はるか、昼時間帯も一部で運転再開!
関空と大阪や京都・滋賀を結ぶJR西日本の関空アクセス特急「はるか」。
コロナの感染拡大により需要が激減したコトやまん延防止などの措置が取られたコトもあって、2020年9月1日以降、昼時間帯の運転が休止されていましたが、6月10日からの外国人観光客受け入れ再開と言うコトもあり、2022年7月1日から昼時間帯の一部の列車の運転再開がアナウンスされました。
実現すると、約1年10ヶ月ぶりに、昼の運転再開と言うコトになります。
再開日程|2022年7月1日~
予約開始日|2022年6月24日~
運転再開本数|
10:00~17:00台に京都駅を発着する「はるか」1日14本
まだ全ての列車の運転が再開に…と言う訳ではなく、1日14本(京都発7本・関空発7本)のみ。
ただこれで1日の運転本数は合計38本に。
京都発・関空発とも、概ね1時間に1本で運転が行われると言うコトに。
コロナ禍以前は、60本が運転されていましたから、約60%弱にまで再開されると言うコトになります。
大阪市内とかならば、別にJRの快速でもクロスシート車両がやってくるし、南海で移動しても、そこまで不便さはないですが、京都やその先まで…となると、やはり「はるか」は便利。
1度、座ってしまえば、乗り換えもなく、ずっと座って行けますしね。
大きな荷物を持って移動するって、やっぱり面倒ですし、大阪駅で乗り換えるとするとその後は恐らく、座って行けないですしね。
コロナ禍でなかなか明るい話題も少なかったですが、これからは少しずつこうしたニュースが増えて行けばイイのですが…
ラピートは既に全列車で運転再開!
で、今回、運転が再開になるのは、以下の列車。
関西空港行 | 関西空港発 | ||||
列車名 | 発駅・時間 | 着駅・時間 | 列車名 | 発駅・時間 | 着駅・時間 |
はるか19 | 京都10:30 | 関空11:54 | はるか14 | 関空10:16 | 京都11:34 |
はるか23 | 京都11:30 | 関空12:50 | はるか18 | 関空11:14 | 京都12:34 |
はるか27 | 京都12:30 | 関空13:50 | はるか22 | 関空12:14 | 京都13:34 |
はるか31 | 京都13:30 | 関空14:50 | はるか26 | 関空13:14 | 京都14:34 |
はるか35 | 京都14:30 | 関空15:50 | はるか30 | 関空14:44 | 京都15:34 |
はるか39 | 京都15:30 | 関空16:50 | はるか34 | 関空15:14 | 京都16:34 |
はるか43 | 京都16:30 | 関空17:51 | はるか38 | 関空16:14 | 京都17:34 |
基本的に言えば、京都発だと00分発が、関空発だと44分発が運休中と言う感じですね(詳しくは公式サイトから確認ください)。
ただ朝方の運転は通常通りの運転ですし、夕方~夜の時間帯ににかけても、1時間に1本の運転は行われているのは、ありがたいと言うコトにはなりそう。
因みに、アクセス鉄道としてはライバルになる南海の「ラピート」。
こちらもコロナ禍以後、昼の時間帯を中心に運休が行われてきましたが、「ラピート」の方はやや早く2021年10月30日から土休日で、2022年5月2日からは平日も全列車での運転を再開しています。
南海の「ラピート」は、一早く運転を再開したのに対して、JR西日本の「はるか」は、まだ運休している列車が残ると言う状態なのは、対照的な感じはしますね。
それだけ「はるか」は訪日外国人観光客の利用が多かったと言うコトなのかな?
と言うよりも、寧ろ、京都に向かう需要が強かったと言うコトかな。
成田エクスプレスもまだ運休残る…
因みに、空港アクセスと言う面で見ると、成田空港への京成「スカイライナー」は、2021年10月30日から全列車で運転再開。
JR東日本の「成田エクスプレス」は、朝夕時間帯を除き運転休止を行なってきましたが、2022年3月12日から昼時間帯も上下合計18本の運転を再開したので、「はるか」同様、まだ若干、運転が休止になっている列車がある状態。
こうして見ると、やはりJRより私鉄の方が、一早く運転再開していると言う感じがするのは、気のせいだろうか…
名鉄の「ミュースカイ」が、昼間の時間帯で運休しているから、一概には言えないけれど。
まぁ…
「成田エクスプレス」の運転再開は、同時に千葉駅への停車も含めて再開になったので、あくまでも空港アクセスに焦点を絞った感じではない気はしますけれどね。
ただ「はるか」も「成田エクスプレス」も、全便の運転再開まであと一歩と言う感じなのかな?と。
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