エル・アル航空、成田~イスラエル・テルアビブに直行便就航を発表!

成田~テルアビブ、直行便就航!

イスラエルの国営航空会社である「エル・アル航空(EL AL)」が、2020年3月から成田~テルアビブ間に就航するコトが発表されました。

詳細は未発表ですが、成田~テルアビブまで、約12時間半程度のフライトで、週3往復での就航とのコト(運航スケジュールも発表になったので、最下部に追記しました~)。

日本で「エル・アル航空」と言えば、

・厳重なセキュリティ
・地対空ミサイルを避ける為のフライトガード装備
・貨物室が対爆構造
・スカイマーシャルが紛れている

と、過去にハイジャックやテロの目標とされたコトがあるので、かなり厳しいと言うので一部で知られていたりはする航空会社。

アジア路線が少なく、イスラエルよりも東側への路線となると、

・インド:ムンバイ
・タイ:バンコク
・中国:北京
・香港

の4路線ぐらいしか就航していないので、成田線が就航すると、貴重なアジア路線と言うコトにはなりますが、「エル・アル航空」は、ヨーロッパ各地への路線展開が進んでおり、ブルガリアのソフィアや、キプロスのラルナカ、ウクライナのキエフなどにも就航があるぐらいに豊富だったりはします。

アメリカ線も比較的多く就航しており、この5月にはテルアビブ~サンフランシスコ(週3往復)の運航が開始になり、2020年3月にはテルアビブ~シカゴ線の就航が発表になっており、路線網は未だに拡大している航空会社です。

今回、発表になった成田線も2020年3月就航と言うコトなので、シカゴ線と同じタイミングと言うコトになりますね。



日本~イスラエルの需要は増加中!

それにしても…

イスラエルですか。
「エル・アル航空」ですか。

2019年9月に成田~テルアビブ間にチャーター便が運航される(成田からの運航は初)予定でアナウンスされていましたが、結構、急な展開だな…と。

ってか、チャーター便は、完全に直行便就航を見据えての動きだったのだな…と、改めて思う訳で、予約具合が好調に推移したと言うコトなのかな。

実際、日本~イスラエルの経済交流も、この5年間で約30%ほど伸びているとされ、ビジネス需要で2018年は約20,000人の日本人が訪れたとのコト。

またイスラエル人の観光客も地味に多く、2018年は約40,000人が訪日したとのコトで、機が熟したと見たのでしょうかね。

מושי מושי: אל על ישירות ליפן🇯🇵 3 טיסות שבועיות לטוקיו במטוסי הדרימליינר החדשים החל ממרץ 2020 המכירה תחל בקרוב.

1,835 Likes, 79 Comments – EL AL אל על (@elalisrael) on Instagram: “מושי מושי: אל על ישירות ליפן🇯🇵 3 טיסות שבועיות לטוקיו במטוסי הדרימליינר החדשים החל ממרץ 2020 המכירה…”

因みに↑は、「エル・アル航空」のインスタグラムで、日本就航を伝える(と思われる)1枚。

日本のイメージは、こんなイメージなんでしょうかね(笑)。

いや寧ろ、ユダヤ人だけじゃなくて、全世界的に今の日本人って、こんなイメージなのかも知れないけれども(笑)。

逆に日本人のイスラエルに対してのイメージの方が、実は実態と異なっているかも知れないデスね。
やっぱりパレスチナなどの間で係争を抱えている国と言うイメージが強いでしょうし(それは事実ですけれども)。

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マイルはアラスカ航空との提携待ち

アライアンスには未加盟で、個別での提携のみ。

現状、アエロメヒコとカンタス航空との提携が行われていますが、2019年7月からアラスカ航空とのマイレージ提携が開始されるコトが発表になっています(但し、詳細はまだ未公表)。

とりあえず加算での提携との話ですが、マイルの相互利用も今後、整備されて行くとの話ではあります。

ひとまず日本在住だと成田発着の「エル・アル航空」でマイル…と言うのは、アラスカ航空一択になるになるのかなぁ…と言うのが正直な所。
アラスカ航空のマイレージプログラムは、現状だとかなり使えるプログラムですし、アライアンスには未加盟ですが、JALとの個別提携もあるので、日本に住んでいても比較的貯めやすかったりしますしね。

ってか、現状の提携先がアエロメヒコにカンタス航空って、結構、レアですよね。

そこにアラスカ航空って…

どう言う組み合わせよ…と言いたくはなります。

アジア路線が少ないのだから、アジアの航空会社との提携がもう少しあっても良さそうな感じがしますけれど、イスラエルからだとやっぱり東よりも西に目が行くんでしょうかね、観光的にもビジネス的にも。

イスラエルは、国の成り立ちからして周辺の国々との係争を抱えていますし、パレスチナ・ガザとの関係も収束する感じを見せてはいないので、観光として訪れるには身構える人もいるでしょうが、宗教都市であるエルサレムを抱え、見所が多々ある国なのは、間違いがない国でもあり、「エル・アル航空」の就航自体は、意外ではありましたが、かなり気になる感じですね。

これで一気に日本との距離も近くなる感じですし。

でも、航空券の値段とか、幾らぐらいになるんだろう…
「エル・アル航空」が高めの航空券を出して来るのか、そうでもないのか…
想像すらつかないんだけれど。

でも、成田でも“最低でも搭乗3時間前のチェックインが必須”と言うのは、変わらないんでしょうね、きっと。

[追記] 運航スケジュールも発表に!

運航開始は、2020年3月12日からで発表になりました。

ボーイングB787型ドリームライナーでの運航でスケジュールは下記の通り。

LY092 成田16:00→テルアビブ20:45 日・火・木曜運航
LY091 テルアビブ22:30→成田14:15(翌日着) 土・月・水曜運航

個人的には、テルアビブ着がもうちょっと早いと嬉しいですが、まぁ、仕方がないのかな…と。
ギリギリどこかで夜ご飯が食べられるのかなぁ…と言う感じの時間帯ですね。

逆に復路は、夕食も街中で食べられる良い感じのスケジュール。
この位の出発だと、ホントに1日を無駄にせずに出来るし、関東在住ならば、翌日からに響かないのが嬉しいですね。

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