LINEポイントからマイルへの道が閉ざされる!
日本人の多くが日頃から使っているLINE。
最早、生活に根付いたサービスを提供していると思うのですが、そのLINEが提供しているLINEポイントは、お得な交換レートでANAのマイルに交換が出来る他、JALのマイルにも交換が可能なポイントで、マイルを積極的に貯めている方々には人気のあるポイントプログラムだったりします。
具体的に見ると、ANAの場合なら、
・LINEポイント→東京メトロポイント(ソラチカカード所持が必須)→ANAマイル
の順に交換するコトで、80%の高還元。
JALの場合は、直接、LINEポイントからJALマイルへと交換も出来ますが、交換率が悪く、それだと33%に目減りしてしまうのですが、
・LINEポイント→Pontaポイント→JALマイル
とポイントを動かすコトで、45%の交換レートにまで上げて来れたりします。
が、そのLINEポイントからマイルへのルートが、かなりの部分で閉ざされるコトが発表になりました。
LINEポイントから交換終了になるモノと時期は?
具体的にLINEポイントが新たにLINEポイントにおける一部の交換サービスの終了を発表した内容は、以下の通りになります。
■2019年12月27日15:00で終了
・dポイント
・nanacoポイント
・メトロポイント
・ベルメゾンポイント
・JALマイレージバンク
・Amazonギフト券
・Pontaポイント
・選べるe-GIFT
■2019年12月31日23:59までで終了
・LINE Pay
この内、Amazonギフト券/Pontaポイント/選べるe-GIFTに関しては、在庫状況により交換受付終了日時よりも早い時期に交換終了となる場合があるとのコト。
また、LINE Payについては、コード支払い時のポイント利用は、引き続き利用が可能だとのコトです。
LINEポイントに代わるルートは?
もう主だった所が軒並み閉ざされる感じがしてしまいます。
逆に、何が残るんだ?と言いたくなるぐらい。
LINEポイントの大きな所は、Pontaを始め、色々なポイントをLINEポイントに集約が出来ると言うポイントの入口と、その集約したポイントをマイルに流すと言う出口の両方が兼ね備わっていると言う所だった訳で、ポイントを集約して、メトロポイントを経由させてANAのマイルに流すと言う“ソラチカルート”も完全に閉ざされるコトになります。
なので、こうしたLINEポイントに色々なポイントを集約させてマイルへと導いていた方は、
・.money→TOKYU POINT(ANA TOKYUカードが必須)→ANAマイル(交換レート75%)
・.money→JALマイル(交換レート50%)
と言う流れになりそうで、ひとまず「.money(ドットマネー)」がキーになりそうな感じですね。
ANAユーザーとしてもまだまだ75%の交換レートのルートが維持されていますし、JALユーザーならば、LINEポイントよりも交換レートが上がる可能性が大です。
どうしたLINEの方針転換
それにしても、LINEポイントから他のポイントへのルートが、全て遮断されると言う事態。
LINEに何があったの?と言いたくもなります。
LINEポイントの提供先が、これまでLINE本体だったのが、LINE Pay社に2020年1月1日から変更になるみたいなのですが、その対応なのでしょうかね。
LINE本体は黒字ですが、LINE Pay社は現状、先行投資が響いて、大きな赤字の真っ只中であり、そこにポイント負担を加えられない…とか?
ちょっと真相は分かりませんけれども、LINEポイントって、nanacoにもdポイントにもPontaポイントにも、そしてJALとANAのマイルにも交換が出来ると言う万遍に優しいポイントサービスだっただけに、驚き以外の何物でもナイ感じ。
ってか、どう言う会社の方針転換があったのやら。
まぁ、これまでが異常すぎたとも言えるのかも…だけれど
でも、これで…
LINEポイントを貯める意味は、ボク個人としては無くなりましたね、完全に。
コメントを残す