなれば、話は別になって来るだろうから、搭乗口まで歩くと言うケースが増えると言えそう(それでもバス移動の現状よりはマシだけれど)。

第1ターミナルは、出発と到着の動線が同じなので、例え、時間が掛かってもお店なども豊富に行けるんですが、第2ターミナルは出発と到着の動線が分かれているので、到着時はお店がナイ場所を延々と歩くコトになるので、余計に距離が長く感じちゃいますね。

ってか、どうしてこんなターミナルになったんだろう…とすら。
もうちょっと動線、短くならなかったんだろうか…と。

実際、工事が終わって双方が繋がったとして、サテライトから本館まで歩くとなると、どのぐらいの時間が必要なんでしょうね…

 

ってか、その前にサテライトなんて、ついこないだできたぐらいの施設のようにも。

実際は2018年12月に開業なので、5年は過ぎている訳ですが、コロナ禍であまり利用されなかった施設(逆にバス連絡なので閉鎖が容易と言うコトで、中国からのチャーター便到着で利用したコトはあったけれども)。

まだ新しい施設。
それなのに、もう増築。

なんか最初のグランドデザインが、全然、なっていなかったと言うコトになる気がしますね。

最初からそう作っておけよ…って感じで。

そろそろ1タミにも動きが出てくるか…?

羽田はどんどん新しくなる。
でも、何気に第1ターミナルってあまり変わりがナイようにも。

リニューアル工事こそされていますし、最新の設備も入っていますが、第1ターミナル自体は、建設されて30年余り。
個人的な感想としては、グランドデザインがしっかりしていて、旅客の動きがシンプルなので古いターミナルの割に、今でも全然、使えるように思う。

ただ、そろそろ改築の計画などが長期計画の上などでは上がって来てもおかしくはなさそうなタイミングになって来たのかなぁ…と。
あと10年ぐらいは現状維持でしょうが、それ以上となると、さすがに改築されるタイミングって感じで。

成田もワン・ターミナルに向けて動き始めましたが、羽田も第1ターミナルが変わるとなると、激変する感じになって来るんでしょうね、そろそろ。

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