オマーン航空、2024年にワンワールド正式加盟へ!

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オマーン航空、ワンワールド加盟へ!

報道は出ていましたが、ワンワールドは、「オマーン航空」の加盟を理事会で決議したコトを発表しました。

実際に加盟が実現するのは、2024年になる予定。

「オマーン航空」は、1993年に設立されたナショナルフラッグ。

設立当初は、政府保有株は30%だったが、2007年に80%に引き上げられ、それまで出資していた「ガルフ・エア」への出資を止めて、支援を強化(ガルフ・エア自体は、現在もバーレーンの国営航空として現存していますが)。

そこまで規模が大きいとは言えないかも…ですが、41都市に就航し、45機以上の機材を保有している航空会社。

中近東やインド路線が多いですが、ヨーロッパはパリ・ロンドン(ヒースロー)・フランクフルト・ミュンヘンなどに乗り入れているし、東南アジアへもバンコク・マニラ・クアラルンプール線を就航していたりします。
アフリカにもエジプトのカイロとタンザニアに就航していますが、日本人的には、バンコクにある「オマーン航空」のラウンジが、プライオリティパスで利用可能なので、それで知っている方も多いかも知れませんね。

マイレージプログラムは、「SINDBAD」。
今まで提携航空会社が、エティハド航空(アライアンス未加盟)・カタール航空(ワンワールド加盟)の2社しかなかったので、これで一気にマイルも貯めやすいプログラムに生まれ変わりそうな感じですね。

拡大続けるワンワールド

前に報道が出た時に、こんな記事を書きました。

2021年10月の記事なので、まだ1年経っていない状態での正式加盟決定。

加盟するにしても、もう少し後になるのかな?と思っていましたが、早かったですね。

ワンワールドとしては、この数年でロイヤルモロッコとアラスカ航空が正式に加盟。
3大アライアンスとしては、最も規模が小さい状態ですが、他の2つのアライアンスは、ここ数年、加盟航空会社が増えていない中で、唯一、規模を拡大させてきましたが、またしてもワンワールドが拡大すると言うコトに(一応、スカイチームはITAエアウェイズは新規加盟扱いですが)。

また中近東エリアでは、ロイヤルヨルダン・カタール航空に続く3社目の加盟。
スカイチームはMEA(ミドルイースト航空|レバノン)とサウディア(サウジアラビア)が加盟していますが、最大手のスターアライアンスは加盟航空会社がない状態なので、かなりワンワールドが優位なエリアになりますね。

ただ日本人的には、「オマーン航空」は、日本路線もないですし、そこまで利用しやすいか?と言われると疑問符ではありますが。

別に現状もカタール航空が日本路線を飛ばしていますしね。

もうちょっとアフリカ路線があれば、利用しやすいんですけれどもね(ただこれもカタール航空が十分、路線網を持っていますが)。

アジア圏で加盟会社が欲しい…

「オマーン航空」のワンワールド加盟。

で、結局、「中国南方航空」はワンワールド入りすんだろうか…?

アメリカン航空・カタール航空が出資しているし、ブリティッシュ・エアウェイズとの共同事業も開始している。

もちろん、JALとの提携もある。

ただ香港がベースのキャセイと、本拠地が近すぎるのがネックになっているのだろうか…

ワンワールドはアジア圏が特に弱いので、何かしら続く加盟航空会社が欲しいところではあるけれど、「中国南方航空」よりも、台湾の「スターラックス航空」とかの方が早かったりするかもなぁ…

ってか、もうちょっとJALも自社運航の国際線網がないと、利用しにくい感があるんですよね…
もちろん、経営破綻した経緯から、採算性を重視するのは当然ですが、もう少し攻めて欲しい感じだけれどなぁ…

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