ウラジオストクへ無料電子ビザ発給をスタート!

ウラジオストクへビザの電子申請、スタート!!

ロシア外務省が、2017年8月1日より、ウラジオストクから入国する為の無料電子ビザの発給を試験的に開始しました。
と言っても、ロシアなんで話半分でって…って思っていたのですが、申請も8月8日本日よりスタートです。

面倒なロシアビザですが、これで一気に楽になります(沿海州のみですけれどもね)。

さて、まず、電子ビザ受領の条件は以下の通り。

  • 目的:観光・ビジネス・スポーツ・文化交流・学術交流
  • 滞在期間:8日間
  • 入出国:ウラジオストク港・ウラジオストク空港(クネヴィチ空港)
  • 申請方法:ロシア外務省の専用サイトから
  • 申請手数料:無料
  • その他:インビテーション(紹介状)不要・渡航を示す書類も不要(ホテルの予約証など)

因みに、今回の電子ビザ申請の対象になるのは、18ヶ国のパスポート保有者のみになりますが、コレがやっぱりロシア。

アルジェリア・バーレーン・ブルネイ・インド・イラン・カタール・中国・韓国・クウェート・モロッコ・メキシコ・UAE・オマーン・サウジアラビア・シンガポール・チュニジア・トルコ・日本。

ってか、どうしてこの18ヶ国になったのやら。

そんなにウラジオストクに用事がある国とは思えない国が多いのですが…

申請手順は、案外、簡単

さて順に、申請手順を見てみます。

現時点では英語とロシア語サイトのみですが、まずはロシア外務省の専用サイトへ行き、最下部のチェックボックス2カ所にチェックを入れると、次に進める様になります。

パスワードを設定すると、さらに次の画面に進める様になり、次の画面で、基本情報を埋めていく形になります。

現時点で、8月28日までの入国までが入力出来たので、20日以内の入国のみ対応しているみたいです。

写真はJPEGフォーマットでアップする項目が出て来ますので、それを用意。
特にWeb上にはサイズの指定がなかったのですが、やや大きさは気にしておいた方が良いのかも(もしかしたらトップページに記載があったのかも…ですが)。多分、4×3ぐらいの顔写真にしておくのが無難かと。

最後までステップを進めた訳じゃないのですが、特段、難しそうな項目はなく、フツーの電子申請って感じになっていました。

ビザ自体は4日間の内に受理され審査されるとのコトで、発給が決まったら、申請の結果を通知するPDFがメールに届く模様です。

その通知結果のPDFをウラジオストクのパスポートコントロールに提示する形になりますので、印刷が必要になりますね。

滞在中は、沿海州であれば、自由に移動が出来るらしいです(2018年1月1日からはカムチャツカやサハリン州まで訪問可能になります)。

ってか、ホントにフツーの電子申請って言う気がするし、簡単な項目ばかり。
これでビザがちゃんと受領出来れば、家にいるだけで申請が出来るので、楽です。

ってか、この制度を色々な人に使って貰って、ぜひ、沿海州に限らず、モスクワなどにも電子申請で行ける様になって貰いたいモノです!!

jackmac34 / Pixabay

ロシア。

あまりにも未知すぎて、行きたくなる大国。

でも、これで、沿海州だけですが、行き易くなりましたね。

追記:開始早々で1,000人以上が利用!

2017年8月1日からのロシアのウラジオストクの電子ビザですが、2ヶ月間で、16ヶ国合計3,145人が取得したとのコトです。
中国が最大で1,601件。日本人は中国人に次いで2番目の多さで、1,081件の取得だった模様(因みに、3番目は何故かモロッコだったとのコト)。

そして、日本初のウラジオストクのガイドブックも刊行されましたね。

“日本から一番近いヨーロッパ”。

実は、ちょっとブームになるのかも。

(2017年11月11日追記)

追記:実は利用出来るのは、実質8日未満に注意!

この沿海州のビザは、利用可能なのが“8日間”になっています。

この8日間と言うのは、ホントに厳密に8日間と言う認識だそうで、そこを誤認すると不法滞在になってしまい、出国出来ないと言うトラブルが出ているとのコト。

つまりは、10日12時に到着したら、その8日後の12時にはロシアから出国をしなければならないと言うのが注意点です。

あまり時間まで管理している観光ビザと言うのは、例がない様に思えるので、要注意です!

(2018年7月5日追記)




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