2,000円で前の便に変更が可能に!
ANA傘下のLCC「ピーチ」が、2022年6月14日より、予約済みの航空便よりも早い便へと変更ができる新しいサービス「アーリーフライトチェンジ」を開始しました。
LCCと言うと、“予約便の変更ができない”コトが多い訳ですが、ひとまず内容は、こんな感じのサービス。
販売期間|2022年6月14日~12月31日
金額|2,000円
対象路線|ピーチ運航国内線全路線
内容|同日中の予約便よりも早い便へと変更が可能
受付箇所|空港カウンターのみ
要するに、空港カウンターで手数料である2,000円を支払えば、空席がある場合に限り、変更が可能になると言うコトですね。
注意点としては、対象になるのは、そもそも複数便のある路線のみ。
また変更が可能なのは、同一路線(出発地~到着地)のみ。
この辺りは、当然でしょうね。
変更を希望する場合は、変更先のフライトの出発予定時刻90~60分前までに空港カウンターまで申し出る必要がアリ。
対象外になるのは、ANAにて購入の場合や日付が変わる場合。
この「アーリーフライトチェンジ」を利用した後は、さらなる変更は不可になっているのも、一応、注意点でしょうかね。
あと支払方法は、クレジットカードorピーチポイントのみなので、現金は不可になっていますね。
ピーチで1日3往復以上あるのは、この路線
まず大前提になるのは、複数のフライトがない路線だと利用できないと言う点。
朝+もう1便と言う1日2往復の路線でも使い道はないかな?と言うのが、正直なところ。そのためにかなり早く空港に行く羽目になりますからね(午前や午後便のみで2便あれば、まだ利用価値はあるかも…だけれども)。
なので、1日3往復以上ある路線となると、以下の路線になる(2022年7月1日~8月31日のスケジュールの場合)。
- 関空~新千歳・仙台・成田・福岡・鹿児島・那覇
- 成田~新千歳・福岡・那覇
- 福岡~那覇
- 仙台~新千歳
- 中部~新千歳・那覇
これらの路線ならば、比較的、利用価値がありそうなサービス。
ただそれでも、2,000円払って前倒し…とすると、折角、LCCで安く仕上げようと思っても、結果、そこまで安くなくなっちゃったりする結果になりそうな感じですが、セール運賃で航空券を手にしている場合は別ですね。
セール運賃で購入すると、なかなか希望の時間帯じゃなかったりするので、空席さえあれば前田推せると言うのは、大きいですね。
特に、往路!
往路が最終便だったりすると、結局、現地到着初日は、ほぼ夕食を食べて終わりになってしまいますが、前倒しができれば、なにか1つでも見学できたり、街を明るい内に歩けたりしますからね。
LCCで安く~ではありますが、やっぱり時間は有限。
セール運賃・往路なら、考えてみるのも悪くないのかな?と。
その変更に、2,000円の価値があるかどうか
今回の「アーリーフライトチェンジ」。
2,000円と言う価格帯をどう捉えるか…と言う感じですかね。
確かに上記で上げたように、セール価格・往路ならば利用価値はありそうな感じはするけれど、例えば、成田→新千歳で見ると、8:00発のMM565(新千歳着9:50)を1本前の7:30発のMM563便に変えたところで、2,000円分の価値が出るか?と言われると、そうでもナイ。
1本後の9:30発MM567(新千歳着11:20)だって、札幌移動後に遅めのお昼は食べられるから、1本前の8:00発に変更しても、そこまで意味はないように思う。
逆に11:30発MM571便だと新千歳着が13:20。
1本前のMM567便にすれば、新千歳着が11:20。
この変更だとお昼ご飯を現地で食べられる変更になるので、人によっては2,000円分の価値が出て来そうですよね。
まぁ…
結局のところ、便次第…と言う感じですね。
逆に言えば、セール価格で買う時も、ひとまず、「アーリーフライトチェンジ」を念頭に置いて買うと言うのもアリなのかも(差額もしっかりとチェックしておくべきですが)。
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