ZIPAIR、ハワイ・ホノルルへ臨時便で就航へ!

12月から臨時便でホノルル就航!

JALグループで中・長距離路線を担当するLCCの「ZIPAIR Tokyo」が、2020年12月19日から成田~ホノルル線の運航を発表しました。

今回発表になったホノルル線は、定期便での就航ではなく、年末年始を中心とした臨時便と言う扱いではありますが、「ZIPAIR Tokyo」としては、仁川バンコクに続く3番目の就航地と言うコトになります。

ZIPAIR・ホノルル線スケジュール

ZG02|成田20:15→ホノルル07:55
2020年12月19・22・25・26・28~30日/2021年1月2~4・8~10・16・23・30日運航

ZG01|ホノルル09:55→成田14:30(翌日着)
2020年12月19・22・25・26・28~30日/2021年1月2~4・8~10・17・24・31日運航

2月以降の運航は、今後決定するとのコトで、気になる運賃は、こんな感じ。

ZIP Full-Flat Value|59,800~535,000円
Standard Value|19,800~392,000円
U6 Standard Value|7,000円(一律・6歳以下の子供専用運賃)

ホノルル線独自の取り組みとして、提携パートナーとの協力で、PCR検査や日本帰国時の車のバレーサービスと言ったオプションパッケージの提供がなされる他、ホノルル線限定の機内食メニューも用意されるコトが発表になっています。

具体的には成田空港出発時のPCR検査は、ハワイ州指定医療機関として、成田国際空港PCRセンターでのPCR検査の実施及び陰性証明書の取得が、帰国時には自宅で採取した唾液を郵送するコトによりPCR検査が受けられると言うモノと、車で成田にやって来た際に、渡航中の駐車料金と、帰国時に空港まで車を届けると言うサービスの様です(但し、最終画面まで予約を進めてみたけれど、金額が出てこなかったので、金額は不明)。

この時期に飛ばす意味はある?

まだまだアメリカはコロナ禍の感染が収まっていない状況で、日本も第3波が確実に到来していると言える状況での就航発表。

幾ら臨時便と言えども、タイミングは宜しくない状況ですが、そもそもニューノーマルの今後を見据えた挑戦であるコトと、時が来るまでにネットワークを増やしておくコトが目的で、大きな赤字じゃなければ…と言う感じなのかも知れませんね。

年末年始と言えば、例年、ハワイ線なんて運賃が高騰する上に混みあうコトが間違いない路線ですが、今年の日本~ハワイ線は状況が大きく様変わり。
そもそも飛ばしていても便数がホントに限られている状態。
だけれども、その数少ない日本~ハワイ線の中で、LCCは「ZIPAIR Tokyo」のみですから、少しは勝算を見出しているのかも。

 

因みに、このホノルル線は機内食メニューが限定モノが出るとの発表でしたが、ロコモコなどが登場するだけなのかと思いきや、従来のメニューは注文できず、全てがホノルル線限定メニュー。

成田発だと、こんな感じ(一部です)。

香味ガーリックシュリンプ|900円
ハワイアンロール|1,600円
ポークむすび|750円

そこまでボリュームがありそうな感じには見えないけれど、それにしては強気な値段設定ですが、ホノルルぐらいになるとやっぱり機内食は欲しくなるからなぁ…と。

バンコク線はデイリー運航へ!

先日から旅客運航も開始した成田~バンコク線は2020年12月1日から、毎日運航に増便されるコトも発表になっています。

但し、こちらはバンコク発のみ利用可能になっており、成田発分に関しては貨物専用便としての運航のまま。

第3波の襲来で、当面、日本発タイ行きは期待薄のように思えますが、順調な貨物利用があると言うコトなのかな…

JAL本体の増資からの「ZIPAIR Tokyo」への投融資で、当面の資金繰りは目途が立ちそう…と言うのも大きいのかも知れませんが。

コロナ禍での船出になった「ZIPAIR Tokyo」。

それでも何とか年内に3路線が揃ったのは(ホノルル線は臨時便だけれども)、何気にスゴイ話だな…と。

今後のJALグループを占うLCCなだけに、何とか踏ん張って欲しいけれど、その前に古臭くて使い勝手がそこまで良くないWEBサイトをどうにかするつもりはないのだろうか…とも。

JAL本体だって他の航空会社からすれば使い勝手がいいとは言えないし、まだまだ重たい気はするけれど、それよりも使い勝手が悪いし、新しい航空会社なのに、そんな気配を微塵にも感じさせないんだよなぁ…

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