スカイマークが破綻を乗り越え、再上場申請!

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スカイマーク、再上場申請!

スカイマークが、2019年10月30日、東京証券取引所に上場申請を10月25日付で行なったコトを発表しました。

上場時期については、日本取引所自主規制法人が審査を行い、東京証券取引所より上場承認を得られるコトが前提になるため、現時点で確約されたモノではナイとしています。

1996年に旅行会社大手のH.I.Sの子会社として創業したスカイマーク。
「第3極」の航空会社として脚光を浴びるモノの、就航後は伸び悩み。
ようやく改善して、羽田の発着を活かして安定経営になり、波に乗って来たな…と思った矢先、機材調達など、会社の身の丈に合っていない投資を行ったコトが影響で、2015年1月に経営破綻。3月に上場廃止となっていた訳ですが、その後は、投資ファンドのインテグラルからの支援を受け、ANAからも資本が注入され、再建を進めており、この11月には初の国際線となる成田~サイパン線の就航が控えるにまで至っています。

今回の再上場申請の発表と同時に、代表取締役及び取締役の移動も発表しているのですが、インテグラル出身の佐山代表取締役会長が、代表を外れ、取締役会長に。

西岡取締役執行役員が代表取締役に就任するコトに。

佐山氏的には、完全にこれで再建に道筋が付いたと判断したのでしょう(とは言っても、後任である西岡氏もインテグラル出身ではあり、10月31日までは在籍している模様ですが)。

ANAとの関係は?

まぁ、ここで気になるのは、ANAの存在でしょうか。

そもそもスカイマークとしては、当初、JALからの出資を期待していた訳だが、JAL自身、経営破綻直後であり、身動きの取れないタイミングであり、ANAが出資するコトに。

前回のANAの株主総会では、あくまでもスカイマークへの出資と言うのは、「投資」と言う表現であり、今後の扱いについては未定としていた訳ですが、ANAとしてもどう言う距離感を保つのかが分からない所。

スカイマークが破綻した原因となったオール2階建ての航空機であるA380も、スカイマークをANA傘下に収める為に、買うコトになり(ハワイ線に投入して上手く行っている方だとは思うが、有償での単価が現時点では不明なので、何とも言えないが)、ANAとしては、羽田の発着枠をしっかり持っているスカイマークは、傘下に組み込みたい所だけれども、スカイマークとしては断固として拒否している訳だし、現時点では組み込まれない様に佐山氏が踏ん張っている印象があるのだが…

まぁ、組み込まれた時点で、スカイマークの第3極としての魅力は皆無になる訳ですが。

ってか、ANAとしては減益決算を発表したのに、スカイマークの再上場申請があり、株価が上がるって、投資家は何を期待しているんだろう…と思うけれど。



高い搭乗率を維持したまま、安定中

確かに、搭乗率はイイ。

かなりイイ。
さすがに破綻時に不採算路線をばっさり切り捨てたコトもあって、2019年9月度の全路線での平均搭乗率は88.7%(前年度比+2.6%)。8月も90.2%だ。

8月は繁忙シーズンと言うコトを考えても、運賃の値段が安く設定されていると言っても、やっぱりこの搭乗率は驚きの高さなのは、間違いがナイ。

特に主力になる羽田線は、2019年に入って、80%台の前半だったのは、1月(81.2%)と4月(84.2%)の2ヶ月だけで、その他の月は85%オーバーと言う数値を出して来ている。

8,9月なんて90%を超えて来るのだから、もうほぼ満員に近いレベルである。

ただ気になるのは、再上場をした所で、その後の展開が見えないと言う所。

企業であるからには、継続的に利益が伸びて行くと言う形に持って行かなければならないのだろうが、既存路線の搭乗率は、既に天井に近い。

だけれども、羽田の国内線枠を新たに確保するコトは出来ないのだから、地方~地方路線か、国際線に打って出るしかない。
その1つのカタチが、成田~サイパン線なのだろうが、高搭乗率を国際線で継続的に確保して行けるかどうか。

その戦略がまだまだ打ち出せていない様にも思う。

まぁ、国際線にもっと打って出るのであれば、スカイマークの場合、神戸空港は国際線が飛ばせないので、成田の拠点化が必要になってくる。
その為の資金が必要だから、再上場なのだろうか。

でも、個人的には何となく、そうは思えなくて、そもそもインテグラルは投資ファンドである。
つまりはいつか株式を放出して、リターンを得なければ話にならない。

そのリターンの為の再上場。

そう思えて来るんだよね、何故か。
まぁ、投資ファンドとしては当たり前の話だし、そもそも短期間の間で、再上場までこぎつけただけでもスゴイ話ではある思うのだけれど。

この先のスカイマーク。
まぁ、再上場をきっかけにもっと会社の考え方が見えて来るのかな…と。
まずは、これをきっかけにとりあえずANAの資本の影響から、離れるコトになるのかどうかは注目して行きたい所ですかね。

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