WHOがサル痘感染拡大で、緊急事態を宣言!

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*今回の記事は、あくまでも私見です。特段、科学的な根拠がある話ではナイ記事になっているのでご留意下さい。

サル痘、感染拡大が続く!

コロナの第7波が襲来している状況ですが、欧米などを中心に報告が続いている「サル痘」について、WHO(世界保健機関)が、2022年7月23日に、感染の拡大が続いているとして

国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態

を宣言しました。

WHOによる緊急事態宣言は、

・新型コロナウイルス
・ポリオ

に続いて、現在、3つ目と言うコトになります。

感染者はこれまでにスペインで3,000人以上。
イギリス・アメリカ・ドイツで2,000人以上。
フランスでも1,000人以上が確認されているほか、台湾や韓国でも感染が確認されており、世界75の国や地域で感染が確認され、およそ16,000人で感染が見られている(死者は5人)。

元々、人への感染は、1970年にコンゴ民主共和国(現在)で確認され、その後、西アフリカと中央アフリカで別々の系統のウイルスが広がっているとされているモノで、中央アフリカ系統の方が重症化しやすく、致死率は数%~10%程度とも。

これまでの感染は、基本的にアフリカに旅行歴のある人の感染が確認されたコトはあったが、これだけまとまって感染者が確認されるのは、「サル痘」が発見されて以来だと、初の事態と言うコトになる。

サル痘とは?ワクチンは?

サル痘って、なに?

「サル痘」は、天然痘ウイルスに似た「サル痘ウイルス」に感染するコトで起きるとされている病気。

現状、判明しているコトと言えば、

  1. ウイルスの潜伏期間…通常7~14日間程度
  2. 症状…
    ・発熱/頭痛/リンパ節の腫れ/筋肉痛などが5日前後続く
    ・その後、発疹→膨らんで水ぶくれ→膿が出る→かさぶたになる
  3. 治癒まで…発症から2~4週間程度

基本的には自然に回復するが、肺炎などの合併症を引き起こす可能性があり、低年齢層の方が重症化リスクが高いとされています。

が…
今回、世界で広がりを見せる「サル痘」は、また様相が異なっていると言うのが特徴的だとか。
現時点で、分かっている今回の「サル痘」の症状などをまとめてみると…

・潜伏期間…8.5日(オランダ平均)
・発熱の前に発疹が出る
・発疹が性器や肛門の周りなど一部に留まり全身で見られない
・感染力は弱め

で、気になるのは、WHOの分析によれば、感染者の98.8%が男性であり、18~44歳の男性が症例の77%を占めていると言うコト。

今回の感染者の多くは、男性との性的接触があった男性と見られているが、感染した人の発疹や体液、使った寝具や衣類などに接触したり、近い距離で飛沫を浴びるコトで、誰もが感染する可能性もあるとのコト。
また、既に市中感染の事例も確認されている状態になっています。

ワクチンは?

今までの「サル痘」と、何がどう異なるのか…
その辺りが分からない部分もあるが、ひとまず、天然痘ワクチンによって、約85%の発症予防効果があるとされている。

で、この天然痘のワクチン。

天然痘自体、1977年のソマリアにおける発生確認を最後に消えており、その後、2年間の監視期間を経て、1980年5月に根絶宣言をWHOが行なっている。

日本では、1976年に改良したワクチン接種が開始されたが、同年に定期接種を中止。
さらに1980年の根絶宣言で法律的にも廃止になった訳だけれども、ワクチンを接種しているのは、それよりも前の世代と言うコトになる。

怖がらず、最新情報に留意を!

今までの「サル痘」とは、また異なる感じもあるけれど、基本的には、感染力が高い訳でもないので、無意味に怖がる必要はないのかな?と言う気もするのだけれど、どうなんだろう…

ただ世界的にこれだけ感染が拡大していると、日本に伝わるのも時間の問題。

そうなった時、どう言う対応を政府は取るのか。

天然痘ワクチン接種を再開させるとしても、そのワクチンを用意するのにも時間は掛かりますしね。

ただ不必要に怖がらず、かと言って、無防備にもならず…

そう言うコトなのだとは思うし、常に変化し続ける話なので、医学的な見地に基づいた最新情報に注意しておくと言うコトが大事になると言う話なのだと。

それにしても…
コロナウイルスの感染大爆発から、ようやくポストコロナに世界が舵を切った状態になりつつあるのに、今度は「サル痘」ですか。

ホント、どうなっちゃってるの?と言う感じがしてしまう。

これ以上、感染が拡大しないコトを願うばかりだけれども。

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