ANA、パイロット不足で成田減便?いや、既定路線だろ?

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ANA成田減便?理由はパイロット不足?

読売新聞が、ANAが成田空港発着の国際線について、2020年3月から、現状の平均1日42便のうち、20%程度に当たる10便程度の減便をする方向で調整に入ったコトを報道しています(『全日空、パイロット不足で成田国際線を減便へ』2019/11/02 16:57配信)。

複数の関係者によると、全日空は羽田の増便に向けてパイロットの調整を進めてきたが、増便の主力となる長距離路線は3人が乗務する必要があるほか、主に使われる大型機の操縦資格を持つ者も限られ、人繰りが難しくなったという。このため成田を1日に発着する国際線42便(平均)のうち、10便ほどを減らし、羽田に回す検討を始めた。

記事によれば、JALも成田線の減便を検討していると見られると、報じています。

ANAは13.5便。
JALは11.5便。

新規で割り振られた羽田の昼間の国際線発着数だが、確かに10便程度の減便をすれば、ある程度、辻褄は会う計算にはなる。

成田~サンフランシスコ便の開設をJALが発表した時、とりあえず最初に思ったのは、中期計画だと人員も機材数も大して変化がないのに、どこからどうやって機材を引っ張って来るんだろう…と言うコトだったが、JAL的にも無理がある可能性が高いと言うコトなのだろうな。

まだ公式の発表が出ていないし、そもそも羽田の増枠分も、どこの国に飛ぶかは決まったが、どこの都市に飛ぶかは未発表なので、何とも言えない部分はある。

だけれども…

それじゃ、何故、ウラジオストク線を開設するんだ?と。
単に“パイロット不足”と言う名目を使って、成田から羽田への移管をしたいと言うコトなのでは?と。

ってか、そもそもですが、成田から羽田への移管と言うのは、鼻から分かっていたコトなのでは?とも。

パイロット不足は、世界の潮流だけれど…

そもそも、羽田の増枠は元々分かっていたコト。

確かにパイロットの育成は、短期間で行なえるモノではなく、現在の世界的な航空需要の高まりで、不足しているのは間違いないのだろうが、それでもANAの羽田の増枠が二桁に届くと言うのは、素人から見ても分かっていた話(JALの方は、微妙な要素があったけれど)。

“パイロット不足”と言うのであれば、そもそもの準備が足りていなかっただけの話で、増枠を受ける資格があったのだろうか…とすら思ってしまいます。

新規で枠を貰います
でも、パイロット不足になるので、減便か運休します。

なんか、支離滅裂に思えるんだが。

羽田の方が都心からも近く、単価も高く設定が出来、ビジネス需要も高い。

それは間違いがない訳で、成田から現状、飛ばしていて、来年の増枠後、羽田から飛ばす予定の都市ならば、成田線は撤退したいのも、分かる。

寧ろ、羽田移管は既定路線だとも思っていたのですが、ならば、そう言えばいいだけの話で、“パイロット不足”なんて、それっぽい名目を使わなくても良いのに…とすら(まぁ、現時点でANAが公式に言っている訳じゃないんですけれどもね)。

実際、成田から完全撤退をして、羽田に集約するデルタ航空のような事例もある訳で、既に“成田縛り”なんて、過去の話になっている様なモンなんだから。

メンツ…

なんですかね。

しょーもない…

もし仮にこの減便の報道が事実だとして、“パイロット不足”とか言っているんだったら、増枠分、返上しろよ…とすら思うし、パイロットが不足しているんだったら、中国線とかはスカイマークに渡せばいいのに…とすら思ってしまいます。



羽田に移管されそうなのは、どの路線?

まぁ、公式発表が出るのを待ちたい所ですが、とりあえず、どの路線が羽田移管・成田減便(運休)になる可能性が高いのかを勝手に想像してみました。

今回の羽田の増枠で、ANAが手にしたのは、13.5便分で、その内訳と、現状の羽田・成田線の就航状況は、以下の通り。

国名 新規増枠数 現状の羽田線 現状の成田線
アメリカ 6便 ロサンゼルス ロサンゼルス(2)
ニューヨーク ニューヨーク
シカゴ シカゴ
ホノルル ホノルル(2)
サンフランシスコ
シアトル
サンノゼ
ワシントンD.C.
ヒューストン
中国 2便 北京(2) 北京
上海(3) 上海(3)
広州 広州
藩陽
大連
青島
武漢
成都
杭州
厦門
ロシア 1便 なし (ウラジオストク)(週2)
オーストラリア 1便 シドニー パース
インド 0.5便 なし デリー
ムンバイ
チェンナイ(週3)
イタリア 1便 なし なし
トルコ 1便 なし なし
スカンジナビア 1便 なし なし

()内は1日当たりの便数

こうして見ると、がっつり移籍の可能性があるのは、アメリカ線と言うコトになりそうですね…と。

東南・南アジアから北米に向かう需要もありますが、アメリカ線で日本人比率が高い路線は、羽田に…と考えて来そうですね。

ANAの場合、提携先であるユナイテッド航空が、羽田増枠後も、成田の枠はほぼ維持する形になりそうなので、羽田に移管もしやすそうな気がしますね。

逆に期待したいアメリカへの新都市就航と言うのは、考えにくいのかな…とも。

中国も同様で、新規の2枠は成田からの移管で埋めて来そうな気がしますね。
オーストラリアはJAL+カンタスが強いですし、パースは就航したばかりなのでパース線の移管ではなく、新規の就航都市になるでしょうが、インドは成田からデリーかムンバイ線を移して来そうな感じ。

ってか、この際、もう成田~上海線とかはピーチに移管でも良さそうな気はしますけれどもね。
ANAの東アジア線は羽田線のみで、成田線はLCCへと移管で。

まぁ、成田からの移管は、想定内の話。

問題は、移管されない路線が減便になるかどうか。
そう言う所になるのかな、と。

どちらにせよ、公式発表が待たれる所ですが、それにしてもANAもJALも、羽田の増枠分の情報解禁が遅れているんじゃない?と言う感じもしますけれど。

中部~上海・香港は運休

因みに、以下の路線が、この件とは(恐らく)関係ない需要減から運休が実施・発表されています。

・中部~上海(浦東):NH939/940便 2019年10月27月~2020年3月28日
・中部~香港:NH875/876便 2019年12月1日~12月18日・2020年2月4日~3月28日
・成田~香港:NH809/810便 2019年12月1日~12月27日・2020年1月5日~3月28日

航空機のパイロットって、運航出来るのは機材によって…なので、これらの路線で使われている機材は小型のモノが多く、運休した所で、羽田発の新規増枠分に搭乗出来たりする感じじゃないのかも知れませんが、ANAは中部発着の国際線、諦めたのかしら…と言いたくなる感じ。

もうホントに、羽田に集約したいんだろうな…と。

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