『世界新聞』、3月で更新終了に!

世界新聞、更新終了だって。

世界新聞』と言うWebメディアが、この3月末で更新終了するとのアナウンスが出ました。

休止のお知らせ

世界新聞デスクです。 突然ですが、世界新聞を休止することになりました。 3月いっぱいで従来の更新は終了になります。

旅人がそれぞれの旅の様子を描いているメディアで、めちゃめちゃ読んでいたか…と聞かれると、ビミョーな所なのかも知れないけれど、個人的には時々、まとめて一気に読んでいたメディアだったので、やっぱりそう言うメディアの“更新終了”のアナウンスが流れると、寂しくなったりしますね。

“旅人目線で海外を伝える”と言うコンセプトを掲げていて、それをちゃんと具現化したサイトだった様にも思う。

オープンが2013年4月。
ライターが約120人で、約120ヶ国合計2,100記事が書かれたらしいです。

リアルに旅をした人が描いた記事ばかり

最近よく他で見掛ける様な、そこに行ってもいない人が書いている様なキュレーションサイトとは違って、ホントにちゃんとリアルに旅をした人が描く記事ばかり。

1人あたりの記事はそんなに多くはない様にも思うけれど、やっぱり旅を終えてしまった人は、なかなか“旅の情報を発信する”と言うコトをしなくなるからなのかな。

そもそも日本に帰って来てしまうと、“旅人目線で海外を伝える”と言うコンセプトを守りつつ旅の様子を描くと言うのは、少しずつ難しくなって行くモノ。

そもそも“旅人目線”と一言で言っても、旅になれている人と、慣れていない人では、目線の位置も高さも違う訳だし、旅人も帰国してしまうと、日々の生活に追われるモノだから。

ライターの数も多いと、記事の数は確かに多くなるけれども、旅の仕方も十人十色な訳で、統一感も薄れて来るモノで、コンセプトをしっかりと維持しながら、中身のある記事を更新して行くのは、難しいんだろうなぁ…なんて思ったりも。

だけれど、開設以来、アクセス数は旅メディアとしてはかなり多いと思われるし、累計で63万PVと言うヒット記事もあるのに、何故、更新を止めちゃうんだろう…と。

デスクが他の事業に専念すると言うのが、公式発表にあるのですが、そもそもこの2年弱は編集長も異なっている訳で、それならば、そのまま続行すればいいのに…とすら思ってしまう訳で、やっぱり残念だなぁ…と。

まぁ、色々な思惑や考えがあっての発表なのでしょうが。

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継続するのが難しい旅メディア

結局の所、なかなかWeb媒体の旅メディアは、維持されない。

いや、これは別にWeb媒体に限った話じゃないのかも知れないけれど。

旅の時間は旅でしかない。
でも、いざ旅が終わってしまうと、旅人は旅人でいられなくなる人がほとんど。

だからなのだろうか。

それは書いている側もそうだし、読んでいる側もそうだし。

最初は良くても、旅から離れれば離れるほど、自分の興味も移り変わって行くモノだし、日々の生活に追われるモノでもあるし。

tabippoの様に、「旅を伝える」ではなく、「旅の楽しさを伝える」。
そして、そこから派生するモノで収益化すると言う流れであれば、まだ継続して行けるのかも知れないけれど、PVとアフィリエイト以外にちゃんと収益源がないと、それで生計を立てるのも難しい部分があるのかも。

アクセス数がかなり多いこの『世界新聞』ですら、短いかどうかは別として、5年間の活動だった訳で、個人のブログなんて、もっと短くて終わってしまうコトがほとんど。

『世界新聞』の記事は、個人的には“ちょっと痒い所に手が届く”様な記事が多いと思っていたので、しばらくはアクセスがあるかとは思うけれど、やっぱり少しずつ読まれなくなってしまう訳で、折角の情報が眠ってしまうコトにもなる(別に閉鎖する訳ではないみたいなのは嬉しいですけれど)。

旅が終わってからも、旅人が旅人としていられる。
旅が終わってからも、旅の情報を発信し続けられる。

そんな生き方は、どうやったら出来るんだろう…

『世界新聞』の更新終了の報を聞いて、ついそんなコトを考えてしまった。

ってか、そんなコトを書いているこのブログだって、結構、日々の更新はカツカツなんだよね(笑)。

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