ANA、駐機機材活用の上級クラス体験ツアー開催!

駐機機材を活用して上級クラス体験!

コロナ禍で旅客需要が激減している航空業界。

世界中の航空会社があの手この手で少しでも収益を確保しようと、様々な企画が行われていますが、ANAはA380型機を利用した遊覧飛行を度々開催していますがまた1つ、新しい企画を発表しました。

それが国際線機材を用いた「翼のレストランHANEDA~地上でファースト・ビジネスクラス体験」。

要するに、長距離の国際線に搭乗しないとなかなか体験できないANAのファーストクラス・ビジネスクラスの食事やサービスを、羽田空港に駐機している国際線機材を用いて再現すると言う企画。

海外の航空会社の中でも、機材を使ったレストランと言うのは、やっていたように思うのですが、日本だと例がないかな?と言う感じがします。

開催日程は、“初回”は、2021年3月31日に昼の部(11:30~14:30)と夜の部(18:00~21:00)の2部制で開催されるとのコト。

“初回”と銘打っていますが、次の開催が決まっている訳ではないですが、ANAは今後も地上駐機機材を活用したイベントを継続して実施して行くとしているので、同様のイベントは行われるのかな…と言う感じ(全く同じと言う感じじゃないのかも知れませんが)。

メインディッシュは3種類から選択!

使用機材は、国際線で使用されているボーイング777-300ER型機。

まず駐機されている航空機レストランに入る前に、羽田空港の国内線ターミナルにあるANAラウンジが利用可能。

ラウンジでは食事の用意はナイものの、飲み物のサービスは行われるとのコト。
また記念品として、ファーストクラス・ビジネスクラスのアメニティーキットも用意されるようです。

この企画のメインとなる食事は、実際に提供されている機内食で、飲み物もシャンパン・ワインなどを含むドリンクメニュー。

ファーストクラスのメニューは、和・洋(肉料理/魚料理)の3種類から事前に選ぶ形。

和食の主菜は、“和牛蒸ししゃぶ 胡麻たれ掛け”。

洋食のメインディッシュは、肉料理の場合は、“和牛フィレ肉のグリル 神戸ワインマスタード風味”で、魚料理の場合は、“金目鯛のポワレ ズッキーニピューレと大阪産レモンのクリームソース”。

ビジネスクラスのメニューも、和・洋(肉料理/魚料理)の3種類から事前に選ぶ形。

和食の主菜は、“銀鱈西京焼き 肉すい豆腐”。

洋食のメインディッシュは、“牛フィレ肉のソテー レホールの香るオニオンコンポートのせ”で、魚料理の場合は、“メバルと海老のソテー クリーミーカレーソース”と発表になっています。

ファーストクラスで約6万円!

さて、詳細です。

翼のレストラン詳細

開催日|2021年3月31日
日程|
昼の部…9:30~11:00羽田空港集合→11:30~14:30サービス体験→15:00頃解散
夜の部…16:00~17:30羽田空港集合→18:00~21:00サービス体験→21:30頃解散
使用機材|ボーイング777-300ER型機
申込開始|2021年3月8日11:00~
価格|
ファーストクラス…59.800円(税込)
ビジネスクラス…29,800円(税込)

3歳以上の子供については、1席分が必要となり、子供料金の設定はなく、価格は大人と同額。

機内免税品の販売はなく、機内エンターテイメント・機内Wi-Fiサービスは利用不可とのコトです。

また申し込みは以下のサイトからのみになっています。

コロナ禍ならではの企画!

実質的には3時間の体験。

それでファーストクラスだと約60,000円。
2人で行けば、120,000円。

幾らファーストクラスと言っても、ちょっと気軽に手が出せる価格じゃないかな…と言うのが、正直な感想だったりはします。

昼の部ならば、まだ外の空港の風景が見えたりしますが、夜の部であれば窓側席でも真っ暗でしょうから、どこまで旅気分が盛り上がるのだろう…と言う気はします。

ただ普段はなかなか手が届かないファーストクラスやビジネスクラスを体験できると言うのは、コロナ禍ならではの話。

オンラインツアーも良いのでしょうが、それよりも個人的には、こうした体験型の企画がもっと増えれば良いのになぁ…なんて思ったりもしますね。

それにしても…
どうして機内食のメニューって、仰々しいんでしょうね…

平民には想像ができんメニューだわ。

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