西武、チケットレスサービスの「Smooz」を大幅リニューアル!

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チケットレス、「Smooz」がリニューアル!

「西武鉄道」が、チケットレスサービスの「Smooz」(スムーズ)を、2022年12月にリニューアルするコトを発表しました。

リニューアルと言うよりも、現行のインターネット予約サービスが終了になると言うぐらいの改変になっています。

まず現行の「Smooz」。
2013年にスタートしたWebから特急・指定券を購入できるサービス。
スマホ・PCからの予約で完結するので、駅の窓口に行く必要もなく、発券も不要なので、チケットレスで特急を利用できる便利なサービスで、現在の登録者数は約23万人。

まず会員基盤を西武グループのポイントサービスである「SEIBU PRINCE CLUB」へと一元化されます。

これにより会員登録をした上で、特急・指定券を購入すると、「SEIBU Smile POINT」が積算できるようになります(110円につき1ポイント)。
西武線のアプリとも連携し、アプリ上の時刻表や列車走行位置画面の特急・座席指定列車のアイコンをタップすると、そこからも購入が可能に。
またアプリ上で購入した特急・指定券は、アプリ上で表示ができるコトになり、今までのようにスクショに撮ったり…と言う不便さが解消に。

また決済方法は、現行の「Smooz」は、1,000円単位で事前に積立したポイントで特急・指定券を購入する方法になっていますが、都度決済する方式に変更されます。

これに伴い、現行の積立したポイントは、リニューアル後は利用不可に。
但し、Smooz上で退会手続きをするコトで、登録したクレジット会社経由で払い戻しが可能で、この払戻自体は、リニューアル後の2023年3月まで行えるとのコト。

現行の「Smooz」は、会員登録が必要な上、事前にポイントを積み立てて、それを利用すると言うスタイルですが、リニューアル後は、会員登録がなくても利用はできるように。
この場合は、ポイントの積算や西武線アプリからの購入が不可などのデメリットはありますが、沿線以外から来て、利用しようと言う人は、今まではなかなか利用しにくいサービスでしたが、今後は気軽に利用できるようになりそうですね。

デメリットがなくなり、ポイント付与がプラス!

ようやく西武鉄道も重たい腰を上げたか…と言う感じ。

「Smooz」「SEIBU PRINCE CLUB」に「西武線アプリ」。

今まではそれぞれがバラバラでしたから、横刺しにするような感じですね。

個人的にはホントに年に数回レベルでしか利用していないですが、サービスがスタートした時は「便利になったな~」と思いましたが、今となっては不便さが目立つ感じになっていましたからね
「Smooz」は独自のアプリが無かったので、Webページを立ち上げるのも面倒だし(と言うか、そこまで利用していなかったからいつもパスワードとかを忘れてしまう…)、事前にポイントを積み立てると言うのも不便でしたしね。

逆に言えば、これらの不便な部分がなくなった上に、「SEIBU Smile POINT」が付与されると言うコトになりますね。

最大のデメリットは、不便さを感じて今まで利用していなかった人が、雪崩れ込むようになると言う点でしょうかね…

西武鉄道と言えば、この7月から乗車ポイントがスタートする予定。

ただ…
まだあまり詳細が発表になっていない状態。
もう6月も後半に入って来ているんですけれどもね(ただ開始日があくまでも7月としかアナウンスされていないので、まだ1ヶ月はあるとも言えますが)。

「SEIBU PRINCE CLUB」もリニューアルされましたし、少しずつ変わって来たかなぁ、西武も。
そんな感じはありますが、より便利になって行けばイイですねぇ。

 

ポイントサービスをどう拡充するか

グループやサービスが多様になって来ると、それぞれのサービスが独自に動き始めて、結果、利用者としては不便になる…

なんかそんな感じを行っていた西武。
そもそも鉄道・レジャー/ホテル部門と、主要事業が分かれている上に、沿線に傘下のレジャー・ホテル部門が少ないので、事業間の融和性が低いので、サービスもなかなか組み合わさらない状態になっていましたが…

これで鉄道関連は、すっきり…と言う感じですかね。

これからは「SEIBU PRINCE CLUB」を1つ核にして…と言う動きになるのだとは思うのですが、西武グループの難点は、このポイントサービスが弱含みと言うところ。

いや、ホテルやレジャー部門を持っているのは大きいですが、日常使いで…となると小売部門を満足に持っていない状態なのが厳しい。

そう言う意味では何かしら外部との提携があっても面白そうなのですがね…と、つい思ったり。
ポイントサービスを、顧客基盤を活かしながら、どう拡充して行くのか…

ま、その前にコロナ禍で傷ついた財務基盤の立て直しの方が、先か。

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