JALの新LCCのZIPAIR Tokyoの就航日は2020年5月14日!

ZIPAIR Tokyoの就航日が発表!

JALが新たに設立して、就航に向けた準備が進められている中・長距離LCCである「ZIPAIR Tokyo」ですが、国土交通省航空局より、航空運送事業許可を取得しました。

「ZIPAIR Tokyo」は、初の太平洋を渡るLCCを目指している訳ですが、まずはバンコクとソウル線への就航して、体制を固め、中・長距離路線を運航する為の認可を得て行くコトが、既に明らかになっています。

JALの新LCCはZIPAIR!バンコクとソウル線からスタート!

絶賛、バングラ・インド旅行記を掲載中のこの旅ブログですが、2回ぐらい旅行記はお休みして、ニュース記事を。 多分、3月12日分から旅行記の更新は再開しま~す。 因みに、この先の旅行記は、いよいよ旅の最終盤、インドのアンダマン編です~。 JALが新たに参入する中長距離国際線向けの格安航空会社(LCC)の名称が決まりました。 …

そして、この度、バンコク・ソウル線でそれぞれの就航日の発表になりました。

・成田~バンコク(スワンナプーム)線:2020年5月14日就航
・成田~ソウル(仁川)線:2020年7月1日就航

と言うコトで、2020年の夏には2路線が揃うと言うコトになりますが、てっきり距離も短く負担の軽いソウル線から就航するのだとばかり思っていましたが、初就航地はタイのバンコクと言うコトになります。

運航スケジュールは現時点では未発表で、申請も別途行うとのコト。

通常で考えれば、「ZIPAIR Tokyo」は、就航時は機材を2機しか持っていないですし、発着時間に制限のある成田がベースになるので、バンコク線が日本夕方発・現地深夜発、ソウル線は日本午前発・現地昼発と言う感じになるんだと思うんですけれどもね。

まぁ、スケジュールよりも寧ろ、運賃額の方が気にはなりますが。
LCCと言う名にふさわしい運賃かどうかって感じです。

この2路線を着実に就航させ、その後の北米路線へと繋げたいと言うのが、「ZIPAIR Tokyo」の戦略なのですが、結局の所、LCCと言うのであれば、価格と言うのが大きなキーワード。

果たしてどこまで価格を落としてこれるんでしょうね…



座席数は、290席!

仕様機材は、JALが使用していたボーイングのB787-8型機を流用するコトが、過去に発表されていましたが、今回、同時に座席数が290席と言うコトも、同時に発表されています。

290席…

JALの同型機は、161~206席。

エコノミークラスが2-4-2列の配列と、8列しかないのがJALのB787-8型機の最大の特徴なのですが、まずはこれが9列になるんだろうなぁ…と言う気がしますね。

まぁ、8列で運航しているのは、JALぐらいですし、9列でフツーになる訳で、これで“だからLCCは席が狭くて…”と言うのは、筋違いな話。

あとは2クラスで運航するかどうかが気になる所ですが、もし2クラスだとしたら、JALのビジネスクラスをそのまま流用して行くかどうか、なーんて思ったりしてしまったり。

そのまま流用する方が、初期費用が軽減される訳ですが、もしそのまま流用して来るとなると、当たり前ですが、快適なシートが導入されると言うコトになりますよね。
それが格安の運賃で乗れるとなると、狙い目のシートになる感じがします(さすがに最新鋭のビジネスクラスシートと言う訳には行かないのでしょうが)。

ただ290席を設けるとなると、そこまで上級クラスの座席数は設けられないと言うのも、現実でしょうし、そもそもJALのシートをそのまま持って来ると、既存のJALのビジネスクラスへの影響も出てしまう訳で、幾ら初期費用が軽減されると言っても、さすがにそれはナイんだろうなぁ…

独自で開発する上級ランクのシートとなると、国内のLCCでは初の2クラスになる訳ですが、どんなシートにするんでしょう…



激戦路線の、バンコク線

ひとまずの主戦場になるバンコク線。

フルサービス型の航空会社にLCCと、各社が入り乱れている路線な訳ですが、LCCだけでも、

・タイエアアジアX
・スクート
・ノックスクート
・タイライオンエア

と4社が就航済みの路線で、「ZIPAIR Tokyo」で5社目になる訳で、どれだけ先行する他社と差別化が出来るか…と言うのも、1つのカギになるかと。

そう言う意味では、どこまで既存のJALの内装やシートを流用するのかも、重要な所になって来る様な気はします。

何と言っても、中・長距離路線を運航するLCCと言うコトで、所要時間も長くなりがちでしょうから、ある程度の快適度もLCCだからと言って、無視する訳には行きませんしね。

少しずつ情報が出始めている「ZIPAIR Tokyo」。

まだ就航まで1年弱の時間がありますが、後発組ならではの利点を生かして、人気のあるLCCに育ち、路線が増えれば良いのですが。

ってか、この「ZIPAIR Tokyo」が就航するコトで、JAL本体の路線や便数が減らないかどうかも、実は気になっているんですけれどもね。

まぁ、成田~ソウル線は、JALが撤退している路線なので(羽田~金浦線へと全便移管済み)、共食いになる感じではないのですが。

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