JR各社、消費税増税による運賃値上げを申請!

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JR各社、消費税増税による運賃値上げ申請!

JR東日本・東海・西日本・四国・九州の5社が、消費税率引き上げに対応する為に、運賃と料金の改定を、国土交通大臣に申請を行い、先に申請を済ませていた北海道を含め、JR旅客6社の申請が出揃いました。

今回、改定になるのは、現行の消費税率8%から、2019年10月1日に10%へと引き上げられるコトから。
その為、今回、申請を行ったJR北海道を除く5社は、消費税率の引き上げ分である1.852%を運賃と料金に転嫁する為の改定になっています。

具体的な計算方法としては、普通旅客運賃は、原則として税抜運賃に1.1を乗じ、1の位を四捨五入して10円単位の金額にすると言う方法。
但し、JR東日本のICカード導入区間に限り、1円単位の運賃となっており、これまで通り、1の位の四捨五入を行わない方針です。

ただこの方法で新しい運賃を決定してしまうと、実は、消費税引き上げ分よりも値上がり幅が多くなったり、少なくなったりすることから、一部区間の特急料金の据え置きや定期運賃の改定率の引き上げなどで、全体として改定率が1.852%になる様に調整されています。



初乗りは本州3社で150円に!

今回、JR各社から申請された運賃額がそのまま認可がされると、初乗り運賃(3km以下)の運賃は、以下の通り。

社名運賃種別一般的な路線特定区間
現行改定後現行改定後
JR北海道170円200円
JR東日本ICカード利用時144円147円133円136円
きっぷ利用時140円150円140円140円
JR東海140円150円
JR西日本140円150円120円130円
JR四国160円170円
JR九州160円170円

こうして一覧で見ると、一言で「JR」と言っても、初乗り運賃ですら、かなり幅が出て来たと言うのが分かりますね。

一番高いJR北海道の初乗り運賃は、200円に。
一番安いJR西日本の特定区間は、130円に。

その差が初乗り運賃ですら70円もの差になっている訳ですから。

いくら北海道の経営環境が厳しいと言えども、これだけ差が付くとは、さすがにJRへの分割民営化当時は考えもしなかったのかも。そもそも分割の仕方が悪かったのか、それとも少子高齢化社会がこれほどになるのを予想出来なかったのか。
いや、異常な程の金利の低下が根本なのか。

色々な要素はあると思う。

JR北海道側にも大きな責任はあるのでしょうし。

でも、ココまで来てしまうと、そろそろ抜本的な改善策を図らないと企業としての存続が厳しくなって来る訳ですが、その妙案がないのが、北海道の痛い所。

結局、閑散線区の廃止ぐらいしか手がナイと言う感じで、最早、活性化させるに元手すら危うい訳で、府のスパイラルに陥っている感じですね。

逆に言えば、JR西日本も地方ではかなり経営が厳しい路線を持っていたりします。
北海道程の豪雪地帯を走らないだけで、降雪地帯もありますし、そうした中で、近年、三江線を廃止するなどの対策が行われているぐらい。

それなのに都市部ではこの初乗り運賃を維持出来ていると言うのは、特筆出来るのかも知れませんね。

しかもその都市部も、私鉄他社との競合が著しい路線ばかりで、決して、安泰な感じじゃないですしね、東日本と比べてみても。



ICカード運賃の導入は、なぜ広まらない?

値上げの話のついでですが、ICカード運賃はJR東日本が導入している運賃体系ですが、全国でICカードが普及し始めたのに、追随する交通機関がナイのは、どうしたモノなのでしょうね。

ICカードならば、1円単位での運賃設定がしやすい(利用者にとっても)と言う理由なハズで、もうちょっと追随する交通機関があっても良さそうなモノですけれどもね。

個人的には、ICカードで買い物をする機会もあるので、別に1円単位で設定されていても気にならないですしね(オートチャージ設定されていると言うのも大きいのですが)。

軽減税率にはならないの?

ってか、その前に公共交通機関の運賃への課税って、軽減税率にはならないのも、ちょっと不思議な気はします。

新聞が軽減税率になると言うのに。

この辺りは、業界団体のパワーバランスと言うのもあるのでしょうが(鉄道業界への軽減税率は、自動車業界が文句を言いそうな感じがしますし)。

2%。

たかだか2%なんですよね。

でもやっぱり積もり積もって、10%になると言うのは、心理的にも予算的にも大きい感じ。

だって1割ですからね。

 

10月の改定。

ひとまず計画的に前倒して買い物して、ちょっとでも増税余波を和らげないと…ですね。

ボクの場合、筆頭の上がるのは、もちろん、タバコですかね…

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