EU、デジタル証明で観光再開に基本合意!

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それにしても…
いつになったら、海外に行けるようになるのか…
どうなんでしょうねって思いつつ、EUがこんなコトを決定しました。

EU、デジタル証明書で域内自由を基本合意

欧州連合(EU)が、新型コロナウイルスの検査結果・ワクチン接種の有無などをデジタル証明書とする「EU Digital COVID Certificate」の枠組みで、欧州議会と加盟27カ国の代表が基本合意したコトが明らかになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大で、旅行産業が大打撃を受けている中で、最大の繁忙期である夏季の観光再開に向けて道筋を整えた形。

今回、最終合意に至ったのは、元々は、「デジタルグリーンパス」と呼ばれていたシロモノ。

今後、欧州議会・欧州理事会で採択がなされたのちに、2021年7月1日から正式に制度が発足する見込みで、具体的には、こんな内容の証明書。

・新型コロナウイルスのワクチン接種有無
・感染したが回復し、免疫があると見做される
・最近の検査で陰性だったコトを示す

紙形式の証明書も発行できるが、スマートフォンのQRコードで管理され、旅行者は無料で利用するコトができると言う訳だが、加盟国は国内法に基づいて国内での運用も可能にするとのコトが、公衆衛生リスクが高まった場合を除き、この証明書を保有している者に対して、追加の規制を課すコトはできないとし、EU全加盟国が隔離措置なしに入国を認めると言うコトになる。

域外からの渡航も制限緩和!

EUは、2021年5月19日に、域外からの渡航者について、到着の14日間以上前にワクチンの接種を完了させたコトを証明できる場合は、入域を認めるコトで合意したばかり。

今回、新たに合意がなされた「EU Digital COVID Certificate」と合わせて、域内の移動も緩和に向かいそうな予感がある。

因みに、域外からの渡航者の場合、欧州医薬品庁が認可したワクチンを接種した旅行者のみが対象。

これは現状、

・ファイザー
・モデルナ
・アストラゼネカ
・ジョンソン&ジョンソン

以上の4社のワクチンと言うコトになっているので、中国のシノファームなどのワクチンを接種している場合は、この枠組みでは入域が許可されないと言うコトになります。

また、EU域外の国で感染状況が悪化した場合、変異株の侵入を防止する為に、加盟国が渡航制限を掛けられる枠組みでも合意がなされているので、最新の状況は注意が必要になるのは、引き続き…と言う感じ。

日本の次の一手は、何だ?

ワクチンの接種が日本よりも進んでいるコトと、これからのバカンスシーズンに向けた取り組みと言う感じですが、EU加盟国以外にも関係が出て来そうな話。

ただ…

去年の夏もこんな感じだったよな…とは思うけれど(デジタル証明書と言う枠組みとワクチンがあると言うのは、去年と異なるけれど)。

確かに中国から発症した新型コロナウイルス。

でも比較的、東・東南アジアの国々の方が封じ込めに成功している感がある(台湾などでも再燃しているとはいえ、欧米に比べると人口割合で見れば、断然、封じ込めているのが現状)。

それなのに、ヨーロッパの方が先に開国に向けての枠組みが合意される…と言うのは、何とも不思議な話。

ワクチンも別に全てに有効な訳ではなく、こうした感染症を完全に封じ込めると言うのは、人類の歴史上、ほとんど困難な話に近いのに…

ただこれが初めの一歩であるのは、間違いがない。

日本は島国だから、比較的、水際でのコントロールをしっかりとすれば、感染の流入は防ぎやすい訳だけだし(現時点で、それが出来ているかと言われると、出来ていないともいえるけれど)、緊急事態宣言もあまり効果がなくなって来た訳だけれども、そろそろ日本も次の一歩に向けた枠組みの話が出て来ても…と言う気がしなくもない。

ただそれには、まず国内の感染を完全に抑えるコトが先決ではあるし、今の政府の感染症対策では、不安感しかないけれどもね。

ひとまず、最新の情報を手に入れるようにしつつ、まだまだ細心の注意を払って行動するしかないかな…

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