いよいよエポスカードも、海外旅行保険は利用付帯に変更へ!

年会費無料で旅行保険自動付帯だったのが…

年会費無料のクレジットカードは、巷に多く存在していますが、ゴールドカードでもインビテーションが来れば、年会費が無料になるカードと言うのは、かなりレア。

そんなレアさもあって人気の「エポスカード」。

マルイのクレジットカードですが、貯めたエポスポイントをマイルなどに移行できるコトでも人気のあるカード。

そのエポスカードの他のウリが、“海外旅行保険が自動付帯”(つまりはクレジットカードを使用しなくても、持っているだけで適用になる)と言う点。
年会費無料なのに、海外旅行保険が無料で、さらに自動付帯!と言うカードは、なかなかナイ。

…ですが、いよいよ改悪が発表になりました。

プラチナカード以外は、利用付帯(旅行関係の代金をカードで支払った場合のみ適用になる)に、変更となります。

見出しタイトル
  • 改定日|2023年10月1日以降に日本国内から出発する海外旅行
  • 対象カード|エポスカード・エポスゴールドカード
    *エポスプラチナカードは除く
  • 適用条件|
    • 改定前…カード利用の有無にかかわらず、海外旅行傷害保険が適用される(自動付帯)
    • 改定後…旅行代金を対象カードで支払うコトで、海外旅行傷害保険が適用される(利用付帯)
 
 

自動付帯から利用付帯に切り替わるコトで、保険の内容自体は、手厚くなるコトも併せて発表になりました。

ひとまず、こんな感じ。

 エポスカードエポスゴールドカード
改定前改定後改定前改定後
適用条件自動付帯利用付帯自動付帯利用付帯
傷害死亡・後遺障害最高500万円最高3,000万円最高1,000万円最高5,000万円
傷害治療200万円200万円300万円300万円
賠償責任2,000万円3,0000万円2,000万円5,000万円
救援者費用100万円100万円100万円100万円
携行品損害20万円20万円20万円50万円

正直、エポスカードの海外旅行保険は、年会費無料なだけに、そこまで高額ではなかっただけに、ようやくマシになったかな…と言う感じはしますね。

ただ海外旅行保険は、他のカードとの併用もできるので、やっぱり自動付帯と言うのが、一番のメリットだっただけに、やや残念な感じもしてしまいます(高額の保険は、他のカードで補えば良いだけの話なので)。

自動付帯→利用付帯が、1つの流れに!

クレジットカード付帯の海外旅行保険については、このところ、改正が目立っているのが現状。

先鞭を切った感じなのは、楽天カード。

2020年にノーマルカード・ゴールドカードの利用条件を、自宅→空港までの交通費がNGになり、さらに2022年にノーマルカードは携行品が保険の対象外に。

楽天カード、海外旅行保険でも改定!一般カードは携行品なしに!

2023年に入ってからは、JR東日本系のビューカードも、一部のカードを除いて適用条件が自動付帯から利用付帯へと切り替わるコトが発表に(実施は7月1日出発分から)。

多くのビューカード、海外旅行保険が自動から利用付帯に変更へ!

さらにジャックスカードも、一部を除くノーマルカードは、自動付帯から利用付帯へと変更になるコトが発表になっています(実施は10月1日~)。

ジャックスカード、海外旅行保険が利用付帯に!長期旅に有益になるかも?

ジャックスカードの場合は、渡航先の交通費なども対象になっているのが特徴ですが、自動付帯→利用付帯と言うのは、もう1つのトレンドなりつつあり、そこに今回、エポスカードが加わると言うコトになります。

公共交通機関の決済でOK!

今回のエポスカードの改定では、利用付帯になる訳ですが、対象になるのは、以下の支払いを対象エポスカードで支払うコトになります。

  • 日本出国前|全日程が旅行保険の対象
    ・旅行会社が発売する海外旅行ツアーの旅行代金をエポスカードで支払う
    ・公共交通機関の乗車券を予約し、エポスカードで支払う
  • 日本出国前|決済完了から保険の対象
    ・公共交通機関の乗車代金を、エポスカードで支払う
  • 日本出国後|決済完了から保険の対象
    ・公共交通機関の乗車代金を、エポスカードで支払う

なので、成田エクスプレスや京成スカイライナー・リムジンバスをエポスカードで支払っていれば、利用付帯はクリアになります。

さらに言えば、渡航先の空港→ホテルまでのリムジンバスやタクシー代金なども利用付帯クリア。

逆に対象外なのは、海外で個人手配の宿泊の決済であったり、空港での駐車場代や海外でのレンタカー代金など。

なので、自宅→空港までをカード決済してしまうのがベターですね。
券売機でもクレジットカードが使える鉄道会社は多いですしね、今。

個人的に気になるのは、旅行期間の部分。

エポスカードの公式プレスだと、

海外旅行を目的に日本国内の住居を出発したときから住居に帰宅するまでの間

になっていて、特に期間が定められていないんですよね。

通常、クレジットカードの付帯保険だと、90日間と言うのがほとんどなのですが、改定後のエポスカードは違うのかな?
それならば、かなり長期旅行派にはもってこい!と言う話なんだけれど(因みに改定前は、対象旅行期間が90日間でしっかりと明記されています)。

まぁ、仮に90日間だとしても、海外で公共交通機関をカード決済した時点から、保険が対象になるので、長期旅行ならば他のカード付帯保険で90日間をやり過ごし、89日目にエポスカードで決済すれば、そこから対象になると思うので、これまた利用価値は高そうですが。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください