楽天カード、海外旅行保険を改定!
楽天ポイントが貯まりやすいと言うコトで人気を集める「楽天カード」。
普通カードならば年会費も無料なので、持っている人も多いカードだとは思う。
旅人としても「楽天プレミアムカード」を持てば、海外などで入れるラウンジも多い「プライオリティパス」を無料で持てるので人気を集めていたカードですが、ここのところ、楽天関連は改定が相次いでいたりします。
まず2022年3月31日で、楽天の保険の保険料を楽天カードで支払うとSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+1倍になるのを終了。
2022年4月1日からは楽天市場で開催しているSPU(スーパーポイントアッププログラム)におけるポイント進呈ルールが変更に。
9月買付分からは楽天証券の投信積立の楽天カードクレジット決済については、1%の還元率だったのから多くが0.2%に(1%の還元率のモノも残る)。
楽天系はこうした変更がちょこちょこと行なわれるので、その都度、しっかりとチェックをしていたいな…とは思うのですが、2022年6月1日から、「楽天カード」における海外旅行傷害保険の補償内容の変更もアナウンスされました。
具体的な変更点は、以下の通り。
対象カード|楽天カード
変更点|
・携行品損害が対象外に
・賠償責任の保険金額が2,000万→3,000万円に
対象カード|楽天ゴールドカード
変更点|賠償責任の保険金額が2,000万→3,000万円に
まぁ、一般カードだと携行品損害が対象外になると言うのが、大きなポイントですかね。
携行品は、何気に海外旅行保険では使われやすいと思うので、それをどう捉えるか…と言う感じですかね。
楽天カードの保険内容の比較
今回、変更になった「楽天カード」は、以下のカードも含まれているコトが発表になっています。
・楽天ANAマイレージクラブカード
・楽天PINKカード
・楽天カードアカデミー
・楽天銀行カード
・アルペングループ楽天カード
ひとまず、カード毎の海外旅行保険の内容については、こんな感じで差が出るコトに。
保険の種類 | 楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
傷害死亡・後遺障害 |
最高2,000万円 |
最高2,000万円 |
合計最高5,000万円 |
障害治療費用 |
200万円 |
200万円 |
300万円 |
疾病治療費用 |
200万円 |
200万円 |
300万円 |
救援者費用 |
200万円 |
200万円 |
200万円 |
賠償責任 |
3,000万円 |
3,000万円 |
3,000万円 |
携行品損害 |
× |
20万円 |
合計50万円 |
保険条件 |
利用付帯 |
利用付帯 |
自動付帯* |
年会費 |
無料 |
2,200円(税込) |
11,000円(税込) |
*傷害死亡/後遺障害/携行品については、利用付帯枠アリ
「楽天カード」の難点は、ノーマルの「楽天カード」のスペックが高すぎるコトなのだと思う。
なので、その上位カードになる「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」がビミョーに思えて来るところなのだと。
年会費無料の「楽天カード」。
それに対して、年会費が有料のカードにお得感がなかなか出てこないと言う感じ。
去年、改定が入った「楽天ゴールドカード」なんて、特に。
ただ今回の改定で、海外旅行保険については、携行品で差が出ると言うコトになりましたね。
でもこれで自動付帯だったら、まだメリットがあるように思うんですけれどね、海外に行けるようになった時に。
残念ながら、「楽天ゴールドカード」も利用付帯での海外旅行保険の適用。
しかも、「楽天カード」も「楽天ゴールドカード」も、旅行代理店で予約した海外パックツアー代金や渡航先までの航空券などで利用する必要があり、空港までの公共交通機関の支払いだとNGになりましたからね。
楽天トラベルで購入するならば、確かに楽天系のカードを使うけれど…って感じ。
改定続く楽天
「楽天ゴールドカード」とノーマルの「楽天カード」。
地味に海外旅行保険では、携行品の部分で差が出るコトになりますが、その為に年会費を払うか…と言う感じ。
かと言って、海外旅行をあまりしないのであれば、年会費11,000円を払って「楽天プレミアムカード」ってのは、SPUが4倍になると言えども、ちょっともったいない感じもあるしなぁ…
楽天。
こうしたポイントを軸としたカードや証券と言った金融系と、ネット販売とを組み合わせた先駆け的な存在なだけに、次の一手をどんどん期待したいところなんですけれどもね…
それができない状態になっていると言うコトなのかな…
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