利用付帯から自動付帯へ!
JR東日本系のクレジットカードである「ビューカード」が、付帯している海外旅行傷害保険の適用条件・補償内容の変更を、2023年7月1日出発分から改定するコトを発表しました。
ビューゴールドプラスは、補償内容を手厚くし、JALカードSucia CLUB-Aゴールドも、少しだけ手厚くなりますが、基本的には、海外旅行保険に関しては、自動付帯だったのが利用付帯になると言う変更内容。
ビューカード発行のカード・イオンSuicaカード | ||
適用条件 | 自動付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡 | 500万円 | 500万円 |
後遺障害 | 500万円 | 500万円 |
障害治療費用 | 50万円 | 50万円 |
疾病治療費用 | 50万円 | 50万円 |
個人賠償責任 | 0 | 3,000万円 |
家族特約 | ナシ | ナシ |
ビューゴールドプラスカード | ||
適用条件 | 自動付帯 | 自動付帯 |
傷害死亡 | 5,000万円 | 5,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 100万円 | 200万円 |
個人賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 |
家族特約 | ナシ | アリ |
こんな感じ。
その他にJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードについては、ショッピング保険にオンライン購入分も対象に(JALカードSuica CLUBE-Aゴールドについては、海外旅行保険に関しては、自動付帯のまま)。
基本的には、改悪と言う感じの流れですね。
利用付帯への変更が、大きな流れ!
自動付帯が利用付帯になるコトで、出発前までに何かしらの決済が必要になると言う流れ。
ただそもそも「ビューカード」の海外旅行保険って、ゴールドカードじゃなければ、上記の内容なので物足りなさ満載。
ってか、ホントにこれで賄える?ってレベル。
海外旅行保険は、クレジットカードに付帯のモノでも、それぞれ合算できるので問題ないのかも知れないし、そもそもビューカード自体、JR東日本が母体なので、あくまでも国内向けのカードってのもあるのでしょうが、内容としては“ひとまず付いています”レベルで、他のカードに比べると、ちょっと見劣りする感じ。
年会費無料のカードであれば、アリなんでしょうが。
ってか、この付帯内容ならば、ノーマルカードに海外旅行保険を付ける意味がどれだけあるんだろう…?と言う気はしなくもないですが。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険と言えば、先日、ジャックスカードも同様に自動付帯から利用付帯への変更を、2023年10月1日出発分から行なうコトを発表しています。
ジャックスカード、海外旅行保険が利用付帯に!長期旅に有益になるかも?
ジャックスカードの場合、記載の仕方的に、渡航先の鉄道などの利用でもOKになっているので、もしかしたら3ヶ月を超える旅程の場合は、お得なカードに代わる可能性がありますが、「ビューカード」はそんな感じじゃないのが、残念なところ。
ただこうした流れは、これからも強くなっていくのかな?と言うのが、正直なところ。
まぁ、それでも空港までの電車賃をカードで払えばOKと言うのであれば、利用付帯になっても、そこまで影響はなさそうな気はしますが(逆に、空港までの電車賃の支払いではNGだと、影響が大きいですね)。
久々の海外!の前に、再確認を!
コロナ禍以降、まだ海外旅行に行っていないと言う方で、旅行保険はカードの付帯で充分と思っている方。
コロナ禍以前までは、自動付帯だったので安心している方も多いかと思いますが、今一度、お手持ちのクレジットカードの海外旅行保険に関しては、内容を再確認されておいた方が、無難ですね。
利用者の多い楽天カードなんかも変更していますし。
旅行保険は、やっぱりいざと言う時に安心。
別途に掛けて行くとしても、カード付帯で賄うと言う場合でも、ナイのとあるのとでは、安心感が全然違いますし、海外で万が一のコトがあった場合、やはりナイと悲惨なコトになり兼ねませんからね。
なるべくなら掛けておきたい商品ですからね。
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