乗車区間に関係なく3回以上の乗車でOK!
「西武鉄道」が、乗車するとグループ共通ポイントプログラムの「SEIBU Smile POINT」が貯まるポイントサービスを、2024年4月1日からリニューアルするコトを発表しています。
ひとまず具体的な更新点や主な概要は、こんな感じ。
- 乗車区間に関係なく、同一月内で西武鉄道線を乗車した回数でカウント
- 月3回以上の乗車でポイントを進呈(現在は、同一運賃区間で月5回以上でポイント)
- エントリー不要
- すべての時間帯、駅が対象に(現在は、一部の駅と時間帯は対象外)
- モバイルPASMOの利用で積算率がアップ
今までの乗車ポイント制度(リピートプラス)は、ちょっと貯めにくいと言う感じでしたが、これが一気に改善されるかたちに。
で、気になるポイントの進呈率は、こんな感じ。
乗車回数 | 西武線アプリ ログイン | 基本積算率 | モバイル PASMO利用分 | 合計 ポイント数 |
3回以上 | 1% | 0.5% | 3.5% | 1.5〜5% |
16回以上 | 1% | 1.5% | 7.5% | 2.5〜10% |
関東圏の私鉄各社は、モバイル利用を促していますが、「西武鉄道」は、モバイルPASMOを利用した際のポイント率が、かなり高くなるのが特徴と言えそうですね。
さらに3月12日からは「PASMOアプリ」から「SEIBU Smile POINT」をPASMOへとチャージが可能になります(チャージ可能単位は1ポイント〜1ポイント単位で可能・手数料不要)。
モバイル使わないと還元率は今ひとつ…
今ひとつ使い勝手が悪かった「西武鉄道」の乗車ポイント制度(リピートプラス)。
これまでの制度は、こんな感じでした。
西武鉄道、乗車回数に応じたリピートプラス開始へ!回数券は廃止に!
で、ビミョーだった点が、一気に改善される感じ。
同一月内で3回以上の利用があれば、乗車区間に関係なくポイント還元になるので、かなり間口が広くなりましたね。
同一月内3回以上なので、どこか1日、往復で利用し、もう1回乗ればOKですから、もう達成は容易にできる感じなのは、嬉しい限り。
ただ還元率は、モバイルPASMOを利用していないと、そこまで…と言う感じ。
ってか、リピートプラス導入と同時に廃止になった回数券と比べると、いくら乗車区間を問わないと言えども、還元率ではかなりの差が生じている感じ。
モバイルPASMO利用者と、カード型とで差を作るのは、別に悪くはないと思う。
PASMOの場合、Suicaと異なり、モバイルユーザーがやや多くない印象ですし、そちらに促したいのも分かる。
ただちょっと差がありすぎるかな…と。
月16回の利用の場合、モバイルPASMOを使わなければ、最大2.5%。
それなのにモバイルPASMOを使えば、最大で10%。
差がありすぎです…って、正直、思います。
Suicaと併用できればいいのに
モバイル使用に切り替えて欲しい。
モバイル使用が伸びていない。
そんな感じなのだろうけれど、それならばモバイルSuicaと簡単に併用できるようになれば良いのに…と言う感じ。
まぁ、毎回、思うけれど。
JRの改札にかざせばSuicaを、私鉄の改札にかざせばPASMOが自動的に選択されるようになれば、一気にモバイルPASMOも普及するんだろうけれどなぁ…
もちろん、技術的には可能なのかも知れないけれど、問題は、共有駅なんでしょうね。
ならせめてボタン1つで切り替えができれば良いんですけれどね。
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