Go To トラベル、大阪・札幌発は控えて!

今日の記事は、予約投稿で11月27日に執筆しています。
刻一刻と状況が変わっていますので、最新情報はしっかりと各自でご確認下さい。

Go To トラベル、大阪・札幌発も控えて

新型コロナウイルスの感染拡大第3波を受けて、菅総理は、「Go To トラベル」を利用した札幌市・大阪市から“出発”する旅行について、控えるように求めるコメントを出しました。

既にこの2つの地域を目的地とする旅行については、“Go To トラベル”の一時停止を決定している訳ですが、その決定の際、出発分についてはスルー状態だった訳ですが、そこから3日間程度で一転した形に。

ただあくまでも“出発分についての利用を控えるように、直ちに呼び掛ける”と言う話で、到着分の一時停止とは、また異なる対応で、やや白黒はっきりしない感じ。

いや、今回の菅総理の対応は、限りなく黒に近いグレー。

“一時停止はせずに割引もそのままだけれども、行かないでね”ってコト。

いや、なんだよ、それ。
ホント、そんな感じにしか思えない状態。

仮に出発分も一時停止すると言うコトになっても、今の状況を考えれば、そこまで大きな批判が巻き起こる話じゃないようには思う。

確かに旅行会社や旅行産業にとっては痛手であるのは間違いないけれど、これ以上、感染が拡大する方が痛手なのは間違いないですから。

なぜ、もっとはっきりしないのか

二転三転してしまったのは、やっぱり出発分も一時停止してしまうと、「Go To トラベル」が時期尚早の政策だったと認めるコトになりかねないと言うコトなのか。

ただそれならそれでイイと思う。
あのタイミングで「Go To トラベル」がなかったら、雇用調整助成金だけでは経営が持たない地域や会社も多かったでしょうし、随時、改善を加えながら進んでいると言うのも、悪くない話。

ただそれならばそれで、しっかりと方針転換を打ち出すべきのようにも思うし、“利用を控える”と言う曖昧なコトバではなく一時停止をするべきなんだとも思うが、何がそうさせないのだろう…

中途半端に感じさせてしまうと言うのが、一番厄介な話な訳だし。

しかも今回の菅総理の話の中でも、キャンセルについては、キャンセル料は利用者負担にはならない方向性で向かっているとのコトで、それならば尚のコトであるとも。

年末年始もこのままで良いのか?

で、個人的には年末年始なんかもさっさと一時停止すべきなんだとも思う。

どう考えても、今の日本で主流の旅のスタイルと勤務スタイルでは、年末年始には人が集中しやすくなる。

三密を回避するために、観光地・レストラン・カフェなんかは収容人数を抑えている状態が続いているのに、「Go To トラベル」で需要を喚起すれば、それだけで手に負えない状態になる訳だから。

「Go To トラベル」をゴールデンウィークまで…と言う話の時にも書いたのですが(Twitterだったと思うけれど)、需要が増える連休なんかに「Go To トラベル」は必要ないようにしか思えない。

差し当って、目前なのは、年末年始な訳だけれども、もう今の段階でも良いから、この期間は停止するべきでは?と言う感じ。

ただ今の政府には、コロナ禍での旅のスタイルの創造も、年末年始の混雑緩和も、何も望めないんだろうなって言う気にしか、今のところ、ならないのが実情。

もちろん、経済を回すと言うのは優先事項で分かるけれども、二兎を追うのであれば、もっとメリハリを付けつつ、新しいスタイルを生み出して行かないとって思うのだけれども。

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