JR西日本、秋の減便ダイヤ改正の詳細を発表!時間によって半減する線区も!

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日本全国を青春18きっぷを片手に旅しまくっていたのは、いつが最後なんだろう。
もうそう言うコトがどんどんしにくくなっている状態なんですよね。
前は長距離区間を走る各駅とかもしっかりあったし、ムーンライトながらに代表されるような快速夜行もあったのですが…

JR西日本、秋の減便ダイヤ改正、詳細発表!

既に公表はされていましたが、JR西日本が2021年10月2日に実施するダイヤ改正の内容が発表されました。
JR西日本管内各エリア21線区を対象とし、合計で127本が見直しになると言う減便ダイヤになっています。

見直しとなる本数としては、以下の通り。

路線区間見直し本数内容
琵琶湖線米原~長浜10本1時間1本減
JR京都線京都~高槻16本土休日のみ減便
JR神戸線西明石~須磨8本土休日のみ減便
山陽線相生~上郡10本1時間1本減
山陽・赤穂線姫路~播州赤穂8本1時間1本減
大和路線奈良~加茂8本1時間1本減
小浜線全線8本 
越美北線福井~越前大野3本 
山陰線園部~胡麻
豊岡~城崎温泉
浜坂~鳥取
5本土休日と終電繰り上げ
きのくに線新宮~紀伊勝浦
周参見~紀伊田辺
6本土休日のみ減便
和歌山線和歌山~粉河8本1時間1本減
山陽線(岡山)岡山~福山17本 
桃太郎線全線 
瀬戸大橋線全線 
津山線全線 
福塩線福山~府中 
山陰線鳥取~江津14本 
伯備線米子~根雨1本 
因美線鳥取~智頭1本 
境港線全線2本 

正直、もっと削減になるのかな…と言う感じもしましたが、管内の多くの線区で少しずつ減便と言う感じもしますね。

基本的には10~15:00台に掛けての減便で、一部では終電時刻の変更も行われると言う形に。

運行頻度が半減になる線区も!

目立つ所で言えば、まず琵琶湖線の米原~長浜と山陽線の上郡~網干間と和歌山線の和歌山~粉河間が、1時間2本の運行から1本と半減する部分でしょうか。

やはりいきなり半減になると言うのは、なかなかのインパクト。

ただラッシュ時については、近畿圏はスルーされているので、まだ影響はそこまで大きくはないのかも。

越美北線は、本数の減便はそこまで多くはないのですが、元々の本数が少ないので、率としては、大きい減便(但し、越前大野~九頭竜湖間は、運行本数に変更なし)で、ホントに極限まで本数が少なくなると言う印象。

また最終列車の繰り上げと言う点で見ると、倉吉→鳥取・出雲市→米子が46分、米子→西出雲が44分、浜田→江津方面が68分、米子→根雨が64分…と、地方路線での繰り上げ幅は、かなり大きいのは気になる所でしょうか。
さすがに1時間以上、終電が繰り上がると、余波もありそうな気がするのですが、そもそも利用が少なくなっているだけに、仕方ないのか…

まぁ、終電近辺の利用は全国的に落ち込んでいる状態なので、地方部だけの話でもないですが。

地方の公共交通網と鉄道網をどう捉えるのか

中国・山陰地方で換算線区を抱えるJR西日本としては、仕方のない話。

それは理解ができます。
そもそも利用が少ないのだから、その利用実績に合わせて、運行頻度は調整されるべきです。
JR西日本は、今や民間会社なのですから。

ただ先の展望が見えてこないのも事実。

地方自治体も、なるべく減便が行われないように陳情を重ねていましたが、どう地域全体で公共交通網を構築していき、その中で鉄道がどう言う存在であるべきなのか。

それが見えてこない感じ。

このままだと、さらなる減便が行われるコトになっても不思議ではない感じだな…と、改めて。

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