台北にインタウン・チェックイン登場!
台湾最大の空港の台北の桃園国際空港で、2018年10月17日から、「インタウン・チェックイン」サービスがスタートしました。
これは香港などと同様で、台北の市街地にいながら、事前にチェックインや、当日の受託手荷物の手続きが出来ると言うサービス(香港のインタウン・チェックインについては、『香港のインタウンチェックインは、やっぱり便利』参照)。
「インタウン・チェックイン」が設けられたのは、桃園空港MRT線の始発であるA1台北駅の地下1階。
この台北駅は、この路線以外にも、“台湾新幹線”の台湾高速鉄道や、台湾鉄路の循環線、MRTの淡水信義線や板南線、松山新店線(北門駅)も乗り入れている台北の基幹駅。
その台北駅にチェックインカウンターが設けられ、搭乗券を受け取れるほか、受託手荷物を預けられる様になるので、早々と空港に行く必要も、荷物を受け取りにホテルに戻る必要もなくなるので、旅程が短くても最終日まで目いっぱい台北を観光出来るようになります。
公式のYouTubeが上がってましたので、イメージは掴みやすいかと(日本語字幕アリです)。
各航空会社のチェックインカウンターの他、セルフチェックイン機も設けられ、自動で手荷物を預けられるシステムが導入されているコトもあって、オンライン・モバイルチェックインにも対応しているのも、嬉しいですね。
台北のインタウン・チェックイン利用の注意点
サービスが利用出来るのは、
・チャイナエアライン(中華航空)
・マンダリン航空
・エバー航空
・立栄航空
の4社のみなので、日系のJALやANAに搭乗する場合は、利用出来ないので注意です。
これからもっと増えて、日系の航空会社も利用が出来るようになると良いのですが。
他の注意点としては、以下の場合は、利用出来ないとのコト。
・1人で渡航する12歳以下の旅客
・団体旅行者
・ペット連れ
・規定サイズ超過の大型荷物
まぁ、多くの方は、該当しないかとは思いますが。
受付は出発の3時間前までで、朝6:00~21:30まで手続きが可能とのコト。
また、利用出来るのは、当日に桃園空港を出発する場合のみで、翌日以降であったり、より市街地に近い松山空港から出発する旅客には未対応です。
桃園空港は、MRTが開通する前までは、ちょっと市街地から離れているのに加え、リムジンバスぐらいでしかアクセス手段がなく、やや不便でしたが、開通後は、最短で35分のアクセスになっており、飛躍的に便利になっている空港ですが、これでより便利になる感じです。
ただ香港のインタウン・チェックインは、他国の航空会社にも開放されているのですが、台北は台北籍の4社だけ。
台北籍のタイガーエア台湾やファーイースタン航空(遠東航空)も利用出来ないのは、ちょっと残念な所。
また、係員のいるチェックインカウンターを利用した場合でも、荷物がX線検査を通過したかどうかを各自で確認する必要があるとのコトです。
恐らく、預け入れた荷物の中に、持ち込み不可なモノがあった場合に、インタウン・チェックインで対応すると言うコトなのだとは思うのですが、ココは注意しておきたい所。
[amazonjs asin=”B00XWO40G6″ locale=”JP” title=”台北カフェ・ストーリー(字幕版)”]日本に“インタウン・チェックイン”は出来ないのか?
それにしても…
どうして日本は、これだけ訪日外国人が増えたのに、インタウン・チェックインを設けようと言う流れが生まれないのでしょうね。
1度使ってみると、めっちゃくちゃ便利だと思うのですが(アメリカ同時多発テロの影響はあるにせよ)。
逆に、そう言う声が上がらないと言うコトは、インタウン・チェックインを使ったコトのある人が、そんなにいないと言うコトなのだろうか。
せめて関空まで距離があって観光客も多い京都と、同じく成田まで遠い東京にはあっても不思議じゃないと思うのですが。
ただその際は水天宮みたいな都心部でも不便な場所だと、あまり意味を成さない気はしますけれども。
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