ANAと吉祥航空がマイルで提携!
ANAと中国の上海吉祥航空(以下、吉祥航空)が、2018年3月25日から、マイレージの提携とコードシェア便の運航を開始するコトが発表になっています。
まずマイルの方ですが、2018年3月25日搭乗分より提携がスタートし、ANAのマイレージ会員は、吉祥航空が運航する全便でマイルの積算が可能になります(吉祥航空のJuneyao Air Club会員はANA運航の全便)。
コードシェア便は、2018年3月22日から実施され、以下の吉祥航空運航便でANA便名が付与されます。
・上海(浦東)~羽田・セントレア・関空
・南京~関空
・上海(浦東)~西安・ハルビン・長春
・上海(浦東)→重慶
逆にANA運航便で吉祥航空の便名が付与されるのは、以下のフライトです。
・上海(浦東)~羽田・セントレア・関空
・関空~羽田・新千歳・那覇
吉祥航空と言えば、スタアラのコネクティングパートナーであり、週3便ですが羽田深夜便なども飛ばしている航空会社。
国際線はまだそこまで多くはナイので、日本在住で利用出来そうなのは、やっぱり日本~上海線と中国国内と言う感じが。
関空~上海線は、1日3本出ているし、那覇・新千歳~上海などもデイリー運航なので、そこまで知名度が高い航空会社と言う訳じゃないけれど、案外、利用はしやすい航空会社になりつつあるかも。
上海と南京にベースを持っていて、日本路線としては、銀川(上海経由便)・厦門(上海経由便)などもあったりします。
[amazonjs asin=”439815440X” locale=”JP” title=”ことりっぷ 海外版 上海 (旅行ガイド)”]羽田便はかなり格安な吉祥航空!
因みに、この吉祥航空の羽田便ですが、深夜便で週3便運航と言うコトもあって、お値段も安い航空会社だったりします。
例えば、2018年5月14日羽田発5月20日上海発をスカイスキャナーで調べてみると、こんな感じ。
吉祥航空が27,624円。
春秋航空が27,735円。
画像には映してませんが、その次にスカイスキャナー上で安いのは、中国東方航空(羽田17:50発・上海発8:40発)の35,650円。
燃油サーチャージなどに差があったりはしますが、それを加味したとしても、LCCである春秋航空と同じ様な値段で航空券が販売されていたりします。
でも、吉祥航空は紛れもなく、フルサービスの航空会社なんですけれどもね(特に往路は深夜便だし、搭乗時間も短いので、フルサービスが必要かどうかは別として)。
吉祥航空は、スタアラのコネクティングパートナー
吉祥航空がスタアラのコネクティングパートナーになっているぐらいだから、こうした提携はいずれ生まれても良さそうな気がしましたから、そこまで驚くニュースじゃないかも知れませんが(寧ろ、距離的にも近い航空会社同士なので、コネクティングパートナーになった時点で、提携があっても不思議じゃなかったとも思います)。
吉祥航空は、あくまでもスタアラのコネクティングパートナーと言う扱いなので、スタアラに正式加盟している航空会社と違って、個別に提携する仕組みになっているので、吉祥航空と提携があるのは、
・エアカナダ
・中国国際航空
・エバー航空
・シンガポール航空
・ユナイテッド航空
の5社のみ。
そこにANAが加わると言うコトになります。
中国から北米に向かうお客を取り込みたいANAと、中国国内線に導ける吉祥航空と言う思惑なのかな、今回の提携は。
それにしても…
提携発表から開始までの期間がやたらと短いですね。
スタアラのコネクティングメンバーだったから、実務的には楽だったのかな。
まぁ、すぐにGWもあるし、利用者から見れば、喜ばしいコトだけれど。
因みに、吉祥航空の子会社にはLCCの9Air(九元航空)があります。
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