バンブーエアウェイズ、日本就航許可!でも、ホントに飛ぶの?

成田・関空へ3路線開設許可!

何だか最近、明るいニュースが皆無。
特に観光業界は、感染拡大防止の為に、明るい話題がナイ…
このブログも、何だか随分と暗い話題ばかり。

新型コロナウイルスの影響が、世界的にココまで広がってしまうと、そりゃ、明るいニュースなんて、なかなか出て来る訳がナイ。

でも、そんな情勢の中で、ベトナムの「バンブーエアウェイズ」が、外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可しました。

「バンブーエアウェイズ」…

何だか航空会社らしからぬ会社名ですが、日本にだって“ピーチ”や“バニラ”と言った航空会社がある(あった)ので、何かしらの意味があるんでしょうね…

さてそんなちょっとかわいらしさすら感じる「バンブーエアウェイズ」。

・成田~ホーチミン
・大阪(関空)~ホーチミン
・大阪(関空)~ハノイ

の合計3路線を2020年の5月20日から、いずれも1日1往復で就航させる計画とのコト。

使用機材は、エコノミークラスのみ198席のエアバスA322neo。

正直、このタイミングで?と言う感じしかしないデスね。

ただこうした申請からの許可には、時間が掛かるモノなので、申請した時点では、新型コロナウイルスの影もなかったのでしょう。

なので、さすがにこのスケジュールでの就航の延期は有り得なそうですが、この「バンブーエアウェイズ」自体、あまり知られていない航空会社。

知られていないのもそのハズで、2019年1月から運航を開始したばかりの新興航空会社。

LCCかな?と思いきや、フルサービス型の航空会社です。

新興航空会社ですが、既にかなりの機材数を持っていて、エアバスA320neoやA321neo以外にもボーイング787-9型機も発注していたりして一気に路線の展開を図っている最中。

バックに親会社がいる航空会社なだけに、資本力を背景に、スタートダッシュを…と言う感じでしょうか。

意欲的に、欧米路線就航も構想中

国内線のみならず、国際線も既にハノイ~台北などに就航していたりします。

さらに言えば、2021年までに欧米路線を開設する計画があり、「バンブーエアウェイズ」のWEBページの路線図の所にも、「サンフランシスコ」「ロサンゼルス」「プラハ」「クウェート」「シドニー」と言った地名が将来の路線として記載されていたりしますね。

Bamboo Airways-Route Map』より

まだまだ近距離の国際線ですら、あまり路線がないのに、長距離路線まで計画しているなんてところも、かなり意欲的。

クウェートなんて載ってますが、ベトナムからクウェートって、どう言う層をターゲットにしているんだろう?
そんなに出稼ぎ需要があったりするんだろうか…?

因みに、日本路線は今回、計画が認可された大阪(関空)の文字はなくて、茨城と福島の文字があったりしますが、チャーター便で飛んだコトがある名残でしょうかね。

さすがに成田に飛ばして、茨城まで…と言うのは、無理があるでしょうから。

 

見習って欲しいスピード感

ベトナムの航空会社と言えば、フルサービス型キャリアのベトナム航空に、LCCのベトジェットとジェットスター・パシフィックがありますが、どの航空会社も日本路線を持っていたりします。

その中に、「バンブーエアウェイズ」が加わるコトになる…と言う感じでしょうが、まだ就航して1年強と言うタイミングですが、国内線を中心に既に路線網が広がっている状態。

このスピード感、やっぱり日系の航空会社にも見習って欲しい所ではありますが、今回のコロナウイルスの様に、航空産業ってどうしてもイベントリスクは付きモノなので、それが功を奏するかどうかは、タイミング次第と言う気がしなくもない。

でも、日本もコロナウイルスの影響で、ハンコ文化や過多すぎるぐらいの会議文化が、少し緩和されれば、色々なコトにもうちょっとスピード感が出るのだろうか…なんて、思ったり。

日本路線への許可は下りましたが、さすがに今の状況だと、予定通りに日本路線が就航するとは思えないデスね。

幾らバックに資本力があると言えども、今の状況では強行突破で予定通りに開設する意味もないかと思いますし。

ただ、それでも何だか久しぶりに明るいニュースだな…なんて。

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