フジドリームエアラインズ、全便運休を発表!

20日間の全便運休!

エアアジア・ジャパンに続く2社目日本国内で地方間路線を手掛ける「フジドリームエアラインズ」(以下、FDA)が、新型コロナウイルスの影響による航空需要の減少と、緊急事態宣言の対象区域が全国へと拡大したコトから、2020年4月28日~5月17日まで、全ての運航便を運休するコトを発表しました。

既に該当する期間に搭乗する予定の方には、メールもしくは電話にて連絡を行い、払い戻しや他期間のFDA便もしくはその他の航空津機関への振り替えを実施しているとのコト。

FDAに関する重要なお知らせ | 航空券予約・購入はフジドリームエアラインズ(FDA)

フジドリームエアラインズ(FDA)の公式サイト。名古屋小牧、福岡、富士山静岡、札幌(新千歳)、青森、岩手(いわて花巻)、松本(信州まつもと)、新潟、阿蘇くまもと、鹿児島への快適な空の旅をフジドリームエアラインズ(FDA)で航空券予約・購入いただけます。

海外では全便運休措置が取られている航空会社がありますが、日系の航空会社で、全便の運休に踏み切るのは、名古屋(中部)を拠点にしているエアアジア・ジャパンに続く2社目と言うコトになります。

エアアジア・ジャパンはそこまで路線数が多くはありませんが、FDAの場合、発表になった運休期間が合計で20日と長めなコトに加え、合計22路線で1日当たり43往復86便と、影響は小さくなさそうです。

追加の措置も検討で5月まで予約停止

FDAと言えば、この3月29日にも神戸~青森線を1日1往復で就航させるなど、新路線の開拓に余念のない航空会社。

いわゆる“幹線”での運航はありませんが、地方間路線もかなり飛ばしているコトから、羽田頼みの地方空港においては、かなり貴重な航空会社。

代替となる路線もあまり多くはないので、FDAが全便運休を実施と言うのは、小型ジェット機のエンブラエルERJ170/175シリーズでの運航で、元からさほど座席数が多くはないと言えども、影響は各所にありそうな感じです。

FDAはさらに、現時点で2020年5月18日~5月31日についても運休などの検討を行っている為、運休・減便が決定するまでの間、一時的に当該期間については、新規の予約の受付の停止を実施。

こちらに関しては、5月8日を目途に、運休・減便などの詳細を発表するとのコト。

恐らくはゴールデンウィーク明けの動向(特に緊急非常事態宣言の有無)を見ながらの展開になるのかと思われますが、引き続き、全便運休の措置が取られてもおかしくはなさそうですし、少なくとも運休・減便と言うのは出て来そうな感じです。

 

いっそ、全面交通網停止でも…

FDAと言えば、小型ジェット機での運航で、経営的にはドル箱路線も持っていない状態なので、そこまで余裕があるとも思えないですが、そもそも静岡を代表する企業グループである「鈴与」グループと言うコトもあって、全便運休がなされても、当面は生き残れるかとは思いますが、それでも一気に厳しくなるのは、間違いがなさそう。

ただバックに企業グループがあるFDAだからこそ出来た決断とも言えるかとは思いますが。

逆に、ゴールデンウィークでの感染拡大を防ぐには、航空路の運休や、鉄道やバスの大幅な減便と言うのを実施せざるを得ない様にも。

こうした所に、国民への自粛だけではなく、官公庁から直接的な支援を行って強制的な運休・減便があっても良い様な気がしなくもないですね。

高速道路に関しても、物流関係以外の全面ストップなどがあってもイイとは思うのですが…

まぁ、それはホテル業界などにも言える話なので、言い始めるとキリがない訳で、政府としても対応出来ないと言うコトなのかも知れませんけれど。

地方間路線にも果敢に挑戦しているFDA。

どうしても羽田・成田・関空発着路線に目が行きがちですが、日本の航空業界にはなくてはならない路線網だとも思うので、また全便揃って空の旅を楽しめる日が来るコトを願うばかりです。

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