りそなのデビットカード、500JALマイル付与がなくなる？

りそなのデビットカード、特典などが改正へ！

大手銀行格であるりそな銀行グループが発行している「りそなVisaデビットカード」。

東京三菱UFJ銀行などでもデビットカードを出し始めましたが、大手銀行格としては早々とデビットカードを出していたりそなグループ。

そのデビットカードが2017年10月2日からリニューアルして、「りそなデビットカード（VISA）」をリリースしていました。

そして、いよいよ2018年6月には旧来の「りそなVisaデビットカード」を所有しているユーザーに対しても新カードの送付が始まり、2018年7月末で旧カードの利用が停止するとのアナウンスが。

まぁ、それはどちらでも良いのです。

今回、話題に取り上げたかったのは、この「りそなVisaデビットカード」は、JALとの提携カードである「りそなVisaデビットカード<JMB>」と言うカードも出ていて、そちらも今回の改変で「りそなデビットカード<JMB>」へと切り替わるコトに。

併せて、サービスの変更が行われるみたいなんですが、これが行われると、JALのマイレージ会員としてはメリットが薄い様な…と言う感じにしか思えなくて…

りそなVisaデビットカードとは…

まずは、現行の「りそなVisaデビットカード<JMB>」ですが、ノーマルの口座とスマート口座の2種類が用意されています。

今回変更になるのは、どちらのカードも対象になっています。

スマート口座なら1年に1回の利用で年会費が無料になっていたのがなくなり、一般口座と同様に「初年度無料で2年目以降1,000円+消費税」と言う形になる他、一般口座の利用特典にあった「2年目以降、毎年1回以上のショッピング利用で500マイル付与」と言うのもなくなってしまうみたいです。

この500マイル付与と言うのは、ショッピング利用ならば何でも良かったので、コンビニでタバコを買うとかでもOK。
1,000円の年会費と少額ショッピングで500マイル付与だったので、効率の良いマイル獲得案件だったのですが、それもなくなるコトに。

ってか、もうJALとのタイアップを付けている意味があるの？と書きたくもなります。

JALとのタイアップがない通常の「りそなVisaデビットカード」は、年会費が2年目以降でも無料ですしね。

マイル付与数は倍違う

ただ、「りそなVisaデビットカード」で積算出来るのは、りそなクラブポイント。

そのりそなクラブポイントは、1,000円＝5ポイントで、JALマイルへの交換は、100ポイントで50マイル（2ポイント以上から交換可能）。
つまりは20,000円→100ポイント→50マイルと言う流れ。

一方の、「りそなVisaデビットカード<JMB>」の場合は、200円で1マイルなので、20,000円→100マイルになります。

JALマイルを念頭に置くと、積算出来るマイル数が、ちょうど2倍、違うと言うコトになります。

年会費の1,000円の差額で、この付与されるマイル数が倍になる。
それをどう捉えるかなんだと思います。

普通に考えれば、この“倍”と言う差額は大きいのですが、正直、この「りそなVisaデビットカード<JMB>」を持っている人は、JALカードも持っていて、あくまでもJALをメインにマイルを積算している人が多いと思うので、そうなるとそもそも200円=1マイルと言う加算率自体が、ビミョーに思える訳です。

何かを決済する場合には、大体、カードで切ってしまう人が多いでしょうから。

そこにわざわざ1,000円の年会費を払う理由が、多分、「毎年1回のショッピング利用で500マイル」と言う利用特典だったのですが…

継続するか、ちょっと悩んじゃう所です。
りそなのデビットカードは、海外で利用する際の手数料がそこまで高くはなかったので、気に入ってはいたのですけれどもね（決して、最安ではないけれど）。

まぁ、諸事情でクレジットカードを作れない人なんかには、良いのですが…

そもそもりそな銀行。

公的資金を返済したぐらいから、それまでの奮発サービスが少しずつなくなっている様な…
2015年4月まではりそなグループのATM利用手数料って終日無料だったのですが、以降はりそなクラブのステータス次第と言うコトになってしまいましたしね。

メインバンクにしている人ならば、りそなクラブのステータスもルビーを狙える可能性もあるのでしょうが（コンビニATMが月間3回までキャッシュバック）、そうでなければパールが精一杯。

まぁ、パールを維持していれば、りそなグループのATMはバンクタイムを含めて無料で利用は出来るのですけれど。

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