タイ、隔離なしプーケット滞在制度「サンドボックス」始動へ!

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EUがまずは域外からの観光客に対応しそうなこの夏。
日本はまだオリンピックが開かれるのかどうかすら、半信半疑だし、議論が多い所だけれど、世界的には閉じた門を再び開いて行こう…と言う動きが出て来ているのは、間違いなさそう。

いや、だからと言って、日本が急ぐ必要はないと思うけれどね。

タイ、プーケットで隔離なし制度始動へ!

タイのプーケット。

観光客にも人気があったリゾート地ですが、2021年7月1日からワクチン接種済みの外国人観光客を受け入れる「プーケットサンドボックス」(Phuket Sandbox)と言う制度が開始されるコトが決定しました。

これは、条件を満たしていれば、隔離なしで入国が可能と言うモノ。
あれ?既にプーケットって島内限定だけれども隔離なしが実現されてなかったっけ?流れたんだっけ?と思いつつ。

まずは「プーケットサンドボックス」の現状で分かっている条件。

サンドボックス利用の条件

・タイ保健省が定めた低リスク・中リスク国のリストに入っている国からの旅客
・出発日14日~12ヶ月前のワクチン接種完了(*1)
・旅程表もしくは訪問計画の提示
・6~18歳はプーケット空港到着時に抗原検査が必要(*2・自己負担)
・プーケット到着は、直行便限定(*3)

*1:両親と行動を共にする6歳未満の子供は、ワクチン接種済み証明書は不要
*2:抗原検査で陽性になった場合は、PCR検査(費用は自己負担)
*3:例外は後述

渡航後の条件としては、こんな感じ。

プーケット渡航後の条件

・Thailand Plusアプリケーションを有効化し、全滞在中の位置情報の開示
・プーケットでの滞在先は健康安全基準(SHA)認定を受けた宿泊施設に限定
・到着後、7日間は行動範囲がプーケット島内に限定

到着後、数日後にPCR検査を受ける必要があるなどの話もあるので、具体的なオペレーションが出てきたら、追記しようとは思いますが、一気にプーケットの開放に向けて動き出した感じはしますね。

日本発着の直行便は未発表

ただ問題になって来るのは、プーケット入域は直行便に限定していると言う点。

タイ国際航空は、ロンドン・フランクフルト・パリ・コペンハーゲンの4都市からの予約受付を再開。
またその他の航空会社も続々と運航再開のアナウンスが出ていて、直近で発表されたモノでも、

タイスマイル|香港線(週4往復・2021年7月2日~)
シンガポール航空|シンガポール線(1日1往復・2021年7月1日~)
カタール航空|ドーハ線(週4往復・2021年7月1日~)
エミレーツ航空|ドバイ線(週4往復・2021年7月1日~)

と、各社が運航再開をアナウンスしている状態。
ですが、現時点でタイ国際航空の日本路線は、

・成田~バンコク(週3往復)
・羽田~バンコク(週1往復)
・関空~バンコク(週2往復)

とバンコク路線のみの運航アナウンス。

つまりは日本発着の直行便でプーケットに入るコトができない状態。

但し、スワンナプームのE9ターミナルに到着するフライトのみ、乗り継ぎが可能になると言う話もある。

この場合、スワンナプーム経由でプーケットに入域が可能になりそうな感じではあるけれども(詳細がよく分からない状態)、トランジットの場合の動線も今一つ不明なままではある。

まぁ…

まだ当面、日本は蚊帳の外。
そう思っていた方がイイのかな…と言う感じもしなくもない(ワクチンの接種状況的にも)。

隔離なしと言うより島内隔離なだけ?

確かに隔離なしだけれども、基本的に利用する施設はSHA認定のモノしか利用できない感じなので、実際は、どうなのだろう…?とは思う。

実際は、ある程度、自由に出歩けるんだろうか?みたいな(それだとプログラムの意味をなさない様には思うけれど)。

まぁ、実際に運用がスタートしてみないと、分からない部分も多そうですね、タイだし。
でも、確実に1歩、前進した感じはするのは、確か。

ただ…

足元ではタイの感染者数は、2021年2月に拡大があったが、ひとまず収束したのが、4月に入りサイド、感染拡大に襲われている状態。

特に刑務所内でのクラスター発生で人数が増えている状態だけれども、それを差し引いても、感染者数が増えていて、バンコクやノンタブリーは、アルコールの提供が禁止され、県間の移動は禁止、飲食店は21時までの営業と言う管理体制に。

パタヤやアユタヤなどはその次に制限が厳しく、アルコールの提供は禁止で飲食店は23時まで…と言う状態。

このタイミングでプーケットからの「サンドボックス」。

逆に、ある意味、タイ政府の強い決意みたいなモノを感じてしまいますけれども、ワクチンを打っているから安全な訳でもなく、そもそも日本に帰国の際の制限もある訳で、すんなり“プーケットへGO!”と言う人がどれだけいるのだろう…とは。

いや、いると踏んだから航空会社も運航再開に向けて動き出しているのでしょうが。

でも…

またアジアの雑踏に紛れる日が来るとイイなぁ…

 

いや…
それ、リゾート地のプーケットじゃないよね、きっと。

★詳しい情報は必ず最新のオフィシャル情報をご確認ください。

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