ラオス国営航空、熊本からラオス直行便就航!
熊本空港への乗り入れを表明していた「ラオス国営航空」が申請を出していた国際航空運送事業の経営許可について、許可されたコトが国交省より発表になりました。
「ラオス国営航空」。
旧名、Lao Aviation。
この計画が明らかになった時も、“なぜ、熊本…”と言う風にしか思えませんでしたが、2019年11月29日の就航を目指しているとのコトでしたが、やや遅れて2020年3月18日に就航するコトに。
ラオス国営航空、日本就航?まさかの熊本発着で?
ラオスを代表する航空会社の「ラオス国営航空」。 旧名だと、Lao Aviationですが、日本への就航が長年、検討されており、最初に日本就航がアナウンスされたのが、2014年ぐらいの話だったかと。 2017年ぐらいの時点では、「ビエンチャン→成田→長崎→ビエンチャン」と言うルートをエアバスのA320で就航するコトを検討していると言う話でしたが、現時点では未就航。 …
一気に2路線での開設で、以下の通り。
・熊本~ヴィエンチャン:水・土曜日運航
・熊本~ルアンパバーン:月・金曜日運行
機材はエアバス製のA320型機を使用する見込みで、座席数はビジネスクラス8席・エコノミークラスが150席の2クラス合計158席の予定です。
なぜ、熊本就航…?
A320とATR72型機の2種類の機材しか持っていない「ラオス国営航空」。
当初は、福岡空港への就航を希望していると言う話もあったが、希望時間帯での発着枠が確保出来なかったので、東京・名古屋・大阪と言った都市にも乗継が可能な熊本が選ばれたと言うコトですが…
やっぱり、なぜ、熊本…と言う気がしてしまいます。
乗継も重視しないと成り立たなさそうな気がするので、日系の航空会社とコードシェアもしそうな感じはしますが、現在、「ラオス国営航空」は日系の航空会社とのコードシェアは行っていない状態で、ANAがバンコクからのコンビネーション航空券を取り扱っているのと、既にヴィエンチャンとルアンパバーンへはJALがバンコク・エアウェイズ運航便のコードシェアとして乗り入れをしているコトを考えると、やっぱりANAになるんだろうか…なんて思ったりも。
今までラオスに行こうとすると、基本は便数も多いバンコク乗継。
もしくはソウル・仁川経由(しかも仁川からはティーウェイ・チェジュ・ジンエアーとLCCが複数飛んでいたりしますし、ラオス国営航空も1日1往復で就航していたりします)だった訳ですが、これが日本からの直行便で行けると言うのは、やっぱり大きなニュース。
ただ仁川を経由させるルートだと、ルアンパバーン線が就航していないので、ちょっと周遊と言う意味では組みにくかった訳ですが、今回の「ラオス国営航空」の熊本就航は、ヴィエンチャンとルアンパバーンの2都市に就航と言うコトで、旅のルートが組みやすくなるのは、嬉しい所。
課題はやっぱり知名度か
末永く飛んで欲しい感じはありますが、課題はやっぱり熊本発着と言うハンディよりも寧ろ、ラオスの知名度と言うコトになるんでしょうかね。
旅が好きな人からすれば、観光スポットも少なくないので、ラオスの知名度はそう低くはないかと思うのですが、一般的に高いかと言われたら、絶対的に低い国なのは、間違いがなく、そう言った状態の中で、日本への直行便が就航するコトで、知名度が上がっていけば良いのですけれども。
ってか、どれだけの日本人が、“ラオスがアジアの国”って分かっているんだろうか…
それすら、ビミョーな気がしてしまうんですけれどもね。
そんなラオスへ。
日本から直行便。
長い間、話は出ていましたが、ようやく飛ぶんですね。
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