羽田も成田も着陸禁止!成田には1,500名が留まる。

成田と羽田は着陸禁止に!

成田空港は、大型で非常に強い台風19号が勢力を保ったまま関東地方に接近した影響で、2019年10月12日11:00から、旅客便の着陸を禁止しました。同時に、羽田空港も、10月12日14:00から旅客便の着陸を禁止しました。

どちらの空港も着陸が禁止になるのは、それぞれ24時間の予定になり、緊急事態や貨物機・フェリーフライトを除いた禁止となっています。

これにより翌10月13日も各空港発着便へ大きな影響が残るコトが明らかになっており、ANAは成田空港発の国内線全便の欠航が決定済み、JALについても既に一部の運航便で欠航が決定しています。また、羽田に関しても午前中の発着便を中心に多数の欠航便が決定している状態。

陸上の交通機関も既に空港アクセスはおろか、都心部の鉄道各線も基本的に運航を休止していますし、東関東道や新空港道・首都高速など関東近郊の高速道路のほとんどで通行止めが行われているので、そもそもアクセス手段がないのも事実ではありますが。

今回、両空港の着陸が禁止されたのも、空港に乗り入れる鉄道などの公共交通機関がストップしたコトにより、到着便の旅客が滞留するのを防ぐのが狙い。

先月9月に千葉県で大きな被害を残した台風15号が襲来した際は、空港アクセスが軒並みストップしたのにもかかわらず、着陸の受け入れだけは進んだ為、空港内に最大で約17,000人が足止めになったと言う経験を生かしたモノだと。

ようやく災害への意識が変わった?

鉄道の計画運休。
空港の着陸禁止。

今までだとあまりこう言う対策が立てられたコトはなかった様に思うのですが、ようやくこうして動くようになりましたね。

日本は自然災害も多い国な訳で、もっとこうした動きが定着すれば良いのですがね(逆に、今までそう言う流れになっていなかったの自体が、驚きだけれど)。

空港関連だけでなく、出社停止とか、フツーになれば良いのですが。
いや、ってか、もうこのタイミングで仕事に行くとか、あり得ないだろ…と思うのですけれどもね。

どこまで働かせたいのやら、日本の会社は。

災害時は情報が命

こうした事前にアナウンスのある計画運休とかは、たまたまこうしたタイミングで日本や関東にいる人にしてみても、早めに対策が取れる訳で、やっぱり有り難い限りかと。

やっぱりこう言う時は、情報が命。
海外から来ている方にとっては、やっぱり入手出来る情報が、我々日本人よりも限られている訳で、大変だろうな…と。

空港の公式twitterなんかは多言語展開されてはいましたけれど。

やっぱり不安だろうな…と。

いや、不安でしかないだろうな。

特に1人で旅をしている人や、お子様連れの場合は。

計画運休とかはまだ英語でも情報が入手出来るかも知れないけれど、避難となると、そう言う訳にもなかなかいかないでしょうから。

成田滞留は1,500人程度。空港に行くべき?

因みに、今回は1,500人程度の人が、成田に留まっているとのコト。

既に空港会社側から、寝袋・水などの配布が行われたとのコトですが、自分がもしこの立場だったら、どうするかな…と。

空港にいた方が情報は確実です早く手に入る可能性は高いのは事実。
翌日から出発が再開されてからも、出発予定時刻は乱れているでしょうし、空港へのアクセスも乱れている中で、空港に前日からいた方がスグに対応が出来る訳ですが、着陸が禁止されると分かっているのに空港へと向かうと言うのも、何か違う様な気がしなくもない。

まぁ、道義的な部分ですけれどもね。

前日までに欠航が発表になっているのにも関わらず(それを知ってか知らずかは置いておいて)、空港に向かうと言うコトに対しての話なので。

ただもし自分自身が海外にいたら、確かに情報が一番手に入りますし、確実に英語は通じやすくなるし、基本的にWi-Fiだって繋がるし…と、空港にいそうな気はするけれど。

どうなんでしょうね。
この辺りの判断は、人によって分かれる様な気はしますし、空港への近さとかも関係してくるのでしょうが。

それにしても何事もないまま、台風が通り過ぎてくれれば良いのですけれど。

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