春秋航空日本の決算がスゴイ(2017年4月発表版)

無事に日本に帰って来てからと言うものの、ドツボにハマったかの様に働いています。
正社員じゃないけれども。
明日も始発…

起きれるのかどうかが心配です。

春秋航空日本の決算が発表になりました!

さて、2年前に、春秋航空日本の決算が酷いと言う話を書いたのですが、2016年度の決算が発表になりましたが、コチラも、また散々な形での発表になっていました。

春秋航空日本の決算がスゴイ | now here,no where

スカイマークが破たんしてから、しばらく過ぎましたが、そう言えば、名称を変更するかも…と言う話が出ていました。 社名自体は、浸透していると思うし、それ自体が、財産だと思うのですが、過去と決別したいと言う考えも分かりますし、イメージを変えたいと言うのも、理解出来るので、何とも言えない所ではありますが、今回は、スカイマークではなく、春秋航空日本の話です。 春秋航空日本の決算が驚き! …

具体的に第5期である2016年12月期通期決算を見てみると…

売上高…51億6,200万円
純損益…37億9,100万円の赤字
営業損益…38億1,700万円の赤字
経常損益…37億8,300万円の赤字

になっています。

ブログで記事にはしていないのですが、1年前の第4期の通期決算を見てみると、

売上高…25億2,100万円
純損益…49億円の赤字
営業損益…48億3,900万円の赤字
経常損益…48億7,800万円の赤字

だったので、まぁ、改善はしていると言う形にはなるんですけれどもね、一応。

でも、これで5期連続の大きな赤字になってしまいました。

これからの春秋航空日本はどうなる!?

2年前は3機での運用だった同社ですが、現在は、ボーイング737-800型機を4機保有していますが、2017年6~7月に掛けて、5,6号機を相次いで受領する予定が発表されているので、今後、更に拡大する姿勢を見せてはいますが、この大きな赤字額と言うのは、心配な部分。

一応、資本金の方も114億円に増強されていて、当面の運航における心配はなさそうな感じはありますが…

現状の運航路線を見てみると…

  • 成田~札幌:1日1往復
  • 成田~関空:1日1往復
  • 成田~広島:1日2往復
  • 成田~佐賀:1日2往復
  • 成田~武漢:週3往復
  • 成田~重慶:週4往復
  • 成田~天津:週3往復
  • 成田~ハルビン:週4往復

と言う体制になっています。
新しい機材が受領され次第、更に、中国本土への新路線の開設を目指しているとのコトではありますが…

1日1往復ぐらいで飛ばせる所に就航しないと、もうそろそろ持たないのでは…とすら。

幾ら、中国資本がメインの航空会社であり、国際線利用者の大半が中国人だとしても、もうちょっとメジャーな路線が1,2路線は欲しい所じゃないかな…と。

更に言えば、逆に、国内線の利用者の大半は日本人だとのコトなので、国際線と国内線のシナジーが、ほとんどナイと言う状況なのでは…とすら思えてしまう。
それはちょっともったいない感じがあるよな~と。
ってか、折角、スプリングパスと言うマイル機能もあるのに、日本国内線はポイントが付与されないし、やっぱり5期目になっても、“中国の航空会社”からは脱皮出来ていないんだなぁ…とも(日本発の国際線は付与対象(と言うか、そもそも、スプリングパス自体は春秋航空のモノではありますが)。

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