ブルネイって、どんな国?
ブルネイ。
東南アジアに位置する国。
正確には、ブルネイ・ダルサラーム国。
イスラム国家であり、イギリス連邦加盟国でもある。
国王がいる(スルターン)国で、国王の権限がかなり強い国なのですが、1962年に非常事態宣言が出されて以来、ずっとそれが継続されていると言う謎さを持つ国。
首都はバンダルスリブガワン。
人口的には大した人口を抱えていない国の1つで、首都で最大の都市でもあるバンダルスリブガワンですら、14万人程度と言うぐらいの小国家だったりします。
一般的に、そこまで日本人には知名度が高くない国かも知れないが、石油や天然ガスなどの地下資源を多く埋蔵していて、1人あたりの国民総所得は日本を上回る高所得国。
実は、個人的にはちょっと気になっている国の1つだったりする。
それはそもそも訪れる旅行者が絶対的に少ないと言うのもあるのですが、マレーシア領になっているリンバン川流域を挟んで、そこまで広くない国土が、分断されていると言う所に惹かれていたり(笑)。
いや、別に国土が分断されて飛び地になっている国と言うのは、珍しくは無かったりします。
『世界飛び地大全 (角川ソフィア文庫)』なんて1冊の本になるぐらいですから。
でも、広くない国で(大体、三重県と同じぐらいの面積でしかない)、しっかりと地図で見ても分断されているのが分かると言うケースも、そう多くないので、分断された側には何があるんだろう…みたいな。
国立公園になっており、近年はエコツーリズムを売り出しているみたいなのですが、実際に行った人の話を聞いたコトがなかったりするので、何処まで盛り上がっているんだろう…とも。
ロイヤルブルネイ航空が、成田就航!
そんなブルネイのフラッグキャリアはロイヤルブルネイ航空。
ブルネイ政府が所有している国営航空でもある。
関空が出来た時に、ブルネイの首都であるバンダルスリブガワン線の就航を週2便で開始し、日本にも路線を持っていたが、1998年に休止しているのですが、2019年3月15日に成田~バンダルスリブガワン線を就航させ、日本路線を再開させるコトが明らかになりました。
In Tokyo, the sun rises with gratitude. We’re thrilled to announce that starting March 15th 2019, Royal Brunei Airlines will be flying non-stop from Brunei to Tokyo 3x weekly! #RBbetterfly #royalbrunei #newroute#brunei #japan pic.twitter.com/iAKtqulDs5
— RoyalBruneiAirlines (@RoyalBruneiAir) 2018年9月23日
就航は水・金・日曜日の週3往復で、ビジネスクラス12席・エコノミークラス138席の合計150席のエアバスA320neoで運航予定とのコト。
スケジュールは以下の通り。
BI696 成田12:00→バンダルスリブガワン17:25
BI695 バンダルスリブガワン00:35→成田07:30
ロイヤルブルネイ航空は、一時、路線数をかなり整理して中国の北京便などを休止しましたが、現在は、
・ロンドン(ドバイ経由)
・ドバイ(ロンドン行き)
・ジェッダ
・ソウル
・上海
・香港
・バンコク
・ホーチミン
・クアラルンプール/コタキナバル
・シンガポール
・ジャカルタ/スラバヤ/バリ
・マニラ
・メルボルン
に就航しています。
現状、ブルネイに行こうとすると、日本路線はないので、香港や仁川からロイヤルブルネイ航空を利用するか、
・マレーシア航空
・エアアジア
・シンガポール航空
・セブパシフィック航空
ぐらいに限定されてしまうので、(そこまで需要があるかは謎ですが)ブルネイに行くのは便利になるのは確かかな…と。
ロイヤルブルネイ航空で、何処に乗り継いで行ける?
復路は出発が未明なので、多くの場所から乗り継げる訳ですが、往路のバンダルスリブガワン着時刻が17時25分。
もしここから乗り継ごうとすると、以下の都市ぐらいなのかなぁ…と言うのが、正直な所。
行き先 | 便名 | バンダルスリブガワン発時刻 | 運航曜日 |
バリ | BI757 | 20:25 | 火・木・土 |
21:10 | 水・日 | ||
ドバイ/ロンドン | BI097 | 20:25 | 月~水・金~日 |
コタキナバル | BI825 | 19:15 | 木・土 |
21:30 | 月・水・金 | ||
メルボルン | BI053 | 20:00 | 毎日 |
スラバヤ | BI795 | 19:40 | 月・火・木・金・日 |
20:10 | 水 |
メルボルンにブルネイ経由で行くなんて、ちょっと面白そうな気はしますけれどもね。
いや…
そもそもそんなコトを考えてしまうのも、“トランジット、お好きなんですね”と航空会社に言われたコトがあるボクぐらいな話なのかも知れませんけれどもね。
因みに、過去には香港のキャセイパシフィック航空のマイレージであるアジアマイルと提携がありましたが、現在はなく、他の航空会社との提携が皆無と言う状態になっているのは、結構、珍しいのかも。
因みに、ブルネイ自体がイスラム教国家で国営航空と言うコトで、ロイヤルブルネイ航空が提供する機内食は、全て、イスラム教徒向けの食事になっており、豚肉を使う料理の提供はなく、アルコールの提供もなしです。
元々、ビジネスクラスやかつてあったファーストクラスなどの上位クラスの評判はとても高い航空会社ではありますが、やっぱり気になるのは、値段なんですよね。
東南アジア向けの料金とか、安めに出してくれないかなぁ…
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