久しぶりに新幹線に乗ったのですが、かなり混んでいてびっくり。
そう言えば、今年に入ってからは夜行バス・飛行機一辺倒だったから、コロナ禍の余韻から抜け出してからは初・新幹線だったので、世の中の人の動きに自分が付いて行けてなかったみたいで…
トキエア、丘珠線は24年1月開設に!
新潟空港を拠点に新規で就航を目指している「トキエア」が、2023年11月29日、最初の路線となる新潟~札幌(丘珠)線の開設を、2024年1月31日とするコトを発表しました。
航空券の予約開始は、2024年1月中を予定し、1日2往復4便を週4日運航する計画(最終決定は未決)。
運航スケジュールも現在、調整中とのコトだが、元々発表していた運航スケジュールからは大きな変更はないとしているので、以下に近い運航スケジュールにはなりそう。
- 新潟→丘珠
TOK101 新潟09:50→丘珠11:30|金・土・日・月曜日運航
TOK103 新潟14:20→丘珠16:00|金・土・日・月曜日運航 - 丘珠→新潟
TOK102 丘珠12:00→新潟13:45|金・土・日・月曜日運航
TOK104 丘珠16:30→新潟18:15|金・土・日・月曜日運航
運航機材はエコノミークラス1クラスで72席を擁するATR72-600型機。
運賃体系は3種類で、予約変更不可で出発時刻72時間前までの購入が必須の「トキトク」が6,900~19,900円。
予約変更可で当日まで購入可能な「トキビズ」が、24,000~29,000円。
その他に予約不可で搭乗3日前から購入が可能で、かつ12~25歳までに限定した「トキユニ」が12,500円(小児運賃設定なし)。
同時に2路線目として計画している新潟~仙台線の開設については、
2ヶ月くらいは間隔が必要
とし、最短でも2024年4月頃の開設になりそうな旨が明らかに。
国交省の審査で指摘事項が生じた場合は、さらに時間が掛かる場合もあるほか、そもそも丘珠線も2023年7月に国交省東京航空局に提出した整備規程が2024年1月から修正版の審査を受けるコトになるので、それ次第…と言う感じもあるが、ひとまず遅れていた就航について、具体的な日程が出てきたのは大きな前進と言えそう。
開設延期が経営に与える影響は、大
新規の就航に関しては、元々のスケジュールから遅れてしまうのは、航空業界ではよくある話だが、「トキエア」に関しても、当初の就航計画は2022年だった。
それが2023年6月30日延期になり、さらに6月に入ると8月10日に再延期。
そしてそれが流れて以降は、就航予定日が公表されないでいた。
夏の繁忙期を逃してしまったコト。
そして就航が降雪のある冬になってしまうコト。
どちらも経営的には大きな影響を与えそうな感じはする。
そもそも運航スケジュールも週4日の運航体制であるから、利便性も宜しくはないし、週4日でATR機と言うコトで売上高が伸びる感じもないし。
搭乗率は7割を目標としているとのコトだが、週4日運航で、そもそも新規参入航空会社となると知名度も高い訳じゃないので、どこまで利用が進むのか…と言う感じ。
この丘珠線の最初の集客が宜しくないと、デイリー化や2路線目となる予定の仙台線の開設に疑義が生じるコトにならなければ良いのですが、どこまで運転資金は確保できているんだろうなぁ…とも。
一応、新潟県などからの融資も受けてはいるし、過去に失敗した航空会社の事例も学んでいるでしょうから、短期間でショートに近くなると言うコトは考えにくいのでしょうが…
新潟のポテンシャルって、どのぐらい?
個人的には地方to地方の航空路線は、もっとあってもイイと思っているけれど、実際に新潟空港にどこまでの需要があるんだろう…と言う感じも。
ポテンシャルはあると思うんですけれどね。
市街地に空港も近いですし。
ただ空港が近くても、“飛行機に乗ってどこかに行く”と言う習慣がどこまであるんだろう…と言う点で。
その習慣を作り出すのも、航空会社の役割なのでしょうが、新規参入の会社の場合、そこまで体力がない訳で、本来ならば、SNSやネット媒体を駆使して、雰囲気を生み出すべきなのでしょうが、「トキエア」の場合、その辺りも後手になっている気がしてしまう状態。
まぁ、参入してからじゃないと、そうしたコトもしにくいと言うのはありそうですが。
1月末。
無事、初便が多くの人を乗せて飛んでくれるコトを願うばかりですが。
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