なんか久しぶりにマイル関連で大きな話題。
コロナ禍で今後、利益の出る提携関係を軸にしたマイルの拡充を目指す航空会社も出てくるのかな?と言う感じもありますが。
アジアマイルとマルコポーロクラブを統合!
香港の「キャセイパシフィック航空」が、2022年前半に自社のマイレージプログラムの刷新を明らかにしました。
とは言っても、特に詳細が発表になっている訳ではないのですが、今回の刷新の大きなポイントは、今まで「キャセイパシフィック航空」のマイレージプログラムは、ノーマルの「アジアマイル」と上位に位置する「マルコポーロクラブ」の2つに分かれて運用されていましたが、これを統合し、新たに「Cathay」ブランドとすると言う点。
ステータスの獲得方法・マイルの利用方法などを簡素化すると言うのが、見込まれています。
また新しく生まれる「Cathay」では、食事・ショッピング・ホテル・ウェルネス・クレジットカードなど、航空機利用以外での利用の促進も行うとのコト。
発表になった動画でも、非航空機分野での活用をイメージしたモノになっていますね。
但し、今回発表になったFAQではひとまずこうしたライフスタイルの提供は香港限定で、香港以外のエリアに住んでいる場合は、引き続きフライト提供が主要なサービスになるとのコト。
まぁ、これは仕方がないですけれど、FAQでは
キャセイはなぜ香港でしか導入しないのですか?
と言う質問になっているので、日本地区会員の場合、またちょっと異なるのかな?と言う感じも。
まぁ、結局のところ、まだ詳細が明らかになっていないので、何とも…ではありますが。
有効期限が実質無期限になったばかりだが…
「キャセイパシフィック航空」のマイルと言えば、そう遠くない時期にリニューアルしたばかり(とは言っても既に3年ぐらいは過ぎていますけれど)。
前回のリニューアルで、実質的にマイルの有効期限がなくなり、より便利になった訳ですが、そこから再度のプログラムの刷新。
まぁ、その間に、香港の民主化騒動もあり、コロナもあり、随分と経営・利用環境が変わりましたから、それを踏まえての措置と言う感じがしなくもないですね。
国内線を持たず、国際線に頼る「キャセイパシフィック航空」は、赤字額も大きいので、非航空分野でも稼いでいこう…と言う表れなのかも。
またそもそも「アジアマイル」に上級会員制度がなく、有料の「マルコポーロクラブ」が存在すると言うのも、少し分かりにくかったのも事実。
こうした上級会員制度が完全に分かれていると言うのは、大手の航空会社だと「キャセイパシフィック航空」ぐらいだったのでは…?とも思いますし。
提携関係が一緒ならばまだ分かりやすかったのですが、2つのプログラムが並立しているコトで、「キャセイパシフィック航空」としても手続きが煩雑でもあり、不必要な経費も掛かっていたでしょうしね。
今回の統合で、多少なりともすっきりとするのかな?と言う印象ではあります。
日本地区では変わりなしかも…?
ただ…
詳細がまた発表されていないから…と言うのもありますが、なんかピンと来ないでいます。
まぁ、ボクの場合、「アジアマイル」は現状、ほぼ使い切っていると言うのもありますけれどね。
海外地区会員の場合、特に何かが変わる訳じゃないのかな?と。
寧ろ、香港・香港周辺会員への傾倒で、何かが改悪になったりしないかな?とすら。
「アジアマイル」をオンラインショッピングでマイルを積算できる「iショップ」もあるので、何気にちょこちょこと利用していたりしたのですが(マイルの失効を防ぐ意味でも)、この辺りが香港地区傾倒で変わって行かないかも気になったりはしますけどね。
そして何よりも「アジアマイル」と「マルコポーロクラブ」と言う名称が、結構、お気に入りだったんですよね。
それがなくなってしまうのが、ちょっと残念。
ってか…
「Cathay」とは…
なんか安直すぎて「キャセイパシフィック航空」らしくなく…
でもひとまずは詳細が発表になるのを、楽しみに待ちたいとは思いますけれど。
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