スタアラ加盟のアドリア航空、経営破綻!

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アドリア航空、経営破綻!

先日、イギリスを中心として世界最古の旅行会社であったトーマス・クックが破綻。
グループ会社であったトーマス・クック航空も同時に経営破綻しましたが、今度は、スロベニアのアドリア航空が破産手続きの申し立てを行いました。

実際に破産手続きが開始されるまでには、3日間の法定機関があるようですが、9月月末からほとんどのフライトを欠航としていて、2019年9月24・25日などはリュブリャナ~フランクフルト線しか運航していなかっただけに、破綻は確実かと思われ、手続きの申し立てを行ったコトにより、既に全ての定期便の運航を停止しました。

アドリア航空と言えば、スロベニアのリュブリャナに本拠地を構える航空会社で、スターアライアンス加盟航空会社の1社。

元々はチャーター便運航の航空会社として発足していますが、定期便を運航する様になって以降、拠点にしているリュブリャナから、サラエボやオフリド・ティラナ・スコピエと言ったバルカン半島各地と、フランクフルト・ベルリン・パリ・ロンドン・アムステルダムと言った西ヨーロッパ各地を結ぶ路線を拡大。

あとはコソボのプリティシュナからドイツを結ぶ路線なんかも運航していたり、意外な所では、リュブリャナ~テルアビブと言う路線を持っていたり。

売上高としては約2億500万US$と言う規模。

国際線を中心とした路線体系にはなっていますが、そもそもメインとしている機材がボンバルディアのCRJ機と言う小型のモノからしても大きな都市間輸送を担っていた航空会社と言いにくく、ANAと同じスターアライアンスに加盟している航空会社と言えども、日本人的にもそこまで馴染みがある航空会社ではなかったかも知れませんけれども。

そもそも日本人的には、本拠地となるリュブリャナ自体が、メジャーとは言いにくいかも知れませんしね。

スターアライアンス加盟航空会社ではありますが、このエリアには、他にクロアチア航空がいますし、ドイツのルフトハンザなども路線網が豊富ですから、そこまでの影響はないのかな…なんて、つい思ってしまいましたが、スロベニア政府としては新たな航空会社の設立も検討に挙がっているとのコト。

ヨーロッパで進む航空会社の淘汰

それにしても、ヨーロッパは地味に航空会社の淘汰が進んできている感じがしますね。

2月にはドイツのLCCであるゲルマニア航空が、9月にはアフリカ北西エリアに路線網を拡大していたフランスのエーグル・アズール航空(AIGEL AZUR)も経営破綻していますし、2018年に至っては、さらに多くのヨーロッパの航空会社が破綻していたりします(プリメーラエア・コベルトエア・スモールプラネット・VLM・スカイワークなどなど…)

やっぱり経営規模が小さな会社にとって、燃油価格の上昇が厳しいのでしょうかね。
それとも競争が激しいからなのか…

アドリア航空もスターアライアンスに加盟しているとはいえ、実際の経営規模はかなり小さかった航空会社。

しっかりと利益が見込める様な国内線があれば、まだ異なっていたのかも知れませんけれど、国自体、そこまで大きくはない訳で、リュブリャナ以外の主だった空港と言えば、マリボルとポルトロシュぐらいしかナイですしね。

アドリア航空みたいに小型機運航の国際線がメインとなると、やっぱり競争が激しくなるとなかなか太刀打ちが出来なくなるのかな…みたいに素人的には思っちゃいますけれど。

競争が激しく、原油価格が上がる。

だけれども原油価格の上昇をどうにかして運賃に影響させない様にして吸収出来るか…と言う話なんだろうけれど、やっぱり経営規模が小さいと吸収しきれないのだろう。

ってか、これだけ経営破綻する航空会社が出ていると、少しは競争が緩和されてもおかしくはない気もするのですが、1度、激しくなった競争環境は、大手が退出しない限り、緩和されないと言うコトなのかも知れませんね。

消費者として、運賃が安いと言うのは、有り難い話ではありますが、そもそもの空路が少なくなるのは本末転倒な話ではありますが。



そう言う意味では、日本はまだ国内線がしっかりとどの航空会社も利益が出せると言う稀有な国のまま。

LCCが出来ても、新しい航空会社が出来ても、結局、既存大手航空会社がしっかりと脇を固めている状態が続いていますからね。

短期的に見て運賃が安くなるのが良いのか。
それとも長期的に見て、しっかりと運航が継続される方が良いのか。

いや、そのどちらもなんだけれど…なんてコトを、今回の経営破綻で思ったり。

そして、「Ljubljana」の読み方が、「リュブリャナ」だったけ、「リュブリャーナ」だっけ…なんて思ったり。

関連リンク
Adria Airways files for bankruptcy of the company

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昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。